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[良い点]
皮モノどころか、TSの意味すら詳しく分かっていませんでしたが、読み進めるとどんどん面白くて、とても楽しい経験をさせていただきました。

終盤の展開を筆頭に、皮モノだからこそ出来る描写が読んでいて楽しく興味深く、皮を被る故の大変さなども描かれているのが面白かったです。

最初はチアキさんが常に優勢な形なのかな?と思っていたのですが、チアキさん自身のやらかしや手強い相手もいて、ここからどうなるんだろう!?というワクワクを常に感じさせてくれる作品でした。

終盤の展開、とても感動しました。
最初は脅迫から始まった関係が、こんなにも応援したくなるカップルになって良かったです。
TS(トランスセクシュアル・フィクション)に関してはうちのはだいぶ異端なので、きちんと別個で調べたほうが良いと思います……。

それはさておきさいごまでご覧いただきありがとうございました。皮モノというキワモノジャンルを全年齢で見せるため、他者に受け容れられる、こういう子なら大丈夫、という計算のうえで自分のやりたいことを詰め込んだので、褒められるととてもうれしいです。

またこんなはなしをやってみたいです。あんまり思いつかず苦心しておりますが……。
  • イマジンカイザー
  • 2024年 07月14日 15時53分
[良い点]
皮モノは私の見慣れないジャンルですが、TSが好きなので、この作品も普通のTSものとして楽しく読ませていただきました。
[気になる点]
皮モノについて色々知りたいです。

このジャンルはあまり気に入らない人が少なくないようです。

この作品も実際に皮モノではなく、他のTS手段を使っても同じストーリーが進めるはずだと思います。(例えば魔法や薬など)

そうしたら一般のts好きの人からもっとたくさん読んでもらえるかもしれません。

それなのにわざわざ『皮を被る』という設定を選ぶのはなぜでしょうか?

そもそもなんでこんなジャンルは成立したのか、これも興味深い話です。

結局一体『皮モノ』の見どころって何ですか?
他のTSものと比べたら、長所は何ですか?

色々質問をしてしまって、失礼しました。これはただの私の好奇心ですが、よろしくお願いします。
ご感想ありがとうございます。

頂いたご意見にざっくばらんに答えると、『自分の趣味』というところに終始します。
皮モノというジャンル自体、キワモノの上に派閥が多く、自分のものもその一側面に過ぎません。
簡単な概要はググっていただくとして、自分がこれを書く上で選んだのが、怪盗などがゴムマスクめいたものを被り変装をする、というものでした。

そこは完全に個人の趣味であり。まず、自分が好きと言い出しづらいモノを声を大にしてこれが好きだ、と言いたかった結果であり。
そういう事由から成立したので、他のフィクショナルな要素は徹底的に廃そうと考えました。こういう不気味なものが現実にあって、それに頼らなければ生けていけない人間の話に昇華していった感じです。軸がブレるのでほかのTS要素を出すことは全く考えていませんでした。
というより、皮モノのまま間口を広げようと思い執筆したので、これより深く潜るとR−18要素から逃れられないジャンルなので……。
これがTSに値しないと言われるならそれは確かにそのとおりです。この場を借りて謝罪致します。

利点、見どころと言われたのでストレートにお答えいたしますと、自身のまま他の誰かになれる、脱ぎ着も出来、手軽に誰かのフリを出来る、というところでしょうか。比較的軽微なものでいえばファスナーを開くと女性らしさの見た目の下に男性がいるようなアンバランス感に惹かれたり。

尤も、これは自分の意見であり、他の派閥を探るともっとR-18不可避の意見も多数出て来ます。これに関してはあまり検索を推奨しません。
ただ単に自分はこれが幼少の頃から好きだっただけで。それをカタチにしようと思ったのが本作だった、というのが成立の理由です。

ライトなものなら、『ルパン三世』、『まじっく快斗(他、名探偵コナン)』のような全年齢のものを見ていただくといいかなあとは。

長文の返信になったことを失礼します。
ご覧いただきありがとうございました
  • イマジンカイザー
  • 2023年 01月09日 12時20分
[良い点]
特殊な題材ゆえ、賛否が分かれる作品だとは思いましたが私はかなり好きです。
特にサブタイトルの付け方が絶妙に伏線になっていたりととても上手いなと感じました。
[一言]
三話まで読ませていただきましたが、続きも読み進めたいと思います。
評価ポイント押させて頂きました。
これからも頑張ってください!
  • 投稿者: 花一華
  • 2020年 04月21日 15時22分
ご感想ありがとうございます。事実かなり異様な線を攻めたので、気に入っていただけたようで何よりです。

サブタイトルは書き終わって最後の最後でテキトーにつけているので、以降はだいぶズレているものもしばしば……。

もしまた読んでいただけるのであれば宜しくお願い致しますです。
ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 04月23日 22時34分
[良い点]
特殊な題材ながらも、読ませる展開と文章になってますね。
実際の所、チアキがどういう存在なのかなど考えながら読ませて頂きました。
ご覧いただきありがとうございます。題材が題材なだけにだいぶ不可思議なキャラクターになってしまいましたが、内面は普通にヒロインになっているはずです
おそらく。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 03月01日 08時34分
[良い点]
このタイプでスルーされがちな声の問題や体格の問題にきちんと言及されているところが好きです。
[一言]
キリが良かったのでひとまず21話まで。
大変楽しく読ませていただきました……。
序盤ではヒガシくん目線で読むと悪い奴だったチアキも、話が進むにつれてかわいげのある奴になり、美柳さんの話が終わる頃には悪いだけの奴じゃないということが明確になりました。
そのおかげで稲森さんが登場する頃にはすっかり感情移入してしまい、一緒にどうしよどうしよと思ってたら普通にキャットファイトしはじめて、チアキというキャラクターの妙なしたたかさと胆力をこれでもかと言うほど見せつけられました。とんでもない奴です。
チアキはこち亀でいうところの両津のような状態で、もうどれだけ悪巧みしてもヒガシくんに見破られてぐぬぬしちゃうんだな、という印象になっていて、おかげでどれだけ悪巧みしてても微笑ましい。良いバランスだなと感じました。


