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[良い点]
久々登場の四人の亡霊たち。彼等が真祖帝だった女性と親しい間柄だったとは。真祖帝の死を心から悲しんでいるのが伝わりました。武人の亡霊が治外の民の初代長の弟と判明。まだわからない野がのっぽとでぶの亡霊の出自。この二人は何者なんだろう。のっぽと女の亡霊ってまさか恋仲だったのでしょうか?

アリサの登場で臨戦態勢の四人。でぶの亡霊さえ顔つきを変えるとは……アリサはやはり恐ろしい。

マザーことアンジェラ。真祖帝を憎んでるというけど、アンジェラの実年齢って実は何百歳ということ!?

コーネリアに仇なす竜アンジェラと女帝アリサ。また途轍もないバトル展開になるかもしれない予感がする……継承が途絶えたメルヴィルの技がいくつか復活するかもしれないかも。

五人目の七妖衆誘惑のゴルゴナ名前のみ登場。アリサの台詞からしてアディスよりなのかもしれない。残り二人も奇人寄りなのかな……

監獄行きになったシャイロック兄妹。二人共に発狂しそう。アンブロシーヌ意識戻ったら「何で私がこんな目に!?」って自分の行い棚上げしてまた金切り声上げそう……デクスターは「自分はこれだけのことをしたんだな……」と猛省しそう。

そして何やら秘密兵器?登場のブロンジュ号。マッツオがいるから使えるということはかなり力が必要ってこと?しかしマッツオも乗船してたとは。むしろ赤子スカーレットを同行させているのが普通だったら異常なのだけど……

[気になる点]
私の読解力不足かもしれませんが、二章の舞踏会でブラッドの女装の伏線は回収されたのでしょうか?
  • 投稿者: HiNa
  • 2022年 10月06日 11時49分
アンジェラはずっと生きてます。この作品では最年長です。アリサとはパターンは違いますが、普通の人間の何十倍もの時間を研鑽に費やしてきてます。なので、あほみたいに強いのです。

「真の歴史」でアリサが彼女を倒したときはかなり苦労させられています。

アンジェラは鍛錬の時間が膨大すぎるので、「真の歴史」のブラッドより技量は上です。ただそのあまりの強さゆえに傲慢な部分があるので、その隙をついて彼ならなんとかするかもしれませんが……。

四人の亡霊さん久しぶりの登場です。何年ぶりかなので、会話が違和感なく書けたか心配です。でも、芝居がかった口調の彼らとアリサとの会話は楽しかったです。すぐ物騒な雰囲気になるのが問題ですが……。

メルヴィルのは失われた秘伝は、あきらかに復活フラグが立ってますねー。コーネリアさん強化イベント発生準備に入りました。

七妖衆ゴルゴナは、アリサの侍女役みたいなのをさせようと思ってます。性格は一見ノリがよさそうですが、狂気がちらちらのぞく感じです。もともとアンジェラのおつきをやっていた設定にしようと思ってます。アリサのほうが面白そうだから、今はこちらの陣営にいます。

監獄のシャイロック兄妹は、くわしい描写はしないつもりでしたが、おもしろそうなので少し触れることにします。ありがとうございます!!

ブロンシュ号の謎システムは、帆船としてはぶっ飛んだものです。ただ大帆船というのは、くそ面倒くさい操作と人海戦術大前提というのをまず表現しなければいけないので、自分の力量でそこらへんを書けるかどうかが心配です……。異世界恋愛ものでいったいなにをやってるんだか……。

赤子スカーレットは置いていこうとも思いましたが、彼女がいないとどんどんストーリーが陰惨になっていくのです……。落水した人々に危機としてサメが群がり、海域はまっかな血とちぎれた内臓が漂う宴と化した。オーケストラのかわりに断末魔の悲鳴が響き渡り、それが次々に海中にひきずりこまれ消えていく……みたいな。

二章の舞踏会のブラッドの女装の伏線は回収されてません。

ほんとは「108回」でスカーレットに優しくされて勘違いし、彼女を手籠めにして自分のものにしようとした下衆くん(本編では実行前にアリサによって虐殺されました。王家親衛隊になりそこなった悪党が出てくる回です)が、「109回」では心がゆがむ前に、天真爛漫な謎の少女(笑)ブラッドとのダンスによって自信を取り戻し、いいヤツになり、ほのかな恋心(噴飯)をその少女抱き、のちにスカーレットたちの協力者になる、という予定でした。

