感想一覧
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[一言]
最後まで読みました。いやー、中々ザックリとした性格の主人公ですね。異世界に行ったこととかその世界の事情とかかなりぼんやりしたまま受け入れている。多少困惑はしているようですが……それよりも興奮とわくわくの方が大きいようで。実際異世界に行った上で「あなたは神に選ばれた~である」みたいなこと言われたら、少なくとも初日は悲壮感よりも楽しさが上回るんですかね?一度異世界に転移してみたいものです。
〜以下ネタバレありなので未読のかたはご注意を〜
前の方の感想コメントで庵字さん自身が言っていますが、この魔法世界だと他にもたくさん殺し方が考えられますよね。実際それらすべてを否定するのは難しく、まさにそれが異世界推理ものが多くない理由だと思うのですが……うーん、指輪の力で推理の正確さが保証されるのは構わないのですが、それは探偵自身が自分の推理を正しいと思える根拠にはならないよなと。死なないことで始めて推理が正しかったことが保証されるわけで、話してみるまでは正しいかどうかはわからない。で、庵字さんが言うように透明化とか呪いとか他の殺し方の可能性もあるわけで、探偵としては当然それらも否定した上じゃないと恐くて推理を披露できない。となるとまあ今回はそれを知らなかったからいいけれど、次回からはどうするんだろうと……次作以降では今回考えなかった可能性もしっかり潰していく必要が出てしまい大変そうだなって思いました。せいぜい電流が流れる程度にして、死ぬっていう設定は変えた方が良いのじゃないかと提案したり。
それから殺人トリックですが、本を開いた途端に発動するトラップ(相手を殺すのでなく驚かせる系)による心臓発作で死亡した……っていうのを私は推理したのですが、その可能性とかは皆無なんでしょうか?やっぱり他にもたくさん解答がありそうだし、もう少し推理を詰めて欲しいなと感じました。
上で電流にした方が良いのではと提案しましたが、これはこれでかつてないほど緊張感を強いられる探偵ものになって面白い気もします。自分の推理に100%の自信が持てるまでぐじぐじ悩む探偵と、それをせっつく助手のコンビみたいになればコメディ要素も強まりそうですし。
やや辛めの評価になりましたが、面白いとは思ったので続きが投稿されるの楽しみに待ちたいと思います!
最後まで読みました。いやー、中々ザックリとした性格の主人公ですね。異世界に行ったこととかその世界の事情とかかなりぼんやりしたまま受け入れている。多少困惑はしているようですが……それよりも興奮とわくわくの方が大きいようで。実際異世界に行った上で「あなたは神に選ばれた~である」みたいなこと言われたら、少なくとも初日は悲壮感よりも楽しさが上回るんですかね?一度異世界に転移してみたいものです。
〜以下ネタバレありなので未読のかたはご注意を〜
前の方の感想コメントで庵字さん自身が言っていますが、この魔法世界だと他にもたくさん殺し方が考えられますよね。実際それらすべてを否定するのは難しく、まさにそれが異世界推理ものが多くない理由だと思うのですが……うーん、指輪の力で推理の正確さが保証されるのは構わないのですが、それは探偵自身が自分の推理を正しいと思える根拠にはならないよなと。死なないことで始めて推理が正しかったことが保証されるわけで、話してみるまでは正しいかどうかはわからない。で、庵字さんが言うように透明化とか呪いとか他の殺し方の可能性もあるわけで、探偵としては当然それらも否定した上じゃないと恐くて推理を披露できない。となるとまあ今回はそれを知らなかったからいいけれど、次回からはどうするんだろうと……次作以降では今回考えなかった可能性もしっかり潰していく必要が出てしまい大変そうだなって思いました。せいぜい電流が流れる程度にして、死ぬっていう設定は変えた方が良いのじゃないかと提案したり。
それから殺人トリックですが、本を開いた途端に発動するトラップ(相手を殺すのでなく驚かせる系)による心臓発作で死亡した……っていうのを私は推理したのですが、その可能性とかは皆無なんでしょうか?やっぱり他にもたくさん解答がありそうだし、もう少し推理を詰めて欲しいなと感じました。
上で電流にした方が良いのではと提案しましたが、これはこれでかつてないほど緊張感を強いられる探偵ものになって面白い気もします。自分の推理に100%の自信が持てるまでぐじぐじ悩む探偵と、それをせっつく助手のコンビみたいになればコメディ要素も強まりそうですし。
やや辛めの評価になりましたが、面白いとは思ったので続きが投稿されるの楽しみに待ちたいと思います!
