感想一覧

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[良い点]
ところどころに良い言葉が散りばめられている。子供が読んでもおそらく表面をなぞって終わりだろう。
でも大きくなって読み返したとき、その言葉の意味を知る。
「ああ、小さいときにこんな物語に触れていたんだ」
大人になったときに始めて知る。自分がプレゼントされていたものの大きさを。
そんな物語だと思いました。
俺もそう思う。
そして、大人になった時にこの物語に感じ入る子供であってほしい。
サンタは、夢をくれる人なんだと思う。その存在を、いつまでも心に持ち続けられる大人になってほしい。

・・・まだ3歳だった娘に向けて描いた話です。
・・・6歳になってまだ、娘は読んでないけどな!!(苦笑)
[良い点]
児童向けに書かれた点に徹していたところが良いと思います。やはり児童向けに書いているつもりでも、どこかで大人の視点がひょっこり毛すじほどでも出てしまうと思いますので。

[気になる点]
良い童話は大人でも読めると思うのですが、大人目線では読めなかった点でしょうか。それとも、私がもう子供ではなくなったからでしょうか。
[一言]
ご紹介された通りやってきました。あれこれ言わせていただきましたが、私はほとんど童話を読んだことがないです。
え、そうなんですね。失礼しました(苦笑)。
てっきり今回の童話祭からいらっしゃったお母さんとかなのかなとか思ってしまいました。じゃあオススメを間違えたかもしれませんね。
この作品も、娘に聞かせたく描いた作品なので、オトナ目線では読めないでしょう。
ただ、大人になってもサンタという存在を信じられる気持ちって、なんというか心の豊かさじゃないかなと思ったりもするんです。
小さな頃に、あんなに待ちわびて、喜びをくれた存在は、その気持ちをあくまで大事にしてほしいなと思うわけです。そういう意味では、大人に対するメッセージも含まれています。
まぁ、この辺は家庭環境により・・・なのかもしれませんけど、私はサンタというのは大人になっても大切にしたいロマンだと思っています。

ナビが必要なほどたくさんの作品も並んでいませんが、こんな作品はないか?みたいな質問があれば、できる範囲で答えますのでメッセージくださいね。
[良い点]
「悪魔の残した歌」から来ました。
どちらも子供に聞かせようという教訓ものに留まらず、自身の葛藤を込めてあって良いですね。
子供だけならず人には上から目線だと、嫌味に聞こえ素直に言葉は通らないと思います。その点で、子供に…誰にでも"読んで欲しい"作品になっていると思います。
[一言]
「一つ前に感想くれた方にも言えばよかったと思うのですが、この作品のページを開けると、シリーズで去年の童話祭に出展したクリスマスの作品も残っています。今からクリスマスなのでもしよろしければそちらも開けてみてくださいませ。」

お言葉通り読みに来ました。とても良かったです。
一つ前に感想くれた方……石河翠さん、感想は昨年についてますよ^_^
そうだった!
一年前のことなのですっかり失念しておりました。下手なこと書かなくてよかった!(笑)

ようこそです。わたしにとってはこっちの方が子供にも楽しんでもらえるかなと思ったりしていました。サンタさんって夢があっていいですよね。今でも好きだし、「悪い子してるとサンタさんこないよ!?」というと泣いちゃうくらいサンタさんが大好きな娘たちの口から「サンタさんなんていないよ!」っていう言葉は聞きたくない。夢を忘れないで欲しい……。そう思います。
それと、誤字報告ありがとうございました。

上から目線についてはそうですね。わたし自身が大人への反抗心が強い子供だったので、大人からどう伝えて欲しかったのかを体現してるのかもしれません(苦笑)。
なんかわたしの周りは横暴な大人が多かったですからね。「黙って言う事を聞け」という態度について、わたしはとても反抗的でした。
子供だって心があるので、ちゃんと一人の人間として、教えてほしいことを教えてほしいのだと思います。それをちゃんと聞ける気持ちを、大切にしてあげたいです。
[良い点]
いい点ばっかり! 
主人公の気持ちはよくわかるし、その行動もわかります。主人公がみずみずしい感性の持ち主で、その子にしか見えない奇跡のお話。
サンタさんとの約束が果たされるであろうことは、流れからわかります。
大人の自分には「これはフィクションだから」と思ってしまう部分も確かにあります。窓とソリに虹の橋がかかるとか。そこが素敵で胸を打つはずなのに、わたくしはそんなこともわからない恥ずかしい大人になってしまった。だけど、肝心なのはサンタさんの理念を引き継ぐ大人になることが、主人公にとっての歓びにつながるという点です。そういう大人の難しい理屈を、子供に伝えるのは簡単ではないはずだけれど、大人も子供も楽しめる作品だと思います。
[気になる点]
切り出した原石をごろっと持ってこられた感があります。
童話らしからぬ表現があります。母親が毒づく、など。
この作家さんには珍しく、粗削りなところが見られます。
[一言]
作者さんの感性はすばらしいと思うので、そのままでいて欲しいです。
ありがとう。
レナさんはこういう話のほうが好きだよな。