ロナの悲劇的なメインストーリーとあまりにそぐわなく断念しました。寄り道しすぎになってしまうし。

結果ブラッドはただのルビーの気まぐれでおしゃれアップした犠牲者に成り果てました。あはれ……。
  • なまくら
  • 2022年 10月08日 06時12分
[良い点]
おっひっさっしぶりです!!!
もう定期テストがあるってことで書けてなかったのに中間試験も終わってしまいました笑。

読めてなかったとことか全部読んだのでまとめて言わせていただきます。1話1話書いてると1日が終わりそうなので(^◇^;)

まずは!!2章完結おめでとうございます!!!!!!長かったですね、、、舞踏会編、、、約3年、、、。でもその分すごく楽しかったです!!

ロナは彼女なりの人生を全うして、コーネリアさんは双子を産まれて。そして3章では待ちに待った過去編混ぜたクソゴミ王子ども編、ですかね?あれエセルリードですか?

あとちょっと気になるのはロニーとテディたちですかね、、、。今回は彼ら、騎士団に入ったり、昔やりたかったことできるといいんですが!!

そしてロナルドとセオドア!!!
ロナルドくんはパッパ似、セオドアくんはママンにということで!!めっちゃ楽しみです。スペック人外個性的な美形家族になりそうですね!!!??
あと、よろしければ彼らのスペックと髪色を教えていただけないでしょうか!

コミカライズで、猛虎元帥シュタインドルフと、ロナを見るのがめちゃめちゃ楽しみでーす!!!

あとあと、ジーベリックとマルコくんも!!ジーベリックも豪快そうですが気の良さそうな楽しそうな人ですね!!
マルコくんはいい性格してますねー!!強かな感じが好きです。中世的な顔立ちっていうのもポイントです!なまくら様と好きなタイプ似てるかも、、、!!!!

、、、すみません!やることがちょっとあってここまでで失礼します!
ああアリサとかデクスターとかコーネリアさんとかロナとか紅の公爵とかスカとかブラとかセラフィとかもっともっと書きたかったのに!!!

では最近寒暖差が激しいのでなまくら様もお体にお気をつけて!
それでは失礼します。
[一言]
アンブロシーヌ皆様、胸糞胸糞言われてますが、あーいうタイプの悪役わたし嫌いじゃないですねー。

他人のことなんて顧みず、金の亡者で能力低い傲慢さんで、人のことぽんぽん殺しちゃいますけど、その分自由に生きてるのでなかなか好きです。

捻じ曲がっちゃってる具合が等身大で好きです。

最期はやっぱり悪人にふさわしいものを受けるんでしょうけど。
  • 投稿者: マツリカ
  • ~14歳 女性
  • 2022年 09月29日 17時03分
お久しぶりです!!

試験お疲れ様でした!! ありがとうございます!! ほんとに2章長かったですね。長すぎやん……。

3章はクソ王子達ひとりひとりと戦うというよりは、趣向を変えての各勢力入り乱れての「シャイロックの遺産」の争奪戦です。エセルリードはその鍵を握っています。イメージ的にはルパン三世のテレビスペシャルに近い感じでしょうか。つまりエセさんは3章のヒロイン役(笑)

まあ、そんなに上手にはいかんでしょうけど。

のちのむきむきエセルリードを知るスカーレットは絶句するでしょう。

スカーレットの双子の弟達のスペックはちと迷い中です。本性アリサに惹かれるかどうかで、役割ががらりと変わってしまいます故。アリサに「二人の姉の戦いの行方を見届けなさい」と言われるようになるのか? それとも恋してアリサを支えたいと願うのか? あるいはスカーレットをサポートし、大活躍するのか? それとも双子が敵味方に分かれ戦うのか? 