ありがとうございます。
まったく書いていただいたとおりで、仮に今回(第1話)の真相が、作中に一度も出て来ない人物が、極めて個人的恨みにより犯した遠隔殺人。というものだった場合、「それがいけない」とする理由は、「ミステリとして反則だから」あるいは「面白くないから」というメタ視点を持ち出す以外にないのですよね。
異世界ミステリ、想像以上に深い世界でした。異世界や特殊設定のミステリを書いている作家は、そこのところのバランス感覚に非常に優れているのだなと再認識しました。それに比べれば現実世界の何と楽なことか(「呪い? ねーよ」のひと事で終わる 笑)。
第2話以降は、もっとその辺りを煮詰めて、吟味していきたいと思っています。
提案していただいた、電流が流れるというのは、今流行りの多重解決ミステリに応用が可能ですね。探偵が功を焦る余りに、目の前にぶらさがった手掛かりにすぐに飛び付いて、何度も痛い目を見るという(笑)。
感想、ありがとうございました。
まったく書いていただいたとおりで、仮に今回(第1話)の真相が、作中に一度も出て来ない人物が、極めて個人的恨みにより犯した遠隔殺人。というものだった場合、「それがいけない」とする理由は、「ミステリとして反則だから」あるいは「面白くないから」というメタ視点を持ち出す以外にないのですよね。
異世界ミステリ、想像以上に深い世界でした。異世界や特殊設定のミステリを書いている作家は、そこのところのバランス感覚に非常に優れているのだなと再認識しました。それに比べれば現実世界の何と楽なことか(「呪い? ねーよ」のひと事で終わる 笑)。
第2話以降は、もっとその辺りを煮詰めて、吟味していきたいと思っています。
提案していただいた、電流が流れるというのは、今流行りの多重解決ミステリに応用が可能ですね。探偵が功を焦る余りに、目の前にぶらさがった手掛かりにすぐに飛び付いて、何度も痛い目を見るという(笑)。
感想、ありがとうございました。
- 庵字
- 2019年 01月27日 20時40分
[良い点]
話がまとまっていて読みやすかった
謎自体も、魔法に注目しがちな世界観で、その裏をかいたものでシンプルでわかりやすかった
[気になる点]
指輪が便利というか強力すぎる気が…
もし、この指輪が複数存在しているのなら、容疑者が指輪を着けて嘘をつけない状態で、自分の無実を言えばいいのでは…?
おそらく、指輪自体が珍しいものなのでしょうがそこに対して登場人物(主人公)からツッコミがなかったのが気になりました
このような世界観などについて、描写があるとわかりやすいと思います
[一言]
サクっと、適度に悩みながら楽しく読めました
ファンタジーで推理というとかなり難しいジャンルだと思いますが、続編があれば読みたいです
今後とも頑張ってください
話がまとまっていて読みやすかった
謎自体も、魔法に注目しがちな世界観で、その裏をかいたものでシンプルでわかりやすかった
[気になる点]
指輪が便利というか強力すぎる気が…
もし、この指輪が複数存在しているのなら、容疑者が指輪を着けて嘘をつけない状態で、自分の無実を言えばいいのでは…?
おそらく、指輪自体が珍しいものなのでしょうがそこに対して登場人物(主人公)からツッコミがなかったのが気になりました
このような世界観などについて、描写があるとわかりやすいと思います
[一言]
サクっと、適度に悩みながら楽しく読めました
ファンタジーで推理というとかなり難しいジャンルだと思いますが、続編があれば読みたいです
今後とも頑張ってください
- 投稿者: 通りすがり
- 2019年 01月25日 15時26分
ありがとうございます。
指輪については確かに説明不足だったかなと、ご意見を読んで感じました。第2話を書くときには、冒頭にそのあたりの説明を入れておこうと思います。
指輪の効力については、例えば第1話ではテレポートが使われた可能性が登場人物の解説で否定されましたが、それ以外にも、もしかしたら呪いによる遠隔殺人だとか、透明人間の仕業だとか、ファンタジー世界では物理法則を超えた無茶な殺し方がいくらでも出来てしまいます。
それらの可能性を探偵側が各個潰していっては、いつまで経っても話が終わらないため、「探偵の推理がすなわち正解」という、作者にとっての都合を作中で担保する役割として考案しました。言ってみれば「作者の都合」というメタ的な力が具現化したものなので、確かに強力すぎるアイテムかもしれませんね。この辺りのバランスも今後の課題かなと思います。
感想、ありがとうございました。
指輪については確かに説明不足だったかなと、ご意見を読んで感じました。第2話を書くときには、冒頭にそのあたりの説明を入れておこうと思います。
指輪の効力については、例えば第1話ではテレポートが使われた可能性が登場人物の解説で否定されましたが、それ以外にも、もしかしたら呪いによる遠隔殺人だとか、透明人間の仕業だとか、ファンタジー世界では物理法則を超えた無茶な殺し方がいくらでも出来てしまいます。
それらの可能性を探偵側が各個潰していっては、いつまで経っても話が終わらないため、「探偵の推理がすなわち正解」という、作者にとっての都合を作中で担保する役割として考案しました。言ってみれば「作者の都合」というメタ的な力が具現化したものなので、確かに強力すぎるアイテムかもしれませんね。この辺りのバランスも今後の課題かなと思います。
感想、ありがとうございました。
- 庵字
- 2019年 01月25日 23時03分
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