感想一覧

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[良い点]
いや〜、怖い!
死ぬならさっさと死にたいですね。死ぬか死なないかの状態で意識だけ引き伸ばされるとか怖すぎです。
収束と書いてあったので、死には近くけど、死ぬことはできず、その状態が永遠に続くのかなと思ったのですが、老人がちゃんと死ねたようで良かったです。
  • 投稿者: 陰宗
  • 2018年 12月15日 11時09分
 陰宗様、感想ありがとうございます。
 引き伸ばされる死! 終わらない意識。誰もが真実を知りえない現象。
 意識の内からは終わりがなく、外からは死んでいる。そんな状態を表現したかったのです。 
 老人は死ねましたが、その意識は一体……どうなったのでしょう。極限的に近づいているとすると、近づいている事を観測している限り、その事象までいかないと思うんですよねぇ。
 怖いですねぇ~ 
 
[良い点]
とても雰囲気のある作品でした。死へと向かう時に何が起きるか分からないですよね。ネタの見つけ方が鋭いなと思いました。
[気になる点]
老人の死にざまが普遍的だとすると、戦争などで死ぬ人は「即死です」→痛い!誰か何とかしてくれー。が、ひたすら続くことに・・・!恐ろしいです。
 坂井ひいろ様、感想ありがとうございます。

 雰囲気を気に入って頂けて良かったです。死に向かう時というのは私がよく考えるテーマです。ネタを褒めて頂き恐縮です。

 老人は幸せな最期を迎えましたが、辛い思いをして死ぬと恐ろしいですね。それこそが天国と地獄なのではないか。と仮説を立てて書いてみました。この話にどことなくある怖さ、それを読み取って頂き嬉しいです。
[良い点]
いつもより文章に拘りを感じました。特に前半部分は筆が乗っていらっしゃる。死という悲劇にもかかわらずに、どこか爽やかな読後感でした。
[気になる点]
数学における極限の解釈についてちょーっとだけ引っかかりました。
 村崎羯諦様、感想ありがとうございます。
 文学的(?)表現というのに挑戦してみたのですけど、う~ん、性に合わないですね(笑)
 前半部分は、頑張ってみたのですが、いつの間にかいつもの書き方になりました。死ぬというのは悲劇ですが幸せだった、ということで爽やかさを感じてもらえてよかったです。

 数学における極限は頭がおかしくなりますね。比喩表現として持ち出しましたが、数式以外で表現しようとすると難しくて仕方ありませんでした。厳密に議論すると、明らかに感想欄が足りないので、ここは知った風な顔をして逃げておきます(笑)
 内から見た死は永遠と意識が合って、外から見た死は、意識が途絶えている。そんな状態を表現してみたかったのです。
 
[良い点]
ありますよね、こういう走馬燈というか、事故や競技中に感覚が過敏に研ぎ澄まされている状態というのが。私も二度ほど経験があります。

私がこの老人なら恐怖と混乱の中で『早く終わってくれ』と思いそうですが、彼は暖かい心地の中で逝けた様なので良かった。

こんな風に死ねたら本望でしょうね…

 天秤 リアン様、感想ありがとうございます。
 走馬燈程わかりやすい経験はした事はありませんが、相対的にゆっくり感じ事はたくさんありますね。

 この老人は幸せな死に方をしましたが、まさにその考えてる間が天国なのでは? と思って書きました。
 不幸に死ぬときは、辛い思いを長々と感じるのではないでしょうか。

 家族に囲まれて惜しまれながら老衰。理想的な人生ですよね。
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