むずかしい……。フローラとの関係もありますし。

髪の色と瞳も考慮中です。特に瞳の色。片目づつ赤にしようと思ったのですが、それだと推しの子みたいに……。決定まで少し時間をください。

ジーベリックはマルコくんのお尻に敷かれています。でも、実際にはたぶんマルコくんのほうがジーベリックに惚れこんでいます。マルコくんが先に死んだら、ジーベリックは

「バカヤロウが。若いヤツが俺より先に逝くんじゃねえよ。せめて、おまえの生きた証に、これから勝利を与えてやる……。そのときはおまえの憎まれ口を思い出して、泣いてやらあ」

とか言って無双しそうですが、ジーベリックが先に死んだ場合は、マルコくんの未来が思い浮かびません。たぶん殉死に近い形で、いい性格のキャラを貫いて死ぬのでしょう。

かわいそうなので、なるべく殺さないようにします。

そして珍しい!!

まさかのアンブロシーヌファン!?

アンブロシーヌは小者の欲望まき散らしです。強キャラの悪役に善人が殺されたのならまだしも、この手のゴミ悪役にやられると、読者の皆様もフラストレーションがたまるとはわかっております。

しかし、人生のやるせなさや無情さをより感じさせるには、こいつのほうが……。

でも、マツリカさまのおっしゃるとおり、アンブロシーヌのほうが悪人としては等身大ですね。まっすぐ腐ってます(笑)。希釈すればわりあいクラスに一人ぐらいいそうな性格してます。

どうかマツリカ様もご無理されないで、勉学の励んでお過ごしください!!

やることすべて終わったあとでも、御感想は間に合います。更新速度そこまで早くないですから。
  • なまくら
  • 2022年 10月01日 04時04分
[一言]
シャチと赤シャチは北斗の拳かねぇ となるとエセルリードはシティハンターで冴羽獠やミックが打たれたADがモデルかね?
この世代のジャンプ読者?もしくは再放送で繰り返しアニメを見た人かな?

どっちせよエセルリードがオーラを纏い口から蒸気のように息を吐きだし 目が発光する北斗の拳の強敵のような姿で再生された
  • 投稿者: 大王具足虫
  • 40歳~49歳 男性
  • 2022年 09月26日 19時00分
おおっ!! 鋭いです!!

本作の「シャチ」艦隊で使われている船の元ネタは、ジーベック(ジーベリックという艦隊司令の名はここから取りました)という快速帆船でして、小さな大砲を数十門積んで、地中海を暴れ回ったそうです。

その獰猛さから、地中海の虎と呼ばれてました。

そして、魚に虎で「鯱」……「シャチ」!! 北斗の拳の南斗六星より強いのか弱いのか判断に苦しむ彼をやっぱり思い浮かべました。あと海賊の赤シャチ親父殿も。で!! 開き直って逆に踏みこむことにしました。名前かぶりぐらいなら、教えて著作権にはならないだろうと。

北斗の拳はすごいです。「設定」に引っぱられず、キャラを優先するというのをあんな長期にわたってやってのけるとは。あやかりたいとう願いもこめてます。

ちなみに「シャチ」艦隊の他の艦は「黒シャチ号」、「黄シャチ号」などとても安易で考えやすい名前になっています。

AD、エンゼルダストですね。槇村兄が死んだりで他のエピとは異色の雰囲気でしたが、グラスハートの初期のダークさでさもありなんとなりました。編集さんに暴走を止められてたのかも。あれも強烈ですが、自分の漫画の麻薬のイメージは、新谷かおるの砂の薔薇のほうが強いかもです。

エセさん、カイオウさま化警報発令中!!
  • なまくら
  • 2022年 09月26日 20時50分
[良い点]
エッ、エセッ、エセ…エセルリードぉぉぉぉ!!!!!マリーちゃぁぁぁぁん!!!!!!切ない…切ないです、本当に…。

なまくら様の文章での状況の描写力がお上手すぎるので、情景が目に浮かんで、涙が止まりません………。早く、早くスカーレットちゃんと出会ってくれ、エセルリード……。

最愛の恋人を失った彼の心の傷が完全に治ることはないのでしょうが、少しでも報われてくれたらと願わずに居られません…。

ジーベリックとマルコくん…。うわぁぁぁぁ…!!!!新キャラですね…。またまた魅力的な方々な予感がぷんぷんします。

スカちゃんの味方になって欲しいですが、敵になったとしても、アンブロシーヌやバイゴット夫妻ほど最低なキャラではないと思いたいです…。

それにしても、本当に、なまくら様のキャラクターの幅はどうなっていらっしゃるのでしょうか…。最近は予想もしてなかった系統の素敵なキャラクターが増えていくので、毎回毎回次回更新が楽しみでたまりません…!!!!
[一言]
スカーレットちゃんの弟くんたち…ロナルドくんとセオドアくんのビジュアル情報が欲しかったりします…。

髪色や瞳の色はネタバレになっちゃうかもしれないと思ってますし、個人的には本編で明かされて欲しいので、コーネリアさんと紅の公爵のどちらに似たお顔立ちかだけ、知りたいなと思っていたりします…。教えて頂けたり…しますかね…??

