感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
すごく美味しそうなハンバーガー!! 食べたくなりました。

キツネってズル賢いイメージがあったけど、今回はリスのほうがいたずら好きで、キツネがお人好しさん。さらにオチャメなヘビに乱暴なアライグマ。それぞれのキャラクター性が活きていて、ハンバーガー作りの役割分担とチームワークが上手いと思いました。

どんぐりがお金の代わりというのが、森の動物らしくてほっこりします。勝手に値段を書き換えちゃう、リスとアライグマが面白かったです。

リズミカルなハンバーガーの歌も素敵ですね。
[一言]
童話や絵本が好きなのでタイトルにも惹かれました。何でも描けるKanさんが羨ましいです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 01月27日 19時56分
管理
乾さん、ご感想ありがとうございます!

 ハンバーガーを美味しそうと言っていただき、まことにありがとうございます。企画で童話を書こうと思い立った時、やっぱり食べものの話がいいなぁと思いました。ぐりとぐらのカステラとか、ミッフィーのホットケーキとか、エルマーの冒険のチューインガムとか、僕の思い出に残っている絵本・童話はみんな食べものがらみだったので。(^^)

 冬の童話祭でさまざまなキャラクターの設定が公開されていて、それを使用したのですが、なかなかお人好しのキツネというのには困りました。やっぱりキツネは意地悪なイメージですからね(笑)結局、変な使命感からハンバーガー屋さんを始めるキツネということに。ヘビがお茶目になったのも良かったです。食いしん坊という設定だったので、なんでも食べちゃうやつになりました。なのでヘビは味見係にしました(笑)(^^)

 どんぐりが通貨というのは、よく考えると変で、秋になると必死にどんぐりを拾う輩が出てきてしまうわけですが、そのあたりも童話の可笑しさと思っていただけたら幸いです。(笑)

 ハンバーガーの歌も頑張りました。最近、童話に詩を挿入するのにはまっているものでして(^^)

 乾さんも童話を書けそうですよね。もうありましたっけ。あったら是非読んでみたいと思います。(^^)
  • Kan
  • 2019年 01月27日 20時49分
[良い点]
∀・)これは面白い(笑)だけど絶妙なところでリアルな描写が入っていて素晴らしかったです。狐さんがお人好しだという設定が活きていましたね。なんていうか、不思議な世界観が生まれていました。発想がイイですよね~。
[気になる点]
∀・)森の動物たちの世界なれど、現代社会の比喩表現なところがある作品だったかなと?率直に伺いたいところですね。
[一言]
∀・)描写に力のあるKanさまらしく素敵な作品を仕上げてこられましたね!多くの子供大人に愛される絵になるような作品だと思います!こどもになろうコン、優勝・準優勝出来なくても、堂々と自信作にして欲しいと思います☆
IDECCHI51さん、ご感想ありがとうございます!

リアルな描写というと、狐の奥さんのセリフとかですかね。

そうですねぇ。鋭いご指摘だと思います。ただ今回は、現代社会の比喩・風刺ではないつもりです。むしろ、そういう社会的風刺の要素を省くことで、純粋な童話を目指したところがあります。大人が面白いと思うものって、つまり純粋な空想の世界ではなく隠喩・風刺としての機能をもったファンタジーだと思うんです。つまり社会派としての要素ですね。それと論理的にとらえて、どういうメッセージを得ることができるかということですね。そういう点で宮沢賢治先生の童話はすごいとされているところってあると思うんです。(これは偏った見方ですが、先生の作品をそういう風に論じるものに従うとしたら……)それはそれでとても見事な文学の世界を築き上げてきたように思います。確か、カズオ・イシグロ先生の作品なんかはそうしたものらしいですね(読んでいないのですが)ただ、今回、僕の中での理想の童話(とりわけ子供のための童話)を考えたところ、やっぱり大人ではなく子どものを対象とした、つまり、社会問題とかそういうものを意識する以前の童心(それはきわめて純粋で同時に残酷でもあると思うのですが)に直接訴える、やっぱり教育的で想像性豊かなものだと思うんですよね。そういう意味では、純粋な想像性をもった物語こそがそれに当たると思うんです。たとえば僕がよくやる手法に、ある社会の問題を空想的なシチュエーションで比喩してゆくというものがあります(それはこの前のサンタクロースの話がそうだったのです)が、これを駆使すると大人の心には響く物語になると思うんです。今回はそういうものを一切省いて「純粋な童心に共鳴できるような想像性豊かな物語」を目指したところがあります。それがつまり、参加表明で僕が述べた「子どものための童話」ということなのですが、やっぱり難しいですよね。なんといいますか、頭の硬さが出てしまうんですよね。やっぱり理屈っぽい頭でストーリー展開やメッセージ性を構築してしまう、そうすると想像性という点ではかなり制限されてきてしまうという悪循環が起こったりします。

今回、童話というものを学ばさせていただいて、(絵本などを含めて)、色々感じることがありました。僕が小さい頃親しんだ童話が実はすごいものだったんだな、と感激するのと同時に、やっぱり僕には童話を書くだけの自由な発想力がないな、と思ったのですが、イデッチさんのご感想を読んで、もう少し色々前向きに考えてゆきたいと思いました。

ありがとうございます!(^^)
  • Kan
  • 2019年 01月08日 19時14分
↑ページトップへ