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[良い点]
鐚銭程度は知ってましたがお金自体の価値っておあまり気にしたことがなかったので新鮮でした。
[気になる点]
東西で宋銭と永楽銭の価値に差があるなら両替で儲けれるんですかね
(南蛮人は金銀レート差で濡れ手に粟状態だったそうですが)
東西行き来する商人なら気づかないはずないので儲けが出ない程度の差益なのかな?
  • 投稿者: なぱち
  • 2024年 06月09日 08時57分
[良い点]
ご自身で書かれているとおり、あまり注目されない観点の話で面白かったです。

できれば金とか銀とかの話も読みたいところですが流石にこれだけ間が空いてると続きを書くのは難しいのでしょうか。
[気になる点]
以前、別の方の作品を読んでいて「なんで設備が残ってるところとかもあったのに銭を鋳造しなくなったんだろ?」と疑問に思ったことがあって調べたところ、

《渡来銭と真土-鋳造環境からみた七条町・八条院町の立地条件-》東 洋一
https://www.kyoto-arc.or.jp/News/kenkyu/10azuma.pdf

では成分分析を武器に、

「中世日本は銅が不足していた。銭の輸入とは実質銅地金の輸入。当然、市中で流通している銅銭も場合によっては鋳つぶされて銅製品の原料に化ける」

という、納得できるけどある意味脱力ものの構造が指摘されていて目から鱗が落ちました。
計数貨幣だと思っていたら実は秤量貨幣だったとは…

感想ありがとうございます。
思った以上に需要が無かったためモチベーション低下とリアルでトラブルが多発してしばらく来なかった期間があり気がついた放置してました。

面白い記事有り難うございました。
読んでみてなるほどと思いました。
記事にある「なぜ中国側が高く評価された銭で日本の物を買いまくらず…」とありますが買ってます、買いまくりです。
南宋は森林資源が少なく日本から多量の木材を輸入してます(木材も立派な戦略資源です)。実際に重源上人は周防国の木材を南宋に売って銭を受け取りました、その銭で経費を賄ったり銭自体を鋳潰して大仏の材料にしてます。
当然ながら博多商人も木材を輸出しまくります。
南宋滅亡以降の日本の輸出品に刀や硫黄がありますが刀は鉄なんですよ。鉄は当然戦略物資です。
硫黄は火薬の材料です。

それと一番重要な点ですが朝貢とは中国が実を捨てて名を取る制度です。元々利益度外視です。
建前とは別に倭寇の密貿易等では日本の銀が流出しまくりという実体もあります。

銅銭は金銀に比べたらまだ計数貨幣寄りですけど金属の貨幣である以上秤量貨幣的側面もあるのは仕方ないですね。一貫の束の重さが規定重量なければ追加の銅銭を出さないといけないという不文律もありましたし。
計数貨幣的側面としては政治的要因次第で価値が変わること
例)大内氏や博多商人は明銭より宋銭を高く評価し、さかい銭という私鋳銭は銭として認めていない(さかい銭での納税や取引の禁止)。
北条氏は永楽銭を高く評価(税金は永楽銭で納める)
信長による選銭令の失敗からの銅銭自体の信用崩壊
とか面白いのですよ。

金は清盛以降の銭流入からの貫高制成立の課程と、大内氏滅亡の余波から貫高制崩壊と石高制成立の課程を前提に、奥州砂金→武田信玄による甲州金→秀吉による贈答用金貨→徳川家による小判発行という流れは考えてます。
銀は、、、脱線しまくりますね……

需要がありますかね?
なろうでこういうのを必要としてる方は極少数な気がします。いても10人ぐらいかな
  • 弘世
  • 2020年 05月05日 01時26分
[良い点]
いや、ためになりました。
なろうで歴史系小説をたくさん読ませていただいてますが、銭だけを取り上げて詳しく解説してあり、他の小説読む際の参考になります。
このようなシリーズを続けられるのであれば、期待してます。
  • 投稿者: ふうた
  • 2018年 11月24日 17時38分
おっ。初の感想。
ありがとうございます。

あんまり反応ないから需要はないと思ってました。
次は貫高制の成立と崩壊、石高制を執筆中。
ウィキペディアの説明でもいいのですが背景が薄いから銭の流れを書き足してます。
  • 弘世
  • 2018年 11月28日 14時44分
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