最近、急激に涼しくなって来ましたが、どうか体調を崩されませんようにお気をつけ下さい!
  • 投稿者: さくさく
  • ~14歳 女性
  • 2022年 09月25日 23時47分
お気遣いいただきありがとうございます!!

では、お言葉に甘え、双子の弟くんの髪と瞳の色は本編で。

顔立ちは、ロナルドくん(スカパパの涙をスゥエーしてかわしたほう)は紅の公爵似。セオドアくん(スカパパの涙をブロックしたほう)はコーネリア似です。

性格はロナルドは冷静。セオドアは活発です。でも、ぶちきれると何やらかすかわからないのはロナルドのほうで、意外と泣き虫なのがセオドアのほうになります。

このへんはロナの双子の弟達の性格を踏襲してます。

エセルリードは、ロナと並んでこの作中屈指の不幸な目にあうキャラなので、なんとか幸せになってほしいものですが……。恋人マリーのことを思いだすと、自分で自分を責め、みずからを罰するように不幸な道を選びそうな気もします。

素敵なキャラ!?  

ありがとうございます!! 今後も非力ながらいろいろなキャラを生み出せるよう精進します。引き出し増やさなきゃ……。

ジーベリックとマルコ少年はかけあいが出来るので助かります。

マルコ少年は冷静沈着ですが、むふふふ顔やジト目、しらけ顔などのギャグ顔をしてるときは、両ほっぺに赤丸ができると脳内設定してます。マルコつながりのちびまるこちゃんや母をたずねて三千里からです。

ジーベリックは口髭生やそうか迷ってます。あるいは無精ひげと状況によって使い分けるか。

どうかさくさく様もご健康にご留意されまして!!


  • なまくら
  • 2022年 09月26日 07時34分
[良い点]
俺も…!俺も君のそばに…!!!!
エ、エ、エセさぁぁぉんううう
エセさんの最後の理性を留めていたのがマリーへの想いというところがやっぱりエセさん!
でもマリーのところへ行きたい気持ちもみえるから死に急ぎそうで怖い…
[気になる点]
アンブロの悪逆覇道は止まることを知らない!
でも小悪党すぎてこれ以上は出番なしかな?
スカ3歳到達まで生き残る気配はない!

過去生で味方だった人が今世では敵というパターンも見てみたい…敵というか他の派閥でも(いや、スカは元々の味方少ないから増やさないとだけけれど…五人の勇士とか四王子とか七妖衆とか四家の怪物とか強大な敵がおおすぎぃ)
[一言]
復讐鬼となったエセさんはどこへ向かうのか!?
そして今世でシャチを駆る新キャラたちはどう動くのか!?
赤ん坊に戻った(違)スカは無事に3歳に戻ることができるのか!?

確かに新キャラ増えてますし、視点が飛びすぎると混乱したりシリアスが薄れるので山場以外は今回くらいの分量でも全然良いと思います!

海戦大変だと思いますが期待しています!

  • 投稿者: 流浪人
  • 2022年 09月25日 20時34分
エセさんは一歩まちがえば自爆してしまいそうなキャラです。

もし恋人のマリーのことをすべて思い出し、さらに復讐が彼女が決して望むものではないと知ったら、無茶やって死んじゃうかもしれません。マリーの心に気づかず復讐を遂げても、やっぱり死んじゃうか廃人化するかもしれません。死亡フラグが立ちまくっているので、へし折るのが大変です。

アンブロシーヌはさっさと殺してしまいたい気持ちもあるのですが、こいつをスカパパあたりで殺しちゃうと、復讐鬼エセルリードが生きる理由がなくなります……。

マリーのお墓の前で笑顔を取り戻して自殺しちゃいそう。困ったもんです。

エセさんは三章の要なので、物語が即終わってしまいます……。

かつての味方が今回は敵!! いいですね!! 

