感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
はじめまして。
集合住宅の部屋の一つ一つ、その一つ。
閉鎖され閉じ込められた気分。だってそこには天井があるから。
その反対にハトの持つ自由。空に仕切りはありませんものね。
・・・と、このふたつが対象的なものであるかのような、そんな印象を受けました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 12月26日 17時07分
管理
はじめまして。ご感想ありがとうございます。
おっしゃるとおり、両者は対となる者同士ですが、心を通わすことができています。
ひとりで泣いている人に顔を上げることを思い出してほしい、そんな思いを込めて書いたものです。
[良い点]
拝読させていただきました。
キジバトが登場するところが珍しくて良いと思います。
また、『丸い目にコンクリートを映しているよ』という書き方から、じっとしていることがよく伝わってきました。
皿を洗っている女の人には、キジバトが見えたのですね。
  • 投稿者: 四季
  • 2018年 12月09日 15時31分
ご感想ありがとうございます。
キジバトの声が好きなのですが、最近は寒くなって聞けなくなりました。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、本作は3つの視点から成っています。
第一連、第四連が、マンションの外からキジバトを見ている傍観者の視点、第三連は皿洗い中の女の人の独白、そして第二連は・・・読み手の方の解釈に委ねさせて頂きます。

思いもかけない者同士の親密さ、慰め、そして目線を上へ上げようというベクトルを描こうと書いた詩です。
[一言]
目に見えなくても、たしかに存在しているものってあるのですね。
自分たちとは関係があるようで、なくて。みんなそれぞれで。
でも、同じ世界の身近なところに、実はだれかがいる。

「あ、お前いたんだ」
「……」
「なんでぇ、無視かよ」

そんな、ふしぎな親密さ^_^
ご感想ありがとうございます。
女とキジバトと傍観者の、不思議な関係。
集合住宅では壁が仕切られ、隔絶され、プライベートが守られているようで、筒抜けなようで。
その中でそれぞれに、懸命に羽ばたこうとしている姿をお伝え出来たらいいなあと思って、書いた詩です。
↑ページトップへ