感想一覧
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[良い点]
今時珍しい「道に迷ったら山荘を見つけてそこで殺人事件に遭遇する」と云うスタイル。私は大好きです!このタイプの話にすると既に山荘に集まっている人たちが、どんな目的で集められたのか。そしてどんな関係なのかが途中まで謎だったりしてある種のホラー感が産み出されるんですよね。これから何が起きるかわからないって云う。いやー、こういったタイプのクローズドサークル、もっと書く人増えると嬉しいですなー。
[気になる点]
〜以下ネタバレありなので未読のかたはご注意を〜
なぜそうしているかの理由は分かるのですが、登場人物の名字が漢字で名前がカタカナなのは……個人的には違和感強かったです。当て字でいいんで名前の方は漢字表記にしてくれた方が読みやすかったかなと。あと主人公二人、性格や話口調が似すぎてて正直判別が付きずらかったです。リアリティーを重視するなら仕方ないのかもしれませんが、小説的にはもうちょっと区別がつくような個性をそれぞれに持たせてほしいなと思いました。
トリックと犯人の当て方に関してなのですが、ミステリとしてはOKなのですが読者への挑戦を入れる本格推理作品としては不十分かなと。探偵役自身が言っちゃってますが、現時点では証拠が皆無ですよね。犯行方法に関してもあれを使った方法以外が存在している気がしますし、そもそもかなり意味のないトリックです。だってあれ、動機がないからと云う理由だけでオオリさんを犯人から除外しようとしていますが、普通に考えて彼女が犯人として疑われてしまうでしょう。主人公らも言っていますが、強盗がたまたまやって来るなんて可能性はほぼ皆無に思えますし。となると、実行犯が別にいようとも彼女が犯人として疑われることはほぼ百パーセント。あの状況ならはっきり言って真犯人が殺す必要すらない。あれならいっそ、アランさんとオオリさんの二人しかいない日に殺人を行い、その上で強盗がやって来たような状況を必死に作る、とかの方がましな気がします。
はっきり言ってしまいますが、動機と云う面においてこのトリックは不成立かなと。共犯であるならこのトリックを使う必要がなく、単独犯だとするとそもそもトリックが成立しない。もっとしっかりトリックを練ってほしかったです。
[一言]
気になる点でたくさん文句を言ってしまい申し訳ない!ただ、舞台設定やそれようのトリックを考えていることは見事だと思ったので、どうしてもそれを活かしきれていないところが勿体なく……。あと、妖孤伝説って結局なんだったんですかね~。そこら辺もも少し深く掘り下げられてると良かったなーと。
でもでも、最近見ない形のクローズドサークル!そこに妖孤伝説も混ぜてよりホラー感や不思議感を強めようとするセンス!私はとても大好きです!こんなに文句言っておいてこの野郎、と思われるかもしれませんが是非また推理ものを書いてみて欲しいです!
久しぶりのクローズドサークルもの、ご馳走さまでした!
今時珍しい「道に迷ったら山荘を見つけてそこで殺人事件に遭遇する」と云うスタイル。私は大好きです!このタイプの話にすると既に山荘に集まっている人たちが、どんな目的で集められたのか。そしてどんな関係なのかが途中まで謎だったりしてある種のホラー感が産み出されるんですよね。これから何が起きるかわからないって云う。いやー、こういったタイプのクローズドサークル、もっと書く人増えると嬉しいですなー。
[気になる点]
〜以下ネタバレありなので未読のかたはご注意を〜
なぜそうしているかの理由は分かるのですが、登場人物の名字が漢字で名前がカタカナなのは……個人的には違和感強かったです。当て字でいいんで名前の方は漢字表記にしてくれた方が読みやすかったかなと。あと主人公二人、性格や話口調が似すぎてて正直判別が付きずらかったです。リアリティーを重視するなら仕方ないのかもしれませんが、小説的にはもうちょっと区別がつくような個性をそれぞれに持たせてほしいなと思いました。
トリックと犯人の当て方に関してなのですが、ミステリとしてはOKなのですが読者への挑戦を入れる本格推理作品としては不十分かなと。探偵役自身が言っちゃってますが、現時点では証拠が皆無ですよね。犯行方法に関してもあれを使った方法以外が存在している気がしますし、そもそもかなり意味のないトリックです。だってあれ、動機がないからと云う理由だけでオオリさんを犯人から除外しようとしていますが、普通に考えて彼女が犯人として疑われてしまうでしょう。主人公らも言っていますが、強盗がたまたまやって来るなんて可能性はほぼ皆無に思えますし。となると、実行犯が別にいようとも彼女が犯人として疑われることはほぼ百パーセント。あの状況ならはっきり言って真犯人が殺す必要すらない。あれならいっそ、アランさんとオオリさんの二人しかいない日に殺人を行い、その上で強盗がやって来たような状況を必死に作る、とかの方がましな気がします。
はっきり言ってしまいますが、動機と云う面においてこのトリックは不成立かなと。共犯であるならこのトリックを使う必要がなく、単独犯だとするとそもそもトリックが成立しない。もっとしっかりトリックを練ってほしかったです。
[一言]
気になる点でたくさん文句を言ってしまい申し訳ない!ただ、舞台設定やそれようのトリックを考えていることは見事だと思ったので、どうしてもそれを活かしきれていないところが勿体なく……。あと、妖孤伝説って結局なんだったんですかね~。そこら辺もも少し深く掘り下げられてると良かったなーと。
でもでも、最近見ない形のクローズドサークル!そこに妖孤伝説も混ぜてよりホラー感や不思議感を強めようとするセンス!私はとても大好きです!こんなに文句言っておいてこの野郎、と思われるかもしれませんが是非また推理ものを書いてみて欲しいです!
久しぶりのクローズドサークルもの、ご馳走さまでした!
[良い点]
登場人物の名前以外、文章、シチューエション、トリックと推理小説として整ってて、すんなり読めた点
登場人物に動機をあえて説明させないところも中々面白い
登場人物の名前以外、文章、シチューエション、トリックと推理小説として整ってて、すんなり読めた点
登場人物に動機をあえて説明させないところも中々面白い
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