感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[一言]
恋は盲目というか、恋は理性を飛ばすというか。
どんなに優れた人でも恋愛面では別の顔を見せるのが怖いところですね。

この作品を読みながら、「こええええええ!」と、心の中で震えておりました。
物でも人でも、執着する人は執着しますよね。
私はポンポン切り捨ててしまうのでその気持ちはあんまりわからないんですけど、自分は絡まれたくないなと切に思いました。

この作品、実際にある伝承がベースになっているんですね。
清姫達がお亡くなりするところで終わっていれば綺麗なお話なのに、なぜ神仏の化身なのだという蛇足を付けたのか……w

いつの世も、みんな自分にハクや徳があるのだと宣伝に一生懸命なのだなと苦笑してしまいました。
  • 投稿者: 夕立
  • 2019年 03月02日 14時45分
夕立さん、感想ありがとうございます!

安珍清姫については、まんが日本昔ばなしの1エピソードにもなっているほど知れ渡っていますね。動画で検索すれば見つかると思いますので、お時間あれば閲覧してみてください。同アニメ中の屈指の名作だと思います。

他にもYouTubeで検索すれば、Kihachiro Kawamoto - Dojoji Temple (Musume Dojoji)という人形劇が出てきます。
これがまた、人形とは思えないほどの職人気質のクオリティ。生々しい女の情念を描ききっており、思わずホロリときてしまいそうです。

いずれにせよ、安珍清姫を扱った創作物は、昔から多いうえ、レベルの高いものが多く、それらに劣ってはならないと気負いもあり、長らく敬遠してきました。ようやく念願が叶ったというか。

僕も清姫と同じ熊野地方出身(熊野三山は和歌山ですが、作中にも言及している三重県の花の窟神社の周辺です)。
熊野の女は情深く、清姫がとった行動もあながち誇張ではないと言う人もいます。
じっさいの熊野は僻地もいいところで、およそ住むには適していないですが、悠久の歴史が続いていることについては誇らしく思っております。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
[良い点]
もっとおどろおどろしい情景、人間臭い心情描写をされるかな、と構えていましたが、怖い想いをすることなく最後まで読み終えることが出来て、香月的には本当に良かったです。

迫力ある圧巻のラストでした!
燃え盛る貨物コンテナ内、逃げまどい、追い詰められていく光宗の様子など、目の前に浮かぶように想像できました!
本当に、描写が巧みだと唸りました。

>だったら生きよう。たとえ罰を受けるにせよ。
 私は私の脚で、立って歩いてみせる――由海はそう思った。

この由海の覚悟に何より打たれました。
本当に由海は強い。惚れ惚れします。
由海の爪ほどでも、その強さが私にも欲しい。心からそう思います。
良いラストでした。

この物語、本当に香月の好みドストライクでした!
ホラーというカテゴライズですが、いわゆる一般的なゾッとするホラーではなく、むしろ現実恋愛ジャンルに近い分、香月でも怖い想いをすることなく、最後まで味わって読むことが出来たのだと思います。
由海の心理が痛いほど伝わってきて……同じ立場に立っても、同じ行動はしないと思いますが、女として共感しました。
だから、私には読後感悪くなく、罪の重さはまた別ですが、由海の覚悟には心からエールと送りたいです。

完結本当にお疲れ様でした!

遅くなってすみません。
香月よう子さん、感想ありがとうございます!

臨場感のある描写ができていたでしょうか? だとすれば、先日、日高川町へ取材に行った甲斐があります。
あいにく道成寺で住職による、巻物を使った安珍清姫の話を聞けなかったのは心残りですが。

プロットはあってないような状態で立ちあげたのですが、『安珍に相当する男が、河原に不法投棄された貨物コンテナに閉じ込められ、火あぶりにされる』というオチだけは最初から固めておりました。
さすがにこの現代で、釣り鐘の中に男を閉じ込め、ガスバーナーで炙り殺すようなギミックは物理的に無理でしょうし。

取材の際は友人に運転をまかせ、僕は助手席で、町の風景を眺めまわしながら空想(妄想)を膨らませたものです。
「町はおれらの住んでる田舎と、そう変わらんな。それにしても日高川って穏やかな流れやね。とても暴れ川の側面があるとは思えん。あの河原あたりにコンテナがあると仮定して(じっさいにそんなものが投棄されているはずもありません)、あそこでヒロインと男との対決の場として、やってみると面白いかもしれん……」などと、シミュレーションしたのがよかったと思います。

