感想一覧

[一言]
☆彡感想第２弾です。もう箇条書きで行きます。感想ではなくラブレターかもしれません。
【ネタバレご注意ください】

＊いうまでもなく、隅々まで行き届いた世界観が秀逸です。だからこそ、そこで活動するラビスビーナ以下全ての登場人物が生き生きと煌めいていました。
＊物語の核心となる謎を秘めた〈場所〉の設定も素晴らしい！
＊そして、その〈場所〉の住人、エバー・メイ（ああ、命名がタイトル同様見事な隠喩ですね！）について。
この人物の直接記述はなかったのですが淡々と記された生き方、その軌跡が凄く印象深くて、息子の悲しくも不思議な人生と二重奏のように心に響きました。
＊その息子さんと恋人のカップリング……映像的にも大変魅力的と思います。現実には年長の女性と青年。これも素敵なのに、時に瞬きすると違う絵になっている、そんな騙し絵的な面白さにドキドキしました。
＊また青年が音楽と絵画について語る場面、さりげないながら凄く良かったです。こういう会話、計算して書けない。ストリーテラーの榎戸様ならでは！　唸りました。
＊もう一組のカップルも素敵でした。『アルに誓って』なんてね！(´∀｀*)ワタシモイッテミタイナ。
＊ナオミがラビスの正体を知って思わず口にする台詞にこの物語の土台（世界観）とそこに生きる人々に沁み込んだ想いを私は見た気がします。『ゼフィロウ領の御息女…』
統率者、指導者、リーダーたちへの敬愛の念。ここを読んで私は電脳チップ名を〈メヌエット〉とした作者の慧眼にハッとしました。勝手な深読み？　否、そんなことはないよッ
＊思えば、物語のタイトルからして、ハナから大いなる、美しき隠喩だったんですものね！

以上、呆れられそうなのでペンを止めます。天使が書いてい深く舞い散って行く余韻に浸りつつこの一冊を私の既読の本棚へ並べることにします。作者の新しい物語を横に並べる日を心待ちにしています。

[一言]
☆彡ネタバレご注意ください。

とうとうこの日が来た！　感想をお送りする日が…（笑）
長いことこの素晴らしい物語の余韻に浸っていたのですが、もう観念して、感想を認めます。

堪能させていただきました！
奇奇怪怪な使命を受けて自領より異境へ侵入するラビスビーナ。バックアップする人員も優秀で魅力的です。何より、異境で出会う人々の誰もが、老若を問わず、その生きて来た人生が鮮明に伝わって来て、胸に迫りました。
中盤の単車愛好者のエピソードは迫力満点で、ここだけでも独立した短編になる！　手に汗握る名シーンを楽しませていただきました。と、一転――
後半に突入して、核心の謎に迫る場面。
ああいう描き方ができるのは榎戸曜子様しかいない。
音楽・植物・絵画、作者の造詣の深さ失くしては書くことのできない美しい世界に息を飲みました。本当に、あれほど美しい謎の提示はない。私はいつまでもラビスと一緒にチェンバロの前に佇んでいたかった……

一旦ここで筆を置きます。続きがあるので、まとめて応答してください！

[一言]
完結おめでとうございます(*´▽｀*)
でも終わってしまって切ない気持ちです。姉様がパワフル過ぎるから、その反動ですよ（笑）
※以下、ネタバレありです。

タイトルのRI・N・GAの意味がこういうことだとは、読み始めた時はまるで想像していませんでした。
永遠というのは、不可能だから憧れるのであって、実際それに自分が当てはまってしまったら、それはどうしようもない孤独ですよね。見送るばかりの、終わりのない旅です。
でも、もしかすると、マリアさんの子は、一緒にその旅ができちゃったりするのでしょうか？
だといいな（´∀｀*）
マリアさんは死によって分かたれてもまた戻ってきてくれるということですから、本当の孤独にはならずに済むかもしれませんが。

姉様はもう、今回、変装ありアクションあり、結構危ない橋を渡りましたが、いつもながらの度胸と優しさで丸く収めましたね(^^♪
また各地にファンが増えたことかと（笑）
ヴァンさんに振り回されてもいるからお互い様だと仰いますが、比率が……（ごにょごにょ）
うん、姉様はどこででも生きていけそうです。大事なものをいつだって見失わない姉様ですから。

また、セジュまで楽しい旅をさせて頂きました。
楽しかった分だけ、いつかまた、と贅沢を言ってしまいたくなりますが、ひとまずお疲れさまでした(>_<)
楽しいひと時をありがとうございました！！

