感想一覧

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[良い点]
少しだけひねくれて、世の中の普通からずれてしまった二人。
似た物同士だから惹かれたけれど、それが愛だったのかというと、そこもまた、ズレていそうなところが良かったです。
二人とも自分の生死に無頓着で、冷めていたけれど、ヒロインの方が少しだけ変わったのかな。でも根本は変わらないでいるのかな。
青年の小さな爪痕が、こちらの心にも残るような作品でした。面白かったです。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2021年 03月09日 01時03分
ご感想ありがとうございます。

>似た物同士だから惹かれたけれど、それが愛だったのかというと、そこもまた、ズレていそうなところ

まさにそんな感じの二人ですね。
ちょっとズレていた二人だからこそ、より変な意識があったのだと思います。
彼女はこの件で色々な価値観が変わったようですが、根っこの部分は変わっていないからこそ、少年に対して花を供えるときもスッキリした感じだったのかと思います。
  • 九傷
  • 2021年 03月11日 20時41分
[良い点]
初めまして。企画から参りました。
感想欄お邪魔いたします。


コンパクトに纏められた無駄のない世界の中、少女と青年、それぞれの人生背景が手に取るように見えてきました。勝手に色々と妄想してしまいます。

序盤では年の割に達観した『ひねくれ者』だった主人公に、ラストで花を供えさせることにより、それまで見られなかった人間味を感じさせてくれますね。
周囲には知り得ない、「思春期の成長」は、彼女の世界でちゃんと起きていたのかな……と、思えました。
[一言]
まさに恋と仲間意識は紙一重。
彼女の中に彼は生涯残るのですね。
結構重いお話なのに読後が不思議と爽やかで、すてきなお話です。

長々とすみません!
お邪魔致しました。

ご感想ありがとうございます。

思春期の頃って、後から思い出すと恥ずかしいこと結構してますよね。
この少女も、歳をとった後思い出して恥ずかしくなる、そんな人生を歩めると良いと思います^^

同族意識みたいなのは誰しも少なからずあると思いますが、それが少し変わっているとより強くなるのかもしれません。
彼も彼女も、きっと特別な意識を持ったのだと思います。
  • 九傷
  • 2021年 03月11日 20時37分
[良い点]
なんと!
ちょっとひねくれた女の子かと思ったら!
誰にも相手にされない女の子かと思ったら!
ある人には魅力的にうつるんですね!
嬉しくないけど!

それにしても難儀な青年ですね!
さぞかし今まで生き辛かったでしょう!

漫画『レベルE』の好きになった女の子を食べるエイリアンを思い出しました!
女の子が生きててよかったです!
[一言]
天界音楽さんの企画から来ました!
  • 投稿者: 暮伊豆
  • 2021年 03月04日 14時39分
ご感想ありがとうございます。
レベルEとは懐かしい!
あの作品は作者のセンスが光るというか、ちょっとヒネたキャラクターが多かったですよね。
お話自体もそんなものばかりでしたがw
  • 九傷
  • 2021年 03月06日 06時54分
[良い点]
 少女の心中描写及び途中の自分が幽霊であり、青年との会話でお互いの気持ちがとても似ているという事実に気付く展開、また、最後に少女が青年との出来事を思い出しながら花を持ってくるシーンがとても良かったです!
[一言]
 少し重めの話ではありましたが面白かったです!特に少女と青年は誰かに自分という存在を気付いて欲しかった、って言うところは考えさせられますね。でも、最後の場面では青年が唯一少女に、他の人が思う人物像とは違う少女しか知らない青年を少女が知ってくれて、花束を御供えするシーンは感動しました。
ご感想ありがとうございます。

多感な時期の少年少女は時に色々拗らせてしまいますからね。
二人はお互いの似た部分に惹かれ合い、出会ったのでしょう。
そしてだからこそ、少女は最後、彼に花を手向ける気になったのですね。
  • 九傷
  • 2020年 05月13日 06時47分
[良い点]
中盤で明かされる事実によって、話の雰囲気が一気に変わりますね。
最後まで読み終えてから、もう一度冒頭部分を読み直したいと思えるストーリーで面白かったです!
  • 投稿者: K・t
  • 女性
  • 2020年 05月05日 20時29分
ご感想ありがとうございます。

普段書いている作風とはちょっと違うので、そう言って頂けると幸いです^^
  • 九傷
  • 2020年 05月05日 20時50分
[一言]
青年に刺されて幽体離脱中だというのに妙に達観した様子な主人公に興味を持ちました。
この時の彼女にとっては生も死もどうでもよかったのかもしれませんね。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 10月17日 17時26分
管理
ご感想ありがとうございます。
また、素敵なレビューも頂け感激しております。

この少女は元々達観した所があるからこそ、こんな状況になってもあまり動転したり混乱したりしなかったのかもしれませんね…
  • 九傷
  • 2019年 10月18日 08時56分
[一言]
初めまして、佐倉さんの企画からやって参りました。
最初は、えらく斜に構えた主人公だと感じました。
でも、環境・状況によってはそうならないとやっていけないこともあるわけで。
主人公は青年に殺されかけて、何かが変わったようですね。
〉「誰でもよかった」
はずなのに、主人公に惹かれた青年。でもそれを打ち消したくて存在を消そうとする。やっぱり異常かな。

