感想一覧

[一言]
人生の比喩なのかと思いました。
バイクの音だったんですね。

スマホのバイブと、自分自身の恐怖や寒さをかけているのかと思いました。
転んで怪我をするのも、サンタさんの温かさやプレゼントも、やっぱり私はバカなんだ、と感じるのも、過去にあった出来事や経験のことを言っているのかと思いました。

リズムが心地よかったです。

[一言]
無邪気な感じがしますが、どこかに狂気が混ざっているような感じがしますね。

[一言]
裸で走りたい。

・・・。
思わず同意している自分がいて、どうかしてる。
どうしましょう。←やめろ、迷惑だ。誰得だよ。

[良い点]
企画ご参加ありがとうございます。

平易な言葉で描かれていますが、なかなか難解な部分もあるなぁと思いながら拝読しております。

頭や手足が落っこちたとあります。
冬というテーマから、雪だるまのようなものを連想しました。（女の子オ●フ？）
もちろん比喩だと思っていますが、そういうある種の童話っぽさ、可愛らしくも不気味な雰囲気が作品全体に漂っています。

「ブルブル」という言葉が繰り返されていて、これは心身の震えを表しているのだと思いますが、「ベル」が登場するくだりから、「ルル」と変質を始めています。

>ベルを鳴らすと/サンタさんが降りてくる

ここでのベルは「ルルルル」と鳴っていますが、電話の呼び出し音のようでもありますね。
とすると、冒頭からの「ブルブル」は、バイブレーションの音でもあるようで。
喧嘩した彼氏を追いかけて電話をかけてみたら、サンタさんがやってきて、渇きを潤してくれた――とも読み取れます。
[一言]
「やっぱり私は馬鹿なんだ」という言葉が、ハッピーエンドであるはずの本作品に何とも言えない不気味な感じを与えています。
彼氏の本質はサンタさんなのか？
（快楽を一方的に与えるのみの存在なのか）
そもそも、サンタさんは彼氏なのか？
（元の彼氏と同一人物でない別の誰かを見出したのか）
など考えると、どうにも「ほんとうは怖いグ●ム童話」のような不気味さが漂ってくるような気がいたします。