感想一覧

[気になる点]
そもそも「愛」がわからん。
その反意語は何？　「憎しみ？」「無関心？」
人の持つ欲求の綺麗な呼び名というだけ？
神の愛と人の愛は、同じ意味を持つの？

サッパリわからん！

[一言]
全てを愛する人は何も愛していないのと等しいとも申しますが
全てを愛し抱きしめつつその上で相手を特別に想い関係を結ぶことも不可能では無いと思います。サブカルチャーの主人公やヒロインがそういう性質を持っていることはしばしばあります。

[一言]
難しく考えずに目の前にいる人、隣にいる人を大事にすればいいと思います。
愛を考えれば愛から離れ、愛を考えなければ愛に近づく、そんな気がします。

[一言]
えー、再びむさくるしい村上主義者が通ります、皆さまご容赦くださいませ(;^ω^)

村上春樹「雨天炎天」という、写真集のような紀行文があるのですが。ギリシャなどの各地の修道士に出会う(または、教会に泊まる)、そんな内容です。

例のごとく、ハルキは飄々と旅をするのですが・・・体力的には相当苦しかった、との事でした。

キリスト教や修道士の生活、またはそのような生活を産んだ風土を、体得したい気持ちが、村上氏にはあるような・・・そんな気がしました。

神への愛を、信仰と呼びます。
神を求める事を、やめられないのです。
誰かから勧誘されたから・・というような、安っぽいものでは無いのです。・・・と言ったら、誰かから怒られそうですが(;^ω^)

何といったらいいのか。
私は１０代の頃、自発的に宗教指導者を訪ねて教えを乞いました。それが、必要だったから。
しかし、実際に団体に属してみると、信者たちが堕落しているとしか思えなくて、嫌気がさして去る事になったのです。

堕落、というのは、戒律を守れない事というよりは・・・平たく言うと、ものすごく可愛がって引き留めて優遇されないと、教会に来ない人が多かったですなあ・・・。現世の利益というか、仲間に愛されるから、そこに行く・・・みたいな。罪とまでは思いませんが、堕落だなあ、合わないなあここは・・・なんて思って。行くのやめちゃった。

愛は多彩で、何でもいいと思います。
求めたいだけ求めれば。そんな風に思いました。

(ハルキは、自分の宗教について語っていないので、気になる所ではあります。ビジネス上、日本では隠しているのか何なのか。よく分かりませんが・・・)

[一言]
＞太宰治は晩年に「家庭の幸福は諸悪の基」
これって、どの作品でしょうか？如是我聞でしょうか？他にもあるなら読んでみたいです。

村上春樹は……なんというか、情欲で身を崩す等……狂人と呼ばれる様な領域には絶対に踏み込まず『ソレでイイのだ。』というような、なんの結論も出さない玉虫色ですね。

[一言]
　卑小な人間の言う「愛」が、人を分け隔て、選り好みするのを指すのなら、一切の崇高さは無く、「愛欲」や「執着」と呼ぶものでしょう。