子供が生まれて、えほんってヤツにたくさん触れた。
えほんの発想ってものすごくて、オトナの小説でアレをやったら破綻以外のナニモノでもないんだが、子供向けだから成立してしまうあの発想。
俺も真似してみたくて、虹の橋を架けたりしてみた。
とにかく、できないことなんてないんだよって発想が、童話には大事だなと思った。
娘は、「サンタなんていないよ」って言わない娘になってほしいなと思っています。
サンタって、ロマンだよな・・・
[一言]
冬童話2019のタグより参りました。

クリスマス、子どもたちのちょっとした言動にハラハラとする季節ですね。「この間◯◯頼んだけどね、やっぱり◯◯にする〜」「欲しいものはね〜、サンタさんにもう頼んだの。え、何が欲しいかは内緒だよ♩」そんなセリフに青ざめる親御さんも多いはずです。矢久様のお嬢様たちはどんなクリスマスを過ごされたのでしょうね。

無邪気にサンタさんを信じている子どもたちにも、いつかサンタさんの存在について疑問に思う時がきてしまうのでしょうね。周囲を見ているとやはり小学生になると怪しくなってくる様子。その時に「いる」「いない」と白黒つけるのではなくて、あなたが信じている限りあなたの側にサンタさんはいるし、あなたもまた誰かのサンタさんになれるのだということを、この物語のように優しく子どもたちに伝えてあげられたらいいなあと思いました。

それにしても物語の中の「お母さんも、なんで少年がそんなことをしていたかは気付いていますが、冬休み早々風邪を引いたのでは……と、その無邪気さに毒づきます。」という文章に笑ってしまいました。完全に同意いたします。もうサンタさんも苦笑いするくらいの顔になっちゃうだろうなあ。

親目線で楽しませていただきました。
娘には「サンタさんなんていないよ!」って放言する子にはなってほしくないんですよね。
サンタクロースという形で家にプレゼントを運んでくれる妖精はいないのかもしれない。しかし、クリスマスにくることをのあんなに期待して、プレゼントを受け取ってあんなに喜んだ記憶を、真実はどうであれ大切にしてほしいと思うんです。
「いないかもしれない。でも、心の中で、素敵な想い出をくれたかけがえのない妖精なんだ」って、思い続けてほしい・・・。
そしてまた、いつか、ああやって子供たちを喜ばせてあげてほしいんです。(石河さんと同じ言葉をなぞってますね(苦笑))

サンタは、ロマンですよ。誰かが考えたのかは知りませんが、和洋すべての行事の中でも一番素敵な行事だと思います。
ちなみに
「サンタさん以外にはプレゼントは内緒」については、ウチの親は、「わたしが電話するんだから教えてくれないとサンタさんに通じない」って理由がありました(笑)。


自分が描いておいてなんですが、これを楽しく読める親って、素敵だと思います。
馬鹿じゃね?みたいな親でなかったことは、子供にとっても幸運なことなんじゃないかな・・・。
子育て、お互いがんばりましょう!
[良い点]
サンタクロースは本当にいるのか、子供の頃、多くの人が考える事ですよね。
それは、ファンタジーの魅力に近いな、と思います。
信じたいと思う心が、ファンタジーを輝かせる。
温かい気持ちになる、良いお話でした。
  • 投稿者: Kobito
  • 男性
  • 2018年 12月25日 12時33分
わぁぁ、ありがとうございます!
短編だし、クリスマスだし、多くの人が投稿する時間だったから、誰も気づいてもらえないかなと思いながらの投稿でした。物語が、kobitoさんに巡り会えてよかったです。

今日の朝、4歳と2歳の娘が、サンタさんのプレゼントを前にして、本当にうれしそうなんですよ。たいしたものでもないのに、それはそれはうれしそう・・・。
この子達がいつまでもサンタという夢の存在を大事に思ってほしい。
そういう思いで、あんな物語を描きました。
いつしか逢えなくなってゆくサンタですが、こんな物語を親が囁いて、たくさんの子供達の心の中で、生き続けてくれるといいなと思います。

本当にありがとうございます。とてもうれしいご感想でした。
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