エピソード197の感想一覧

感想ありがとうございます！

197部の感想という事で、エルフの森に関するお話と思われますが、ここはいくつかの観点から述べます。

・大神側の干渉

この森を構成するシステムは人族側がほぼ滅び掛けた以前の大戦の反動でもたらされたものです。
それが生きているだけなので、今どちらが追い詰められているかはあまり関係ありません。
（同じ事は邪神サイドにも言えるので、大戦より前に邪神さんがくれた邪悪な神器が未だに魔王城に眠っていたりします）

・森のシステムについて

これは地脈の一部としてエネルギーを使い、くべられたご先祖様の魂を思考回路として用いているシステムなのですが、奇跡を起こしているのはご先祖回路を歯車として使った『集団的魂源魔法』みたいなものです。
多くのエルフ達が『聖域』を信じて魂を捧げたためにこれだけ強くなったのですが（あと聖邪バランサーが独立採算になってるための反動）、『聖域』はあくまでそういう機能を提供する自動的なプラットフォームなので、やはりこれも神の直接干渉ではなかったりします。

・邪神さんの干渉が鈍い

実はこれは正鵠です。
ルネが貰ったチートさえ、邪神サイドの追い詰められぶりを見ればそこまで強いわけではありません。
が、それにも一応理由があります。