でも、「108回」ではスカの味方だった連中が少なすぎて……。ライバル扱いだけど、王位継承戦を争った候補者たちあたりか、落城の際にも女王スカのために戦った老兵たち。女王親衛隊。それにスカに心酔していた〈治外の民〉を焼き討ちした司令官ぐらいでしょうか。

スカのメンタル値がごりごり削られそうです。

「真の歴史」のほうならよりどりみどりです(笑)ソロモンとかすでにあやしいメガネ全開で行動してます。他にも……。

新章はしばらくごちゃつくので、場面転換や回想シーンは抑え気味にいくつもりです。といいつつ、「108回」で「シャチ」艦隊がスカーレットを見逃すシーンはきっと出てきますが。

難敵ですが、味方として出てきた場合は、「……借りは返すぞ。ここは任せてもらおうか」と見せ場をかっさらっていく連中です。

スカが早く成長(?)できるよう、さくさくお話を進めていきます。

海戦……ぐはっ!?

火薬なしとした作品世界のしばりが辛いです……。
大砲があれば、もっと簡単なのに……。
もっと古代だったら、ラムアタックが使えたのに……。

保険として特殊地形の〝アギトの海域〟をフィールド設定しているので、そちらでなんとかがんばります!!
  • なまくら
  • 2022年 09月26日 03時14分
[良い点]
実弟に致死量の劇薬を投与する外道な姉アンブロシーヌ。兄デクスターもやり過ぎと言って躊躇したのにどこまでも最低なのか!アンブロシーヌ、更に地獄に堕ちろと願ってしまう。それにしてもこの三人何故こうも性格が違い過ぎるのか。実はエセルリードだけ腹違いだったりして。父デズモンドも本当の思惑を話していないのですか?まあ話してたとしても「そんなこと知るか」みたいな感じだったんだろうな……だから末子のエセルリードを後継に選んだんだから。

廃人になってしまったエセルリード。でも決して忘れられないマリーへの愛とシャイロックへの復讐心で何とかかろうじて復活。それにしてもこの作品、愛する女性を喪った人ほど地獄を見るんでしょうか。「108回」の五人の勇士、コーネリアを喪ったヴェンデル、メアリーを喪ったマッツオ、そしてマリーを喪ったエセルリード。「109回目」の今回は五人の勇士、ヴェンデル、マッツオはまだ救いがありそうだけど、エセルリードは本当にどうなるんだろう。かつての幼いスカーレットが言った「貴方の笑顔が大好きです」は、今回も届くのだろうか。今赤子だけど……

そして敵国から新キャラ登場!ジーべリックとマルコ少年。敵だけどイカレ王子と違ってマトモな感性。敵国版オランジュ商会。この人たちも良いキャラしてて敵で終わって欲しくないと思ってしまいます。
  • 投稿者: HiNa
  • 2022年 09月25日 10時34分
アンブロシーヌは安定の外道っぷりです。能力は大したことなく、そして大した理由もなく、重要な善人キャラの人生を踏みにじっていくとんでも女です。生きてる限り害をふりまくでしょう。反省しないし。デクスターと違い、死に際でも改心させる予定はないので、思う存分に罵ってやってください。

強さとカリスマをそなえたアリサと違い、能力低いアンブロシーヌの「悪」のキャラを立てようとすると、どうしても懸命に生きている弱者や善人を罪悪感なしに不幸にしていくという最悪の形になります。

その下衆っぷりゆえ使い勝手はいいんですが、つい油断するとスカーレットパッパあたりが殺しそうな流れに。

なまじ有能なキャラならとっくに殺されてます。悪運のステータスだけは高いのかもしれません。

デズモンド会頭はアンブロシーヌとデクスターのふたりの性格を見抜いていたので、後継に選びませんでした。「シャイロックの遺産」は同胞を救う最後の切り札なので、私物化する危険性のある奴らには存在さえ教えてません。このふたりはエセルリードと同腹ですが、まあ性格は真逆です。ほんとになんでなんでしょう。

恋人のマリーが理不尽に殺されさえしなければ、平凡でささやかな人生を選ぼうとしていたエセルリード。その重責ゆえ後継の息子エセルリードからマリーを遠ざけようとしたデズモンド会頭。彼は結果としてマリーを殺すことになったことを激しく後悔しています。運命のかけ違いさえなければ、ちょっと怖いけど優しい親父として、息子とマリーととも食卓を囲む未来もありえたでしょうに。彼もまた深い愛ゆえに不幸になった人間です。