[一言]
完結おめでとうございます！！

元々大好きかつ存在感のあったラビス姐さんの活躍を毎日楽しませていただきました(^^♪
ラビス姐さんって、いろんな面をお持ちで、それがとても魅力的です！！
かっこよくて有能で、とても強いのに無邪気だったり、女性らしかったり、法には従うけど四角四面ではなかったり。
ラストなんか、ゼフィロウの治安部長でありながら「それは○○というものだぞ？」と言われつつ、あの答え。
そんなところも素敵です。
ヴァンさんも、そんな姐さんを自然体で愛しているところがとても好きです♥

今回は命の定義にもかかわる重いテーマでありながら、姐さんの疾走感とともにワクワク読ませていただきました。
また、リンさん、マリアさんの立場に対して、自分だったら……と、思いを馳せました。
考え込める物語は私の大好物です。
ラストの頁もとても好きで、この設定での物語を読んでみたいと思ったほどでした。
素敵な物語をありがとうございます！！

[一言]
いつも楽しみに読ませていただいています(^^♪

＊ネタバレ注意



緻密な設定と海外小説のような描写に唸りつつも、やはりラビス姐さんの活躍は格別ですね！
後半はアクションも素晴らしく、バイクのシーン、追跡をかわしていくシーンは特にワクワクしました。
ジョンさんや爺さん、アロさんとの交流も丁寧に書かれていて、それが今後どのように作用するのか楽しみです❤
今回はジョンさんの優しさや機転が素晴らしかったです！！
自分も危うくなるかもしれないのに、それでも姐さんを信じてくれるのは、それだけのものを姐さんに感じたからでしょうね。
お母さんは疑っていたようなのでハラハラしましたが、息子が信じた人を売り渡すような人でなくて本当に良かった！！　さすがジョンさんのお母さんです。

まだまだ解けない謎は多いですが、ヒントがあちらこちらに散らばっているので頑張って結び付けていきたいです。
ラストまで、目を皿にして追っかけますね(^^♪

[一言]
姐さんの大ファンなので、この外伝に大喜びでした(^^♪

幼いときから現在まで、姐さんはあんな感じだと思っていたので、学生時代の身の処し方に、まずびっくり！！
でも、それさえもやはり姐さんだなあ、と、感慨深かったです。賢い女性ですね。
幼い頃の切なさにもうなずきました。
他人から見れば、とても恵まれ、過去なんかなかったかのように強く明るく生きているように見えても、それだけじゃないですよね。
一方、義父との繋がりや能力値は本当の親子のようで、素晴らしい方に引き取られて本当に良かったです。

姐さんの変装も楽しませていただきました☆
う～ん、確かに姐さんの美貌や存在感では潜入調査は厳しいですね。美貌にこだわらず、大胆にやってのけるところと、コーヒーとかではなく、ちゃっかりと人気のジュースを楽しんだりしているところも何だかイイです。アイサちゃんがいた頃は、二人で話題の店とかに行ったりもしたのかな？(^^♪

さて、物語も核心に迫ってきましたが、姐さんが危ない目に遭うと、ハラハラするというよりはカッコいいアクションシーンが控えてそうでワクワクしてしまいます！！（バレないかドキドキはするが爽快❤）
これからも危険は付きまといそうですが、姐さん流の解決方法に注目しつつ楽しみに待っています！！

[一言]
更新お疲れ様です(^^)

またこうして姉さまにお会いできて嬉しいです！
しかも、新鮮な一人称（´∀｀*）
それから、エノさんの情景描写はいつも洗練されているので、小旅行気分ですヽ(^。^)ノ

相変わらず冷静沈着で動じない姉さまですが、今回はまたなかなかに厄介な事件ですね。
でも、メヌエットとか名前を聞くとロマン( *´艸｀)
いや、そんなこと言っていられない事態ですが。

しかし姉さま、変装どんだけ上手いんですか（笑）
でも中身はやっぱり姉さまなので、暴漢も撃退できてしまう(*´з`)
やっちゃえ！　とつい応援してしまいますが、果たして……
この後、事件がどういう展開を迎えるのか、楽しみにお待ちしています！

では、更新頑張ってくださいね(^^♪
お邪魔しました！

[一言]
素晴らしい……！
第一話から海の国〈セジュ〉の世界へ魂ごと持っていかれました！　
鮮やかな情景描写に息を飲みます。主人公の性格が手に取るように伝わってきます。
そう、榎戸曜子さんはこういう美しい文章と言葉で物語を紡ぐ作家さんだった！
改めて、創作仲間として出会って旅を続けて来ることができた幸せを噛みしめています。
現実世界では超ご多忙とお聞きしていますが、こうしてエノさんの新作を読めて本当に嬉しいです。

楽しませていただきます！