エピソード189の感想一覧
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[気になる点]
アザミにもライにも共感できない。
アザミは、いきなりライを殺しにかかるというには、誰かや村の危機で一刻を争う状況かつ、腕の復活は必要不可欠とかならまだしも、現状(片腕を切られ、村人は不安、敵の正体や所在は不明、腕の復活は命懸けで成功は困難)ではヤンチャすぎる。鬼人の掟においても、ライは同胞みたいなもので、殺してしまえば掟に背くような気がする。仮にライが死んだら、復讐したいアザミが、その場にいる全員から復讐されるだろうし。なんにせよ、アザミの怒りが唐突に思えました。
ライは何度も使った魔法だし、魔王の頃から力が衰えたわけでもないのだから、今使うわけにいかないという理由ならわかるが、ビビってる理由はわからない。夜中皆が寝静まりし頃、こっそり鼻でもほじりながら治しちゃえば良いじゃん!(カリンとアリナの前で使うと、なんやコイツ!?ってなるから)
ついでにレイメイ、ツノを割とお手軽に治してもらったことを忘れたのか!!笑
[一言]
いつも疑問に答えてくれてありがとうございます。今回のは疑問に当たるかわからないようなものですみません。楽しく読ませて頂いています。
アザミにもライにも共感できない。
アザミは、いきなりライを殺しにかかるというには、誰かや村の危機で一刻を争う状況かつ、腕の復活は必要不可欠とかならまだしも、現状(片腕を切られ、村人は不安、敵の正体や所在は不明、腕の復活は命懸けで成功は困難)ではヤンチャすぎる。鬼人の掟においても、ライは同胞みたいなもので、殺してしまえば掟に背くような気がする。仮にライが死んだら、復讐したいアザミが、その場にいる全員から復讐されるだろうし。なんにせよ、アザミの怒りが唐突に思えました。
ライは何度も使った魔法だし、魔王の頃から力が衰えたわけでもないのだから、今使うわけにいかないという理由ならわかるが、ビビってる理由はわからない。夜中皆が寝静まりし頃、こっそり鼻でもほじりながら治しちゃえば良いじゃん!(カリンとアリナの前で使うと、なんやコイツ!?ってなるから)
ついでにレイメイ、ツノを割とお手軽に治してもらったことを忘れたのか!!笑
[一言]
いつも疑問に答えてくれてありがとうございます。今回のは疑問に当たるかわからないようなものですみません。楽しく読ませて頂いています。
エピソード189
ふんふん丸 様
今回も細かな御指摘&感想をありがとうございます。
お蔭様で作者としても作品を読み返すという貴重な機会を頂いております。(度々読み返してはいるのですが、一人の視点だけでは気付けない点もありますので…)
では早速、今回も簡単ではありますが御指摘を貰った点に関して語らせて頂きます。
アザミについて
先ず、アザミを含めた〝鬼人〟という存在についての前提知識として念頭に置いてほしいのが『彼らは、脳筋である』ということです。
人間など比べ物にならないほどに強い力を持つ彼らですが、それ故に行動原理は単純です。
あれこれと難しく考えるのが苦手なので、大体の問題を力尽くで無理やり解決させてしまいます。
そんな彼らに少しでも理性的な行動を取ってもらいたくて作られたのが本編でも登場した〝鬼人の掟〟です。
ドモンが言っていたことも決して嘘ではありませんが、真の目的は上記です。(まだ本編では鬼人の掟が作られた理由等に関して語られていませんので、これ以上の詳細は伏せさせて頂きます)
この時のアザミは、相手に復讐をすることしか考えていません。
村の状況だとか失った腕のことだとか掟のことだとかは、ほとんど視野に入れてません。だから仮にライを殺した後のことも何も考えずに発言しています。
良く言えば自分の感情に素直、悪く言えば自分勝手。
それが、この世界の鬼人です。(例外もいます)
ライについて
ぶっちゃけてしまいますと、彼は非常に面倒な性格をしています。というか作者が意図的に、そうしました←
もし彼が、魔王に君臨するほどの力が自分にあることを自ら誇示するような性格だったなら「俺の偉大なる魔法で全て解決してやろう」と言って、本当に全てを一瞬で解決していたことでしょう。
上記の方が魔王らしい性格のような気もしますが、敢えてライをそのような性格にしなかったのは……作者の個人的な事情で大変お恥ずかしいのですが、物語の流れがワンパターン化するのを防ぐためです。
極端に自信過剰、且つその性格に見合った強さを常に見せてしまう主人公だと、どうしても周囲の影が薄くなってしまいますし、あらゆる問題に対する解決方法も限られてしまいます。(恐らく主人公の力を頼ったものばかりになるかと…)
かと言って、魔王なのに実はそれ相応の力は無いというのも何だか違うなぁと。(そのような設定を上手く活かした作品は存在しますが、作者には到底作れる気がしなかったので今の形に落ち着きました)
アザミ等の鬼人とは対称的に彼は慎重派で、本能的にというよりは倫理的な思考を軸に行動する性格なのだと捉えて頂ければ少しはイメージし易いかなと思います。
力はあるけど、少しでも予想外もしくは例外的な事態が発生すると自分の力は本当に通じるのかと疑ってしまう。
今回、御指摘頂いた話が正にそうです。
前の世界では普通に使えていた魔法なのだから同じように使えば良いものを、同じ魔法でも今いる世界では定義も難易度も違うのだと判明した瞬間に自信を失います。
ちなみに今回触れて頂いた話では、グレイ(157話)のお蔭で自分は何をビビっていたのだろうと気付かされます。
こういう子なんです、うちの主人公は。
