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[良い点]
プロローグの辺りは「ちょっとストレート過ぎるかな」と感じましたが、全体としては強く惹きつけられる「不思議な話」でした。

昔の人は虹を凶兆と見ていた、「二重虹」や「逆さ虹」のようなめったに見られないものは特にひどいものだ、と考えていたそうです。
虹を蛇と見立てる文化、蛇の持つ「不死」や「水」とのつながり、誘惑するものとしての蛇。
わたしは提出期間が終わってからそういう事に思い至って、「オカルトに結びつければ良かった」と思いました。だからこそ「虹の七色と七つの罪」というこの作品の趣向は、ビビッと痺れます。
[一言]
罪の性質によって結末が左右されたことから考えると、男のそれは
「『自分』しかいない森の中で暮らすことになりました」
というのが思い浮かびます。
相手が必要で、「増える」という結果に繋がる欲望。増えた『自分』同士で……。
  • 投稿者: LE-389
  • 2019年 01月26日 13時22分
感想ありがとうございます。

今回のイベントはほのぼのしたものを作ろうと最初思ったのですが、逆さ虹からはどうしても負のイメージしか出てこなくて今回のような話になりました。

最後の男がどうなるのかは読者に任せるつもりで書くのをやめました。

逆さ虹はただ、黙って嘲笑うだけなのでしょう。
[一言]
こんにちは!
公式設定を使いつつ、ホラー系の作品とはいやあ美味しかったです。いえ、ほのぼの童話も好きなんですけれど、こういう大人をぐさっとえぐる「自業自得」やら「因果応報」な童話と言いますか昔話は良いですよねえ。そして七つの大罪にマザーグース、ホラーが好きなひとはきっとみんな大好きな要素だと思うのです。

風風風虱さんの書くミステリー要素のあるホラー、好きです。最初のニュースと「僕」の登場から、「あ、コイツだな」っていうのはわかるのですが、そこに至るまでにどう追い詰めていくのか。その辺りが犯人が最初からわかっているミステリーを見ているようで楽しめました。

前書きと本文を分けている使い方も面白いですよね。基本的に現実世界とスケッチブックの中の世界で前書きと本文をわけていらっしゃいますが、プロローグとエピローグは少し異なりますよね。場面転換という意味合いもあるのでしょうが、現実とスケッチブックの世界の境目があやふやになるような不安感が湧き上がりました。さて、男は逆さ虹の森で何を経験するのでしょう。かわいそうな子どもたちのための森の糧として逆さ虹に美味しく頂かれることになるのかもしれませんね。

ところで私は、クマとヘビのお話が好きでした。ホラーらしい予定調和感と言いますか、「くるぞ、くるぞ、くるぞ、はい来た!」という予想される結末にぴたりとはまる感じが気持ちよかったです。感想欄ではキツネが人気でしたね。こうやって皆さんのお話をお伺いするもの楽しいです。
感想ありがとうございます。

良かった。
ヘビ派、クマ派も居てくれた!(笑)

キツネがミステリー要素ですね。
クマ、ヘビ、コマドリは様式美。
アライグマ、リスはその中間でしょうか。
これも狙ったわけではなく悩んだ結果、ああなったところがあります。

色々な人の好みをカバー出来るのがオムニバスの強みですね。

ぴたりとはまって良かったです。


[良い点]
虹を、七つの大罪になぞらえてあるところ。
タグを見て、「ああ、そういうことか!」と驚き、納得いたしました。

[気になる点]
私の我儘ではありますが、
キツネ以降は、短い話が多かったせいか、ひたひたと迫る恐怖が足りない気がしてしまいました。
クマの話は、春なのに身体はまだ冷たい、とか、ずっと寝ていたから身体がうまく動かせないとか、もう少し「死」を匂わせておくのも、じわじわ恐くて楽しい(←こら)
[一言]
キツネの話が特に好きですね。
オチはもうわかっているのに、どうしてこんなにぞわぞわするのでしょう。
ホラーの醍醐味を味合わせていただきました。

ラスト、ただの聞き役だと思わせていた人物の正体に、「おお、そうきたかー」となりました。
こちらもまたいいオチでした。
感想ありがとうございます。

意外や意外。
キツネがかなりの人気で少々戸惑い気味です。

本当はコマドリぐらいのショートな物語で構成しようと思っていたのです。

皆さんの意見を取り入れて、少し他のを加筆してバランスを取ることを考えた方がいいかもしれませんね。

検討させていただきます。
[良い点]
一つ一つの小話が、独立してあったとしても価値のあるものになっている上に、読み終わってからプロローグに戻って思わず、納得!の伏線、お見事でした!
感想、ありがとうございます。

七本セットのバリューパックでございます。(笑)

現実の世界と絵の世界の多重構造でした。

楽しんでいただけたのら何よりです。

また、よろしくお願いいたします。
[良い点]
全てが自業自得なところ。
こまどりときつねが印象に残りました。
特にきつねはミステリーの要素もあって面白かったです。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2019年 01月17日 07時43分
感想、ありがとうございます。

七つの大罪をテーマにしました。
なので『ざまぁ』ではなく『寓話』を目指しました。

前にも書いたのですがキツネは苦労しました。
意外と好評でホットしております。

ありがとうございます。
これからも宜しくお願いいたします。
[良い点]
完結お疲れ様です。

読ませていただきました。もう、幼児が読んだらトラウマもののホラー童話ですね。とくに最終話が一番怖かったです。

逆さの森の設定をとてもうまく活用できていると思います。とても勉強になりました。
感想ありがとうございます。

果たして子供が読んで、キツネや最後の話を理解してもらえるか疑問に思っています。

そう意味で大人の方が読んで怖くなる作りにしたつもりです。

もしも、この話を子供が読んでくれたとして、話を理解出来ないまでも、どこか怖いと心に引っ掛かってくれればと思いました。そして、大きくなって思い出したときに、ああ、あれはあんな話だったんだと思ってもらえれば大成功だと考えています。

これからも宜しくお願いいたします。
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