あと、光宗と彩香が由海の逆鱗に触れ、ポルシェを奪い、追いかけるショッキングなシーンの現場。
グーグルマップを使って、モデルとなるアパートや県道もちゃんと選定しております。グーグルストリートビューでくまなく周辺を調べていますので、僕のなかでリアリティが生まれているわけです。

由良町のお好み焼き屋や、港もじっさいにあります。お好み焼きを食べたあと、散歩するなら移動時間にどれぐらいかかるか、などと検証しています。
ストリートビューで練り歩くことによって、新たなアイデアも生まれますし、我々創作者にとって、この技術は活用しない手はありますまい。生の取材と、最先端技術による事前調査がうまくかみ合ったと思います。偉大なるグーグル社に最敬礼です。


手前みそでなんですが、拙作は比較的スムーズに執筆できたような気がします。ほぼ滞る箇所がなかった。
ヒロインの由海も気の毒な女の子ですが、書き手にとってはこれほど助けられたこともめずらしい。それほど本作は由海のおかげで、すんなりと完結まで導いてくれたようなものです。

幕を閉めたあとの由海にどんな苦難が待ち受けているかはわかりません。
が、彼女の未来に希望があることを祈っております。
なにせ『拠り所』の『海』と書いて『由海』。川の流れに身をまかせたとしても(それが激しい濁流であったとしても)、いずれ海に行き着いて、落ち着くべきところに落ち着く。そうあって欲しいものです^^。
[良い点]
完結おめでとうございます!

迫力のあるラストでした。
燃え盛る火炎が、激しい由美の情念を表していて、物語の象徴のようです。
光宗の最期も、なんとも印象的でした。激しく燃えながらも、屈折した格好の姿が、報いを受けた彼の業を表しているような気がしました。

物語のラストが冒頭につながるのもまた、素敵でした。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2019年 02月27日 22時16分
遥彼方さん、感想ありがとうございます!
遅くなってすみません。多忙のうえ、帰宅してもクタクタに疲れていまして……。

それにしても企画運営、お疲れさまでした。たいへんな盛況ぶりで、なによりです。1つのテーマから、十人十色の作品が生み出せるのですから、人間の想像力とは無限の可能性を秘めていると思います。
また機会がありましたら、よろしくお願いします。他とは一線を画す異彩を放つ作品を送り込みたいと思います。
とりあえず当面は、4、5月まで仕事が落ちつくまで静養しますけど……。


さて、本編の話をば。
炎は穢れ(カルマ)を浄化し、新しいものを生み出してくれる意味があります。
ろくでもないラストですが、カタルシスは得られたのではないでしょうか。
……まあ、しかしアレですね。やはり今どきのご時世、ハッピーエンドが好まれるのはわかります。
こんなビターな終わり方では、なかなか賛同は得られないのかも。

以前から『安珍清姫伝説』を絡めた物語を書いてみたかった。
去年までの技量では追いつかず、なぜか今年ならできそうな気がして、いざ挑戦してみたら思いのほかうまくいったと思います。

あいにく拙作はホームランにはなりませんでしたが、技巧派投手の投じた変化球にうまく反応してバットの芯で捉え、センター前に弾き返したような、確かな感触があります。
愚直にこんな泥臭い安打を積み重ねるのみですね。

潜在能力を引き出してくれたことに、重ねて感謝です^^!
[良い点]
11.カタストロフィへの招待状
まで、拝読しました。
毎回、更新毎に楽しみに読ませて頂いていますが、ここに来て本当に続きが、ラストはどんな締めになるのかが本当に楽しみです!
胸糞悪い話、と仰いますが、そんなことありません!
由海の女の情念が見事に描かれていると思います。
私にレビューを書く力があれば……‼︎
もっと沢山の方々に読んでいただきたい作品です。
香月よう子さん、感想ありがとうございます!

うう……かまってくれるのは香月さんだけとは(泣)。
女の情念が描き切れているでしょうか? 清姫はわずか13歳で安珍をストーカーしたらしいです。おませさんですね。
胸糞悪い展開はエピローグの部分なんです。14部目だと思います(まだ書き切れていない)。
できればソフトに抑えたいのですが、興が乗ると僕は容赦しませんぞ^^;。
[良い点]
この度は企画にご参加いただきありがとうございました。

冒頭で台無しにしてしまった、何か。
祖母の響子が語るご先祖の話。
その二つが現在進んでいく由海と光宗の恋愛とどう絡んでいくのか、楽しみです。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2019年 02月03日 17時22分
遥彼方さん、感想ありがとうございます!

