感想一覧
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958文字、。がほとんどない。すごい文章ですね。
958文字、。がほとんどない。すごい文章ですね。
- 投稿者: 退会済み
- 2019年 11月18日 13時35分
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読んでいただき、感想までありがとうございます。
実験的なつもりはそれほどなくて、普段の意識と文章との調和を図ろうとすると、自然に一つひとつのセンテンスが長くなってしまうのですが、そうはいってもこれくらいになれば、自分でもちょっと長いかなという感じはします。
でもそれがまた春秋花壇さまにとって新鮮であったのなら、とても嬉しいです。
読んでいただき、感想まで本当にありがとうございました。
実験的なつもりはそれほどなくて、普段の意識と文章との調和を図ろうとすると、自然に一つひとつのセンテンスが長くなってしまうのですが、そうはいってもこれくらいになれば、自分でもちょっと長いかなという感じはします。
でもそれがまた春秋花壇さまにとって新鮮であったのなら、とても嬉しいです。
読んでいただき、感想まで本当にありがとうございました。
- Berthe
- 2019年 11月18日 21時12分
[良い点]
文章に品が感じられます。
[気になる点]
一文で構成されているような作品に目が慣れないので、不思議な印象を受けました。
文章に品が感じられます。
[気になる点]
一文で構成されているような作品に目が慣れないので、不思議な印象を受けました。
読んでいただき、感想までありがとうございます。
一文で作品を構成する方はいないかもしれませんが、ただ、一文がのびのびと長いあるいは途切れないような印象を受ける作家というのは結構いまして、例えばひと昔前なら永井荷風や谷崎潤一郎、現代なら金井美恵子や堀江敏幸あたりが筆頭でしょうか。
このあたりの作家の作品に親しんでいたので、自然と本作のような文章を書きたくなったのかもしれません。
どこか新鮮に感じていただけたようで、それからお褒めのことばも、とても嬉しいです。
読んでいただき、感想まで本当にありがとうございました。
一文で作品を構成する方はいないかもしれませんが、ただ、一文がのびのびと長いあるいは途切れないような印象を受ける作家というのは結構いまして、例えばひと昔前なら永井荷風や谷崎潤一郎、現代なら金井美恵子や堀江敏幸あたりが筆頭でしょうか。
このあたりの作家の作品に親しんでいたので、自然と本作のような文章を書きたくなったのかもしれません。
どこか新鮮に感じていただけたようで、それからお褒めのことばも、とても嬉しいです。
読んでいただき、感想まで本当にありがとうございました。
- Berthe
- 2019年 11月09日 18時32分
[良い点]
丸「。」が一つだけで、点「、」だけの短編でした。何かそこに意味や表現技法があるのだろうかと、つい興味を覚えてしまう作品です。作者様の心の動きを示すには、確かに点だけで進めるのも面白いかなと思いました。
動けない折り畳み傘と、持ち主の自分。自立できない甥と、叔母である自分。あまりにも相関があるのに、傘にとらわれて、甥まですぐには記憶が回らなかった。それを描きたかったのでしょうか?だとすればそれも人生の一コマですので、リアルな短編と見る事が出来ました。
[気になる点]
最後の表現には、やはり分かり易くしたほうが良いでしょう。「どうやらそこまでは思い至れないのだった。」よりも、「その時は甥の事までは思い至れないのだったが、今考えると甥から傘まで連想する事が出来て、思いやりが深くなったかもしれない。」はいかがでしょう?
私の誤読でしたらすみません。
[一言]
「小説家になろう」では純文学は少ないので、私は常々「もう少し人間を考える人が多くてもいいのになあ」と思っていました。
あなた様は人間を考えるセンスをお持ちですので、これからのご活躍に期待させて頂きます。
丸「。」が一つだけで、点「、」だけの短編でした。何かそこに意味や表現技法があるのだろうかと、つい興味を覚えてしまう作品です。作者様の心の動きを示すには、確かに点だけで進めるのも面白いかなと思いました。
動けない折り畳み傘と、持ち主の自分。自立できない甥と、叔母である自分。あまりにも相関があるのに、傘にとらわれて、甥まですぐには記憶が回らなかった。それを描きたかったのでしょうか?だとすればそれも人生の一コマですので、リアルな短編と見る事が出来ました。
[気になる点]
最後の表現には、やはり分かり易くしたほうが良いでしょう。「どうやらそこまでは思い至れないのだった。」よりも、「その時は甥の事までは思い至れないのだったが、今考えると甥から傘まで連想する事が出来て、思いやりが深くなったかもしれない。」はいかがでしょう?
