エピソード307の感想一覧

　直伝書の執筆者は、前世でセラフィーナ大聖女から直接教えを受けた弟子筋の聖女だろうけれど、師匠の業の一部でも後世に残そうと必死に努力した末の記述に対して、300年後に復活した師匠が下した「大聖女の権威を守るためにわざと難しくしている」という評価を聞いたら、さぞかしあの世でがっかりするだろうな。あの師匠だから仕方ないと諦めるだろうけれど・・・・・・。

　これで、真正魔力回復薬は完成。真正魔力回復薬の効果は、聖女達が自分で飲んで確認。
　流れ上、次に作るのは（怪我の）真正回復薬。真正回復薬の効果は、怪我をして近くにいるデズモントとカーティスに投与して確認する以外の選択肢は考えられない。カーティスはまたフィーアがやらかしたと正しく認識するが、デズモントとクラリッサはこの真正回復薬に対してどのような認識を持つだろうか。
　更に、デズモントには味覚障害の治療薬の追撃がある。（デズモントが立て続けに発症した感覚障害の原因は、間違いなくサザランド以来5か月連続の睡眠不足のためだろう）ここまでやらかした以上、いくらなんでも、フィーアが聖女の能力を持っていることにデズモントやクラリッサも気付くだろう。
　回復魔法を使えるのは聖女だけでも、この世界には他の種類の魔法もある。他の魔法の知識から類推すれば、聖女としての魔力制御能力と薬草の知識を持っていない者が回復薬まで作ることは出来ないといい加減気付かないとおかしい。（恐らくドリーは、フィーアの聖石が重みを失っていないことに気付いた時点で勘付いている）

　で、気付くといえば、選考会に参加している聖女達も、いい加減感覚派のフィーアがオリジナルで、それを苦労して言語化したのが直伝書の執筆者だと気付くだろう。
　理論だけでは職人の仕事はできない。フィーアほどではなくても、職人とはある程度は必ず感覚派であり、至高の存在が自分の間近でその業を披露していれば、感覚で正しい認識に至る。全員、無意識ではもう分かっている筈だ。
　最後の一線を越えるきっかけになるのは、やはりサザランド大主教のカシミルの役割なのか。それとも、意表を突いて、フィーアに金持ち病を治して貰った帝国の貴族が出現して創世の女神ごっこを始めるのか。
　フィーアの聖女バレや大聖女バレのカウントダウンはもう始まっている・・・・・・。

直伝書を書いた聖女が薬草に関する情報もちゃんと書いていれば失伝は防げたのかも知れない

フィーアの教えが後世に残らなかったのは、再現できた少数の聖女も多くが感覚派の擬音語使いだったせいという疑いが出てきた。直伝書は秘蔵されちゃってたし。

？？？「フフフ・・・着々と大聖女候補達からの人望を集めているな、フィーア。俺の嫁はフィーア、フィーアは俺の嫁、嫁とはフィーア・・・」

手なりで仕事されると、後継は詰みます、、、。

全員成功なんてすごいって言ってるけど、大聖女時代は誰一人、感覚的な説明と無意識の魔力調整についていけなかったんだねえ。マニュアル化した聖女らの苦労がうかがい知れるわ

ここまでやると途中から抜けるなんてやったら流れ弾で神殿や皇后、王家などの信用が地に落ちるという何が起きた状態になりそうw

うーんもはやごまかしも効かないレベルでやらかしてるね
大聖女の生まれ変わりかはともかく聖女として断定されてもおかしくなさそう

。。。。

大聖女様の生まれ変わりってバレかけてねぇか。。。？

ツンケンして嫌な存在だった聖女たちのトップ１０が根が素直な良い子たちだったのでほっこりにっこりです。
このまま聖女の在り方が良い方向に行ってくれたらいいですね。
ろーずはあと一歩ですかね。
フィーアさんがちっともひた隠してないですが、魔人が出てきてボロボロにされないなら、このまま前に打ち出してく方向でも良いと思います。

また、新しく手順書が補完されるのね。
大聖女様は10倍速くこなせるということも判明。