この後も「君、この状況をひっくり返せるくらいの魔法が使えるのに何で使わないの?」とか「君が魔法使えば、万事解決やで」的な展開がゴロゴロと押し寄せてきますが、今ここでこの魔法を使うのは人としてどうなんだとか、今はまだ行動に移すべき時じゃないだとか魔王らしさの欠片もない思考回路で見事に受け流してしまいます。
ここまで読んで頂けたなら既にお気付きかも知れませんが、我ながらこの作品……展開が一々ねちっこいです。
レイメイについて
最後に、レイメイについても触れられていたので彼についても少しだけ話しを…
この時の彼は色々な意味で精神的な余裕が皆無のため、ツノのことを完全に忘れてしまっています。
もしも彼が「拙者のツノ実は折れてたんだけど、ライ殿が一瞬で治してくれたんだぜ(ドヤッ」的な発言をチラッとでも零していたら、また展開は変わっていたかも知れませんね(笑)
今回も長々と失礼いたしました。
ふんふん丸様の疑問に答えられているのかどうかは定かではありませんが、作者なりに考えて回答したつもりです。(見当違いな回答をしていたら申し訳ありません…)
未熟な部分の多い作品ではありますが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
今回も細かな御指摘&感想をありがとうございます。
お蔭様で作者としても作品を読み返すという貴重な機会を頂いております。(度々読み返してはいるのですが、一人の視点だけでは気付けない点もありますので…)
では早速、今回も簡単ではありますが御指摘を貰った点に関して語らせて頂きます。
アザミについて
先ず、アザミを含めた〝鬼人〟という存在についての前提知識として念頭に置いてほしいのが『彼らは、脳筋である』ということです。
人間など比べ物にならないほどに強い力を持つ彼らですが、それ故に行動原理は単純です。
あれこれと難しく考えるのが苦手なので、大体の問題を力尽くで無理やり解決させてしまいます。
そんな彼らに少しでも理性的な行動を取ってもらいたくて作られたのが本編でも登場した〝鬼人の掟〟です。
ドモンが言っていたことも決して嘘ではありませんが、真の目的は上記です。(まだ本編では鬼人の掟が作られた理由等に関して語られていませんので、これ以上の詳細は伏せさせて頂きます)
この時のアザミは、相手に復讐をすることしか考えていません。
村の状況だとか失った腕のことだとか掟のことだとかは、ほとんど視野に入れてません。だから仮にライを殺した後のことも何も考えずに発言しています。
良く言えば自分の感情に素直、悪く言えば自分勝手。
それが、この世界の鬼人です。(例外もいます)
ライについて
ぶっちゃけてしまいますと、彼は非常に面倒な性格をしています。というか作者が意図的に、そうしました←
もし彼が、魔王に君臨するほどの力が自分にあることを自ら誇示するような性格だったなら「俺の偉大なる魔法で全て解決してやろう」と言って、本当に全てを一瞬で解決していたことでしょう。
上記の方が魔王らしい性格のような気もしますが、敢えてライをそのような性格にしなかったのは……作者の個人的な事情で大変お恥ずかしいのですが、物語の流れがワンパターン化するのを防ぐためです。
極端に自信過剰、且つその性格に見合った強さを常に見せてしまう主人公だと、どうしても周囲の影が薄くなってしまいますし、あらゆる問題に対する解決方法も限られてしまいます。(恐らく主人公の力を頼ったものばかりになるかと…)
かと言って、魔王なのに実はそれ相応の力は無いというのも何だか違うなぁと。(そのような設定を上手く活かした作品は存在しますが、作者には到底作れる気がしなかったので今の形に落ち着きました)
アザミ等の鬼人とは対称的に彼は慎重派で、本能的にというよりは倫理的な思考を軸に行動する性格なのだと捉えて頂ければ少しはイメージし易いかなと思います。
力はあるけど、少しでも予想外もしくは例外的な事態が発生すると自分の力は本当に通じるのかと疑ってしまう。
今回、御指摘頂いた話が正にそうです。
前の世界では普通に使えていた魔法なのだから同じように使えば良いものを、同じ魔法でも今いる世界では定義も難易度も違うのだと判明した瞬間に自信を失います。
ちなみに今回触れて頂いた話では、グレイ(157話)のお蔭で自分は何をビビっていたのだろうと気付かされます。
こういう子なんです、うちの主人公は。
この後も「君、この状況をひっくり返せるくらいの魔法が使えるのに何で使わないの?」とか「君が魔法使えば、万事解決やで」的な展開がゴロゴロと押し寄せてきますが、今ここでこの魔法を使うのは人としてどうなんだとか、今はまだ行動に移すべき時じゃないだとか魔王らしさの欠片もない思考回路で見事に受け流してしまいます。
ここまで読んで頂けたなら既にお気付きかも知れませんが、我ながらこの作品……展開が一々ねちっこいです。
レイメイについて
最後に、レイメイについても触れられていたので彼についても少しだけ話しを…
この時の彼は色々な意味で精神的な余裕が皆無のため、ツノのことを完全に忘れてしまっています。
もしも彼が「拙者のツノ実は折れてたんだけど、ライ殿が一瞬で治してくれたんだぜ(ドヤッ」的な発言をチラッとでも零していたら、また展開は変わっていたかも知れませんね(笑)
今回も長々と失礼いたしました。
ふんふん丸様の疑問に答えられているのかどうかは定かではありませんが、作者なりに考えて回答したつもりです。(見当違いな回答をしていたら申し訳ありません…)
未熟な部分の多い作品ではありますが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
- 零珠音
- 2021年 08月23日 22時36分
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