愛する女性を喪った人ほど地獄を見る作品……。げっ、本当ですね!! 今気づきました。たぶん恋人が亡くなってもずっと愛し続けることができる男達が好きなんだと思います。そして、それほどまでに愛された女性たちの生きざまが。

スカとの出会いがエセの救いになるのはたしかです。ですが、それゆえ今回は……げふん、げふん。

有能なジーベリック組は、イカレ王子とは一線をひいた関係であり続けるでしょう。投稿前にカットしましたが、ジーベリックが王子を批判する台詞も最初は入れてました。その気になれば独立しちゃうよ? ぐらいの勢いの連中です。手強い敵ですが、スカーレットの潜在的な味方と言えなくもないです。
  • なまくら
  • 2022年 09月26日 02時23分
[良い点]
過酷なロナloss後に間伐入れず過酷な過去シナリオが動き出すことに涙が止まらない!(うれしい悲鳴)

色んな意味でやばい王様も出てきたし、マーガレット王女もヤバいし、ハイドランジアの未来はどっちだ!?
[気になる点]
アンブロシーヌ、コミックス版準拠でナレ死すると思いきや再登場してびっくり…相変わらずの愚物でしたね
しかし紅の公爵に発狂させられること過去のループのように監禁されて獄死?するのとどちらが良かったのか…コレガワカラナイ
エセさんはシャイロックさえ潰せれば復讐には拘ら…うーん、自信ないなぁ

アンブロの悪逆覇道を考えると過去ループのほうがすっきり感もあるけど、悪の芽は早めに摘まないとだしね!(悪逆覇道は誤字ではありませぬ)
[一言]
過酷な道(作者様による放置)を辿ったのに再登場の時点で過酷な状態(薬物汚染and奴隷船)なエセさんに涙が止まらない!
エセさん推しの身としては再登場は嬉しい限りです!(このままフェードアウトするのかと戦々恐々してました)

デズモンド会頭も味のあるキャラになりそうだし、シャイロック編も目が離せない!(決してロナ編が物足りなかったわけではないです!)

そして108回世界を覆う闇が深過ぎて、恐れが止まらない…
ロナ編で最恐トラウマを生み出したジョンプロジェクトが再稼働しているとは…
さらにジョンプロジェクトなど上澄のように深まる闇…これからも期待しています!
  • 投稿者: 流浪人
  • 2022年 09月20日 09時32分
ありがとうございます!!

長らくお待たせしましたが、エセさんはこれから本編にがっちりからんできますゆえ……。彼の話は、一気に地理的なスケールが大きくなるゆえ、どうしても後回しにせざるをえませんでした。

そして、彼はどうしてもストーリー上つらい目にあうことに……!! 受難の日々はしばらく続きます。ぜひ、幸せになってほしいものですが……。

アンブロシーヌは、まあ、ここで殺したほうが世のため人のためなのですが。どうせ改心しないし。この「109回」では果たしてどうなるでしょうか。

この章での実質的なラスボスは、たぶん四大国の海軍力Sの国、チューベロッサになります。くっそお金のかかる大帆船を多数所有し、貿易で儲けまくってます。また属国にされたヒペリカムを徹底的に搾取する闇をもっています。

チューベロッサは、スカーレットが四大国では一番敵にまわしたくないと思っている国です。おそらく「108回」の自分の死後、歴史が続いたとしたら、最終的に覇権を握るのはチューベロッサであるだろうと予想しています。

またこの国には、世界最大の宗教組織、聖教会の本拠地があり、〝マザー〟も大きく関わってくることでしょう。聖人復活計画もまた出てくるかもしれません。華やかですがおそろしい闇を抱えた国です。

帆船の描写もけっこう出てくることになるはずなので、こちらも今から戦戦兢兢としております。

操船シーン、頭おかしくなりそうです……。
  • なまくら
  • 2022年 09月20日 22時04分
[良い点]
え?攻略対象に国王陛下も加わったんですか?!
ぶはははっ!!