私の誤読でしたらすみません。
[一言]
「小説家になろう」では純文学は少ないので、私は常々「もう少し人間を考える人が多くてもいいのになあ」と思っていました。
あなた様は人間を考えるセンスをお持ちですので、これからのご活躍に期待させて頂きます。
とても丁寧な感想ありがとうございました。深く読み込んでくださって嬉しいかぎりです。
今回、質問者様が気になったとおっしゃられている表現形式には、規範となった作品があります。
それは、谷崎潤一郎先生の「細雪」でして、かなりの部分は谷崎先生の作品からヒントを得ています。
具体的には、
・「。」を使わずに「、」で繋いでゆき、どこまでも話を引き延ばそうとすること
・「。」を使わないことによって安易な断定を避け、一見無駄な思考経路も叙述することで、予想のつかないところへと考えを進めてみること
・一人称と三人称を行ったり来たりしつつ、それがひとつの文体として崩れないようにすること
・ひらがな(和文脈)を基調にして、文章の停滞を避けること
などです。実際にはとても成功しているとは思えませんが、挑戦をしてみました。
物語内容については質問者様が要約してくれた通りでありますが、表のテーマが甥の記憶を思い出せないという日常の一コマだとすれば、裏のテーマが「因果関係」になっております。
原因と結果のうち「原因として甥」と「結果としての母親気分(あるいは折り畳み傘との関係性)」を示唆したつもりでした。
ですので、締めの文章が「どうやらそこまでは思い至れないのだった。」であるのは原因に気付けなかったことへの示唆にもなっています。
しかし、これは形式によった書き方になりますので、もっと登場人物によりそって書くときには質問者様が丁寧に作ってくださったものをおおいに参考にさせていただこうと思います。私自身には質問者様の発想は無かったので、とても勉強になりました。
ルールを最初に決めて書き出すことによって、自分でも思いもよらない動きをしつつ結末へと向かった作品となりました。
これからも、いろいろと書いていきたいと思います。丁寧な感想、本当にありがとうございました。
今回、質問者様が気になったとおっしゃられている表現形式には、規範となった作品があります。
それは、谷崎潤一郎先生の「細雪」でして、かなりの部分は谷崎先生の作品からヒントを得ています。
具体的には、
・「。」を使わずに「、」で繋いでゆき、どこまでも話を引き延ばそうとすること
・「。」を使わないことによって安易な断定を避け、一見無駄な思考経路も叙述することで、予想のつかないところへと考えを進めてみること
・一人称と三人称を行ったり来たりしつつ、それがひとつの文体として崩れないようにすること
・ひらがな(和文脈)を基調にして、文章の停滞を避けること
などです。実際にはとても成功しているとは思えませんが、挑戦をしてみました。
物語内容については質問者様が要約してくれた通りでありますが、表のテーマが甥の記憶を思い出せないという日常の一コマだとすれば、裏のテーマが「因果関係」になっております。
原因と結果のうち「原因として甥」と「結果としての母親気分(あるいは折り畳み傘との関係性)」を示唆したつもりでした。
ですので、締めの文章が「どうやらそこまでは思い至れないのだった。」であるのは原因に気付けなかったことへの示唆にもなっています。
しかし、これは形式によった書き方になりますので、もっと登場人物によりそって書くときには質問者様が丁寧に作ってくださったものをおおいに参考にさせていただこうと思います。私自身には質問者様の発想は無かったので、とても勉強になりました。
ルールを最初に決めて書き出すことによって、自分でも思いもよらない動きをしつつ結末へと向かった作品となりました。
これからも、いろいろと書いていきたいと思います。丁寧な感想、本当にありがとうございました。
- Berthe
- 2018年 12月25日 21時25分
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