香月さんの返信欄にも書きましたが、昨日、和歌山県の御坊市のお隣り、日高川町まで足を伸ばしました(当方、三重県の南部出身であるため、車で片道2時間半ほどかかりました)。

もうすでにお気づきかもしれませんが、古くから日高川町(作中と下の欄に、若干の間違いがありました。『日高町』と隣接する形で『日高川町』があります。由海の自宅があるのは『日高川町』に修正しました)に伝わる悲恋伝説との二重構造で物語は進んでいきます。

能や人形浄瑠璃、歌舞伎でも題材に扱われるほどのポピュラーな悲恋話なので、言わずもがなかもしれません。あえてこの感想欄では伏せておきましょう。

昨日の取材では、某姫が入水自殺し、のちに墓を建てられた場所を訪ねました。なんとも寂しい場所でした。
かたや某僧が逃げ込んだとされている某寺を練り歩きました。なかでも寺の真ん前には、某僧が釣り鐘ごと焼き殺され、墓とされる碑も佇んでおりました。
観光客の方々がチラホラ見受けられました。定期的に和尚が絵巻を広げ、語り部をしてくれるそうですが、昨日は時間の都合であきらめました。次回に楽しみを取っておきましょう(YouTubeで検索すればいくらでも見えますが)。

他にも、話が前後しますが、某姫の里と言われる真砂(まさご)集落まで見てきました。もっと奥に行けば、生家跡まであったらしいですが、ちょっと遠かったので、これもあきらめました。次回です、次回。
奇しくも某姫の姓は『庄司』。ほんとうにそのへんの民家の表札に、『庄司』と書かれたものがあり、驚いたものです。おそらく庄司の家系は散らばっているのではないか。とすれば、この方たちは先祖を遡れば……?


……この悲恋伝説はウィキで調べればわかると思いますが、しょせん作り話だとうっちゃるには早計です。妙に具体性があります。ちゃんと発祥の年号まで出てき、地名まで羅列され、生々しい。
なんにせよ、僕の創作活動でいちど挑戦してみたかった題材です。それが後半、うまく収斂され、カッチリまとまるかは神のみぞ知るですが、精一杯がんばります。どうか温かい目で見守ってください^^。
[良い点]
四話まで拝読しました。
すごく面白い‼︎
めっちゃ香月好みです!!
光宗の由海のあしらいにゾクゾクきます。
由海の純情ぶりも良い。
文章表現が非常に優れていて、章構成など勉強になります。
[一言]
迷わず、ブクマ・評価させて頂きました!
続き、期待してます!
でも。
これ、悲恋なんですか?
ちょっと残念かも…^^;
香月よう子さん、感想ありがとうございます!

由海ちゃんを褒めていただき感謝。いやはや男が、女の子を女の子らしく描くのは難しいですね。
今回、あえて由海の身体的な描写は省いております。ちょっとした仕草やセリフで、可愛さや色っぽさを表現できたらいいなと実験しております。

残念ながら、最終的に二人の仲は破局します。
ネタバレすれば、由海は光宗を焼き殺すという残酷なやり方で終焉を迎える予定なのです。
それには光宗先生が殺されても仕方ない、ひどい人物として描かなくてはならない。それはそれでしんどいですが……。

この物語は、和歌山県の日高町に古くからある悲恋伝説を絡めています。もしかしたら香月さんは知っているかも?
後半にそれを暴露するつもりです。

……実はタイムリーなことに、本日、その日高町まで取材に行くつもりです。
日高川をはじめ、伝説の舞台となるある寺にまで足を運ぼうかなと前々から計画していました。
今日び、ググったり、YouTubeで検索すればいくらでも資料が見つかりますが、やはり現地に行って、じかに空気に触れた方が、さらに物語に磨きがかかると思うのです。寺に行って、和尚さんに話を聞いてこようかなと考えております。

というわけで取材に行って、なにか目ぼしい発見があれば、活動報告なりでお知らせしようかなと思うしだいであります^^。
[良い点]
歴史的な知識がよかったです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2019年 01月26日 13時17分
管理
またよろしくお願いします^^。
↑ページトップへ