感想一覧

[一言]
ネタバレありの感想です。未読の方はご注意ください。

冬童話2019のタグより参りました。
「真っ黄色の、柔らかくていいにおいのするもの。」と聞いて、てっきり「油揚げ」だと思っていたのですが、そうでしたか。きつねといえば、「油揚げ」という思い込みもあり、その正体を知ってほっこりいたしました。なるほど、「油揚げ」は縁側で干したりしませんが、これならお家の庭先から失敬することも可能ですものね。

おばあさんの「車の前になんか、飛び出すんじゃあないよ。いいかい？」という言葉が何ともみにしみますね。ご主人が交通事故で亡くなられたのでしょうかね。死にかけていたきつねの親子と、ひとりっきりで暮らしていたおばあさん。お互い大切なひとを亡くし、欠けてしまった心をそっと埋め合う関係が優しかったです。

心があたたかくなる物語でした。

[一言]
初めまして。読ませていただきました。子ぎつねさんの語り口とひたむきさがかわいくて、気持ちがほっこりしました。黄色い良い匂いの葉っぱは最後まで何なのか、分からなかったのですが、分かった時に納得しました。甘くておいしいですよね。
子ぎつねが巣穴まで戻った時には、お母さんのことが気になって、ドキッとしてしまいましたが、ハッピーエンドでよかったです。この子ぎつねはみんなを幸せにしたように思います。読ませていただき、ありがとうございました。

[一言]
あけましておめでとうございます！本年もよろしくです！
今年もね、ゆうさんの一番のファンとして、また、読み専として、頑張って活動していくんで、どうぞよろしくお願いします。

地の文がまず可愛い！
地の文は神経を使って書いてるなぁって感じました。
童話っていうのは、児童文学の一ジャンルで、つまりは子供のためのお話なので、読みやすい可愛く装飾された文章に大変好感を持ちました。はい笑
なんというか、普段からブラック、または破廉恥な、下世話な創作や妄想をしている貴方にとっては、さぞかし神経を使っただろうなぁって、読みながら思ってましたよ笑

お話としては、きつねの親子と人間のおばあちゃんの、異種族の交流を温かく描いた定番のもので、読後感の良いストーリーでした。
おばあちゃんの「周りの人を悲しませちゃいけない」という件も、教訓的なエッセンスとして良きですね！
とにもかくにも、ほんわかする話をありがとうございました！