マーガレット王女の、スカーレットが赤ちゃんなのに国王陛下を魅了してる、発言からですかね。

でも、おっちゃんキャラが攻略対象はいいですね。
やりようによっては、見た目より中身を見る目があるヒロイン感が出せますし。

なにより、ちょっとブサメンなおっちゃんキャラは書いてて楽しいです。

特にスーパーパワーでなんでも解決できるキャラより、一芸特化を突破口にして、強敵と渡り合うキャラを見てると、よしよし、なんとかして勝たせてやるからな、と愛着がわきます。

ながいあいだ生きてても、それしか能力手に入れられなかったのか、でも、人生そんなもんだよね、と。人生の悲哀や疲れきった感をひきずってるとなお魅力的です。

子供の頃はまった横溝正史の金田一耕助シリーズが影響しているのかもしれません。またそのうち国王陛下出しますねー。
  • なまくら
  • 2022年 09月16日 06時27分
[良い点]
冒頭で語られる蝗の脅威。対応策を話そうとするスカーレット。狐父娘に迫られ恐怖するスカーレットをサラッと救出するブラッド。いざというときはサクッと行動するブラッド。良いですね。
赤子の娘の前で大量虐殺しようとする紅の公爵を「娘の前でぽんぽん人を殺すんじゃねぇよ!」と怒って、スカーレットのために止めようとするブラッドが格好いいです。公爵も我にかえってそれを恥じる。妻への愛が強すぎるけど娘への愛がちゃんとあって安心しました。そして初めてブラッドの名前を呼んだ気がする。

弟を懐かしむ国王。しかしそれは本当に弟を想う情なのか気になります。腹黒父娘。会話が怖すぎ。シャイロック討伐後の天災対策会議の場が本当に怖いことになりそう……

そして遂に来たシャイロック兄妹への制裁の時!
全く移動出来てないって阿保だな、この兄妹……
こんなマヌケに家族や財産を奪われたセラフィ含む被害者たちがより憐れになってくる。命の危機に瀕しているのに宝の心配しかしないアンブロシーヌ。アリサ胎動の話でも有りましたが、本当に宝石などのことは細かく覚えているのに被害者のことなど欠片も覚えて、いや、知ろうともしなかったのか……今のところ首の皮一枚が繋がった状態。やっぱり殺されるのか、恐怖で廃人になるかどうなることやら……

アンブロシーヌよりギリギリマシな兄デクスター。彼もどうなることやら……感想コメントで妹を優先しようとする描写があったからアンブロシーヌのために命乞いするかもしれない。でもそれをアンブロシーヌ自身が台無しにしそうな展開になるかもしれない予感がする……

前回のタイトルのシャイロックの遺産。金銭的な財産とデズモンド会頭の決意を受け継ぐということでしょうか。

そしてエセルリード。彼を救うことは出来るのか。「真の歴史」「108回」と同じくスカーレットの頼れる味方になってくれるのか?続きが気になります!
[気になる点]
「108回」の王家は蝗などの天災によって権威が失墜したそうですが、「真の歴史」はマーガレット存命なのでどうなったのでしょうか?
後、何故王家は今貴族たちに侮られているのでしたっけ?
  • 投稿者: HiNa
  • 2022年 09月15日 11時12分
おっしゃるとおりです。

セラフィにとってシャイロックは憎むべき仇敵ですが、あんまりにも情けないさまに、こんなくだらない奴らのせいで、自分はも父と母を失い、オランジュ商会も壊滅させられたのかと、虚しさと悲しみとやり場のない怒りを噛みしめています。

おまえたちが踏みにじった犠牲者を思いだせよ、悪ならせめて悪らしく堂々としていろ、とセラフィとしては怒鳴りたいところでしょう。

スカーレットパッパくらいブチ切れていれば、あいつらが悪だろうと何だろうと知ったものか、むかつくからとりあえずぶっコロす、と割り切れるのですが……。

セラフィはとりあえず難所の〝アギトの海域〟越えに鬱憤のすべてをぶつける模様です。自分の想い描いてきた強敵シャイロックをそこに重ねているわけです。

なので、「ボクを、オランジュ商会を見くびるなよ。シャイロック」との発言は、眼前の本物のデクスターに向けたものではないのです。ちょっと切ないです。

アンブロシーヌはたぶん最後までクズのままです。ある意味とても貴重なキャラです。デクスターは改心するかもしれませんが、物語の流れ的にとても最後まで生き残れるとは思えません。遠くないうちに非業の死を遂げるでしょう。人間らしい心では死ねるかもしれませんが。

