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[一言]
>ウサギやクマのお人形

ああ、懐かしい懐かしい (´;ω;`)ウッ…
欲しかったなぁ……orz

……なぜ自分はオトコに生まれたんだろう (´・ω・`)
感想をありがとうございます、黒鯛の刺身♪様。

ウサギやクマのお人形……シル○○アファミリー。
女児の心を鷲掴みするあのお人形&ドールハウス。
私も欲しかったです(笑)。
といっても、私があのおもちゃのメインターゲットの年齢の頃は、出回ってなかったような気もしますね~。←年寄りです

女の子に生まれたからと言って買ってもらえるものでもないですけど(家が貧乏とか)、買おうと思えば大人になっても買いやすいのは、性別によるかもしれません。
私はかつて、もう少し大人向けというか本格的なドールハウスを、社会人になって集めかけたことがあります。

でもドールハウスって……そこはかとなく怖いんですよ。
別に怪奇現象とか無かったんですけど、手放しましたね~。
[一言]
こんにちは。
「マリアーナの初恋」を手に取り、思わずラクレイド・クロニクルシリーズをふらふらしてから、この作品に戻って参りました。

美しいものに対する憧れ、その美しいものには決して手が届かない諦め、そして美しいものへの抑えられない妬み嫉み……。心の柔らかな部分を描くことに長けている作者様だからこそ、ミキちゃんの寂しさが切々と伝わってくるようでした。本人が表に出してはいけない負の感情だと理解しているからこそ、ミキちゃんの行動は見ていてちょっと息苦しくなります。

何回か読み直してみたのですが、読み直すごとに「ミキちゃんのお姉さんは何でも持っています。」という一文がじわじわ染み込んでくるようでした。親切で優しくて、美人で愛されるそして愛を返してくれるお姉さん。お姉さんが輝けば輝くほど、自身の影の部分を色濃く感じてしまうミキちゃん。壊れたドールハウスと同じように傷ついたミキちゃんの心が切なかったです。

きっと天国のお姉さんは、やっぱりにっこり笑ってミキちゃんの行動を許してくれるのでしょうね。そしてだからこそ、ミキちゃんは寂しいままなのかもしれません。

何ともほろ苦い物語でした。
丁寧な感想をありがとうございます。
作者以上にミキちゃんを理解し、愛して下さったように思い、感激いたしました。

ミキちゃんの持つ影はお姉さんもきっと持っているでしょうが、ミキちゃんのように苦しいほど突きつけられる前に、召された……のでしょうか?
人間として幸せなのは、でも、ミキちゃんの方かもしれないとも思うのです。
ひねくれ者ですね。

いらっしゃいませ(笑)、石河翠様。

『マリアーナの初恋』も気に入っていただけたのでしょうか?
重ねてお礼申し上げます。

王子様とお姫様の出てくる王道ボーイ・ミーツ・ガールを書こうとしたのですが、ひねくれたボーイ・ミーツ・ガールになってしまいました(笑)。
このくせ者王子様のバックボーンを追いかけてゆくうちに、『ラクレイド・クロニクル』が組み上がりました。

くせ者王様の苦労人の従者・マーノが個人的に気に入り、彼を主人公に書いた話が『護衛官 マイノール・タイスンの誓い』です。
お陰で?ラクレイドからなかなか出られなくらり、ミイラ取りがミイラになりそうなこの頃です。
[良い点]
淡々とした中に、人の心の陰の部分を描き出そうとする誠実さを感じました。
ルーマー・ゴッデンという作家の童話『人形の家』を、最近読んだんですが、ドールハウスや家具の描写が、かわかみさんの作品と同様にとても細やかで、そこからリアリティが生まれていました。

  • 投稿者: Kobito
  • 男性
  • 2018年 12月24日 17時35分
感想をありがとうございました。

おそらくは誰にでもある、人の心の陰を感じ取っていただけて嬉しく思います。

ドールハウスは子供のころから好きで、大人になってから少しコレクションもしましたが、何故かふと、恐ろしくなってやめましたね。
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