エピソード3の感想一覧

頭怪我してる人に頭軽くとは言え叩くの？
イケメンなら嬉しい物？

「1-2.恩人との出会い、食事」についてですが、話の展開があまりにも不自然なように思えます。

　例えば

>「はいはい。年長者としての発言はこの程度に。ところで、旦那様？ 手ぶらの割には、扉からいい匂いがしますわよ？」
>「いい、匂い？」
>メイミーさんが言うまで気づかなかったが、かすかにスープのような匂いがしてきた。
>それも、三日以上も何も食べてないお腹に叩きつけるほどの美味しい食事の匂い達。
>「……三日も起きずにいたんだ。いい加減、体が参るだろうと思ってな」
>「お運びしますね？」
>メイミーさんはなんて事のないように返事をしたが、屋敷の主人自ら客？に料理を持ってくるのだろうか？
>恐れ多いと同時に、この旦那様の性格がいまいち把握しにくいと思っていたが、体は空腹に忠実だった。
>メイミーさんが押してきたワゴンの上には、美味しそうなクリームスープとパン。

とありますけど、チャロナは三日間も意識を失っていて目覚めた直後の筈で、三日間も意識が戻らなかった人間がいつ目覚めるのかなど誰にも分かる筈もないというのに、屋敷の人間がチャロナに食べさせるための食事の用意を既に済ませていたのは何故なのですか？

　それと、意識を失って倒れた人間と、それを救った人間という関係にありながら、屋敷の主人が登場してから退室するまでの間、チャロナと屋敷の主人が互いに自己紹介もせず、互いに相手がどのような人間なのか不明のまま状況が経過するというのは不自然な話ではないでしょうか？
　普通、倒れていたところを介抱されれば、お礼を言うとともに自分の名前くらい伝えるものですし、そうなれば救助した方の人間も(救った人間を安心させるためにも)「自分は何と言う名前で、社会的にどのような立場の人間なのか」という事を(何らかなの不都合が無い限り)明らかにするものではないでしょうか？
　また、用意されたスープやパンをチャロナが食べている事に関しても、いくら自分を救助してくれた人間であっても、何処の誰とも分からない人間が用意した食事を、不安や疑念を感じる事もなく平気で食べるというのは、ちょっとあり得ない話のように感じられます。