シャイロックの遺産は、デズモンド会頭の遺志も含みます(まだ死んでませんが)。そして結構スケールが大きな話だったりします。大国チューベロッサの属国におとされたヒペリカムとセラフィの亡き母の出自がからんできます。

なんかどんどん悲惨な境遇になっていくエセルリード。愛するマリーに笑顔を捧げ、笑うことをやめた彼が、再び微笑むことができる日はやってくるのか。エセルリードとスカパパは愛する人に心が殉じちゃうキャラなんで、新しい恋を見つけて、にはならないのが辛いところです。

三章はちょっとからむ国々が多くてややこしいですが、根幹は宝探しで、悪役は四大国の王子達という単純構造です。自分の大好きな謀略が飛び交いますけど。うまくできるかどうかはともかく。

「真の歴史」はアリサが最初から本性全開の地獄です。アリサ的な寛大さは多少ありますが、スカーレットに感化される前なので、今よりやり口が容赦ないです。今の王家体制は潰されます。マーガレットは「108回」より長くは生きましたが、邪魔者と見なされるか、利用価値がなくなったと判断された時点で、アリサに消されたでしょう。

「109回」での王家は、先王の贅沢、ハイドランジア海外領への過剰な支出が祟り、今お金をあまり持っていません。足元見られて大貴族達に馬鹿にされています。それにパッパのときと同じで、貴族達に褒美を与えるのも苦労するので、かわりにいろいろな要求をのむことになりました。

自分のやりたいことがまかり通るようになった性悪犬が、飼い主に対してどんな態度を取るようになるか。王家が侮られているのはそういう事情です。
  • なまくら
  • 2022年 09月15日 22時47分
[良い点]
陛下が好きです……ありがとうございます……
臣下に振り回される弱き王に見えて、プライドを踏みにじった相手への反撃を手ぐすね引いて待っていた陛下……本当にとてもチャーミングでしてよ!!一見地味なおじさまの狂ったようなギラギラした笑みに正直ときめきました笑

国力や国通しの関係性、地理的な位置関係、政治的思惑など決して一筋縄では行かない腹の探り合いが好きなので陛下はもちろんマーガレット王女の会話が楽しくて仕方ありません!妻狂いのばけも……英雄に赤髪紅眼にルビーを持つスーパー「赤」ちゃん……そりゃあ高笑いも致しますよね陛下……

巡る策略、踊る欲望!!!裏の読み合い、腹の探り合い。あと意味不明なパパンの剛力!!!第2章とはまた違った色合いですごく楽しみにしております!!!
  • 投稿者:
  • 女性
  • 2022年 09月07日 17時03分
美形は書き飽きたという理由で、癖のある風貌になった国王陛下。次の回でも喜々として悪だくみやってます。昼行燈で十年以上耐えながら、好機がめぐってくると、鬼のような攻めの姿勢にうつる……なかなか侮りがたいおっちゃんキャラです。娘のマーガレット王女とはとても気が合いますので、できれば彼女にハイドランジアの女王に即位してほしいと願っています。その期待が大きすぎ、「108回」ではマーガレットを失ったショックで廃人化し、投げやりな王位継承候補者戦を許可することになるのですが……。

三章に入り、他の国々とのからみがガチになってきます。今度周辺地図をのせますので、ご覧いただくと非常に微妙な位置関係に国々があるのがおわかりいただけるかと思います。

今はたまたま均衡をたもっていますが、そこに真祖帝のルビーと、【シャイロックの遺産】が投入されることで、野心あふれる四王子達が覇道にむけて動き出します。その裏で暗躍する世界最大の宗教組織を掌握した〝マザー〟の目的とは……!!

やっぱり宝探しは物語の王道……!!

オカルトアイテムも大好きです!!

そして権謀術数うずまく国盗りゲームも最高!!

作者の趣味のごった煮と化した三章。異世界恋愛からあまりはずれないよう、恋愛成分ましましで頑張ります!!

とりあえず次回は、愛するマッマを傷つけられたパッパの裁きの棍が大爆発です。
  • なまくら
  • 2022年 09月09日 16時13分
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