二人の会話は軽さがあり、私はこの話にはあっている感じがして読みやすくかったです。

主人公は親の関心やっぱり欲しかったのかな。
最後に花を手向ける彼女が変わってゆければいいなと思ったりしました。

怖い話かもしれませんが、読みやすくさらっとしていました。
読めて良かったです。ありがとうございました。

  • 投稿者: 綿花音和
  • 女性
  • 2019年 01月30日 15時51分
ご感想頂きありがとうございます。
少女も青年も、成長していく過程で、何か歪な育ちかたをしたのかもしれませんね。
誰しもにありそうな事柄ですが、その方向性によっても色々と変わってきそうです。

内容が少しアレなので、なるべく読み口を軽くしたつもりですが、そう思って頂いて幸いです。
  • 九傷
  • 2019年 01月31日 06時12分
[良い点]
だからせめて、私だけでも、と思うに至った話。
エピローグも、冷めたままなのは、好感が持てます。そんなに簡単に変わらない人間が好きなんです。でもまあ、ちょびっとは変わってるのかな。
[一言]
ひねくれ度合いが、現実的ですよね。
普通、話を面白く?というかキャラクターをたてるために、特徴的にするんでしょうけど、中途半端なひねっぷりが良かったと思います。
いるいる、こういう感じの子、と思いながら読めました。それでいて冷めてて、でもよく回りを見るからそういうキャラになってしまう。だから、本当は自分が思ってるほど世間が自分に無関心ではない、とどこかで知ってるんだけど、試す真似をして逆に傷つく。
その、どこかでわかってるんだろうなーっていうのが、エピローグの世間の関心、親の関心にかかってきている。
手に入った、というより、分かる形で見えたってとこでしょうか。
幽霊であった時の話が彼女の妄想だったとしても、殺されかけた現実を背負って行くなら、それくらい青年が優しい方がいいだろうなぁ。
ご感想頂き、ありがとうございます。

個人的な解釈かもしれませんが、自分に対する関心、無関心って、結局は自分の捉え方に大きく依存してると思うんですよね。
でもやっぱり、人によっては自分の見方が変わったと思う人もいれば、周りの見方が変わったと思う人もいる…
見た目や性格が変わらなくとも、自分の中の世界が変わるっていうのは、人間の面白みの一つですね。

それにしても、やっぱり皆さま色々な解釈や考えがあって、物凄く参考になりますね…。
色々な感想を頂けて嬉しい限りです。
素敵な企画をして頂き、ありがとうございました<(_ _)>
  • 九傷
  • 2019年 01月21日 07時12分
[良い点]
構成が光るお話でした。(ネタバレ有りです)

最初の場面、言葉、思いとは裏腹に自意識がある子だなぁと思っていて、その意味がもう一人の主人公の出現で分かって納得しました。

後半で種が明かされて、少女と青年が似ている、という所が二重にも三重にも掛けられているように感じました。

最後の自死の所は、刺した後に好きだと気付き、病院へ連れていき、しかしその恋の成就は叶わないと思い入水したのかもしれないなぁと思いました。
彼女があんなに青年に理解を示すとは、その時の青年は思わなかったのかもなぁと。

興味深いお話でした。
[気になる点]
一点だけ惜しいと思ったのは、感情移入する事が難しかった事です。

作者さんのこうしたい、という筆の線が透けて見えてしまったのが、物語からはじき出されてしまった要因かもしれません。

この物語が感情移入出来るものですと、より化けていくのではないかな、と思いました。
次作の糧にして頂けたら幸いです。
解釈違うな、と思われたらそのまま気にせずに。
色々な事を想像出来、とても面白かったです。
ご感想頂き、ありがとうございます。

話の構成は概ねそのような感じで組み立てていますね。
あとはボカシている部分を、読み手の感性に委ねる様な感じにしています。
本来であれば、あまり良くない手法かもしれませんが、短編なら良いかなと^^

青年については、どんな結果にせよ最初から死ぬ気だったんじゃないかな、という気持ちもあります。ただ、本当の所、青年がどう思っていたかというのは書いてる自分にもわからないです。
自身も客観的に見て、モヤモヤするようと思いながら執筆しました。

ですので、解釈についても色々な見方が出来る(といいな)と思います。
ご意見については、有り難く頂戴いたしますね<(_ _)>
  • 九傷
  • 2019年 01月21日 06時50分
[良い点]
はじめまして。佐倉さんの企画を読ませていただいております。

少女と青年は少し似ていますけど、まったく同じというわけでもなくて、でも少女は自分を見てくれた青年がそんなに嫌いじゃない。

なんでしょう。いい意味での、義理みたいなものを感じました。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 01月18日 00時22分
管理
ご感想頂きありがとうございます。

そうですね。青年は少女に、少女は青年に自分とは『同じ』ではなく、『似ている』何かを感じたのでしょう。
そういう意味では、義理というより、仲間意識に近いかもしれません。
  • 九傷
  • 2019年 01月18日 09時08分
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