感想一覧

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[一言]
とても好きなタイプの作品でした。
切ないですね。影法師が長く生きてることを感じさせることば、行動をとるたびに切なくなりました。そのおかげで、少女の幼さが際立つのがまたなんとも言えず。
こちらの作品では影法師よりの視点でしたが、少女の胸中はどうなっているのかが気になります。このふたりがどのような関係になっていくのかは、少女の思いで変わるのだろうなあ、というところもまた、切なさを足してくれる点でした。
読めてよかったです。
感想、ありがとうございます。

少女側の視点、大まかには考えて話を書いていますが影法師の内面ほどうまく想像できず、苦労しました。
正直、書いている本人にも少女から影法師に向いている好意が『どういう種類のものか』がよく分かりません。

そして、そこが分からないから「これ以降、ふたりの関係がどう転ぶか」も確信が持てない。
そうはならないように、「これからもうまくやっていけるだろう」と示唆するエピソードを書ければ良かったんですが、うまく処理できずどちらにも転び得る終わり方になりました。

それが良いほうに作用し、読めて良かったとまで言ってもらえるとは。僥倖です。
  • LE-389
  • 2018年 12月09日 23時51分
[良い点]
影法師がすごく優しくて男前です。これは惚れる。
最後の一言も、きゅんときました。

優しくて素敵な物語だな、と思います。
人と妖怪、在り方や考え方、価値観も生活も違うけれど、互いに深い部分で繋がれることがある。
もちろん、すれ違いもあるけど、心を通わせられる。共存できることだってあるんだよ。
そう言ってくれてるような気がしました。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2018年 12月05日 05時32分
感想ありがとうございます。
このジャンルはあまり書かないので、どう思うか書いてもらえると本当にありがたい。

影法師の言動は、その正体や物として過ごした年月の長さに、「少女への好意」を考慮して「こんなことを言うだろう」と想像しました。
持ち主たちの「こうあって欲しい」、それを受けた影自身の「こうありたい」。その結果が優しさと男らしさと評されるなら、自分の想像は間違っていなかったのでしょう。

そして、もうひとつ。
この話には昔ばなしの元ネタとして「縁持ち狸」というのがあります。影の先生として出したタヌキのエピソードは、ほぼそのまま。

この話は人外ネタを好む自分の暖かい面を出した作品であり、彼らのあり方に受けた感銘も練りこみました。
「優しさの温度」が遥彼方さまに伝わったのなら、作者冥利につきます。
  • LE-389
  • 2018年 12月09日 12時48分
[良い点]
素敵です。何がっていう訳じゃないんです。
LE-389さまらしい恋愛物語り、というのが、とても素敵です。
早速の感想、ありがとうございます。

普段書かないジャンルだったので、自分の感性が「どうすればいいのか」を教えてくれなくて非常に悩みました。
迷いに迷ったこの作品に、「らしさ」が出せた。そう思うことで未だに燻る迷いが解消できた、ような気がします。
  • LE-389
  • 2018年 12月04日 00時22分
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