感想一覧

[一言]
はじめまして、黒崎メグと申します。
日常の中に潜む不思議が好きなので、作品拝読しました。
しっとりした世界観が素敵です。まだ途中までしか読了していないのですが、主人公がどうして付喪神と共にあろうとしたのか、そういった辺りが語られることがあるのでしょうか。気になります。

ただ感性の違いなのか付喪神と人間との関係性の描写が少し物足りなさを感じてしまう部分もございました。
純粋に作品を皆さんに読んでいただきたいだけの作者さんと、作品の推敲のための意見交換を目的にされている作者さんとわかれるとは思いますので、前者だった場合は軽く流していただいて結構ですので。

一話中心になりますが、例えば。
少女が付喪神であることは話の序盤から予測はできていたのですが、結末に意外性というか感じるものが少なかったです。
白猫を出すのでしたら、白猫をもっと序盤に出して主人のいなくなった少女との対比をはっきり描いたり、ハチ公像だとかをさりげなく話の中に絡めていくと、結末に深みがでるのではないかと思いました。