さて、これで前半戦は終わったかなという感じですが、ヒガシくんはどうするのやら……。
楽しみに見守っていきます。
  • 投稿者: シクル
  • 23歳~29歳
  • 2020年 02月22日 01時06分
どもども。ありがとうございますです。
元々皮モノって設定からして地に足つかないジャンルなので、材質や精製法以外は嘘をつかないことを目指して書き始めておりまして。それがそのままチアキのキャラ付けになってしまったところがあります。

で、そんなのをヒロイン(?)に据えるわけだから、読者に嫌われないキャラ付はある種必然だったのかなーと。言われてみれば両津と部長みたいなやり取りですね。この辺はセリフがすらすら出て来て楽しかったです。

そろそろ三分の一を過ぎて中盤戦。アズマ君の方にもしっかりメスを入れて本筋に引き摺り込んでゆくのでもう少しお楽しみいただければなと。
ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月22日 11時02分
[良い点]
#0が踏切前で今回が踏切後と、タイトルはきれいな対を成しているんですね。
でも#0が電車の通過を待つ「場」なのに対して、今回はそれぞれが古い生活から抜けて、一歩前へ踏み出した「時」を表わしているのだと読み返してやっと気が付きました。
[気になる点]
[戌亥の旧校舎には近づけなさそうだ……。]が”?”でした。行くことを阻むものが何かあったろうか。
お向かいさんになって、旧校舎に行かなくても互いに素でいられる場所が出来たからなのなら、[旧校舎は遠退きそうだ]くらいでしょうか。
[一言]
早々と露見したチアキと異なって、最後までアズマの外性器の形の描写はありませんでした。
物語が終わってなお、それが…私の中ではチアキの手術よりも希望の種になっています。…ヒカルには物凄い不義理をしたことになりますけど。
  • 投稿者: sou
  • 2020年 02月16日 23時38分
もう何度か目になっちゃいますがありがとうございます。

戌亥の校舎は……なんだったんでしょうね……。
もうあんなところでひとりぼやーっとしてなくてもいいとかそういうメタファーなのかもしれません。たぶん。

踏切に関しましてはそうした意図にて組み込ませていただきました。ひとこと入れるべきか悩んだのですが、きちんと読み取っていただけて嬉しく思います。


で、アズマの件……。
pixivで何度か観ていて、読者の自由な想像力を奪うことになるしと、散々言葉を濁してきたのですが、彼は大柄の男性であり、ヒカルもヒカルで脳内に、ではなく普通に存在していた、というのが作者からの回答となります。

「そうしたこと」、そうした展開を期待されていましたら本当にごめんなさい。引っ掛けはチアキだけでじゅうぶんです。あんまりテクニカルにやれないので。

毎回、奥の奥まで読んでいただいて本当にありがとうございました。

  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月16日 23時47分
[一言]
ひとまず五話まで。
家川のば、はやくも新聞部系新キャラでアズマくんピンチなの!?!? と思ったらこのオチ……! よく考えたらチアキの性格的にも作品の設定的にもあり得る話だったのに普通に騙されてしまいましたね……。
この調子でアズマくんがチアキにあれこれいじくり続けられるのかな、とは思うものの次回はいきなり重めのサブタイ……。
先が読めなくて楽しみです。


この段階の感想でいうのもアレなんですが、完結おめでとうございます! 長期連載お疲れさまでした!
  • 投稿者: シクル
  • 2020年 02月14日 15時23分
おつありがとうございます。なんとか一年でゴールできました。
あれは完全にこのジャンルでやるべきことをやろうって奴です。
開幕バレくらいの気持ちで作ったアナグラムだったのですが、ちゃんと引っかかってくれてむしろありがとうございます(?)。
たぶんもう暫くは弄繰り回されるかと思われます。珍妙な二人の争いをもちょっとお楽しみいただければなと。

ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月14日 19時11分
[良い点]
『皮モノ』として傑出した出来じゃないかと思います。仕組みに微妙な謎を残しているのがファンタジーですけど、それが良い匙加減というか、案配というか。
物語後半からの様々に掘り下げられていくカレシカノジョの事情、上っ面じゃなく、かと言ってむやみに一気呵成に掘り下げるでもなく、段階をある程度追って螺旋階段のように下げていく展開は読み応えがあります。
[気になる点]
TSFというよりは性自認とか性的指向とかそういうお話になっている感が強いですね。物語後半の影響でそう感じるのでしょうけれど。
それが問題、と言うわけではありません。
[一言]
はじめまして。
本当に個人的な事ですけど、完結直前に連載に追いつく事ができたので安堵しています。最終話を『待つ』この感覚がこの作品で味わえる事に対してありがたく感じています。
それにしても、チアキに関しては重い過去がある予想は付いていたんですけど、アズマに関してももう一回りほど重かったのが、死角からぶっ刺された感覚でかなりの衝撃でした。でも、それがないとこのカレシカノジョについては収まりが付かないよな、なんて納得もできてしまったので、予想してなかった自分が読み手としてまだまだだったか、とも。
ジャンルがジャンルな上に中身も中身なので、読み手を相当に選ぶ作品なのは間違いないですけど、指向性が合えば嵌まるだろうなとも思うのです。
映像で見てみたい気もする物語ですけど、ちょっと難しいかな、さすがに。
  • 投稿者: はるきK
  • 2020年 02月10日 11時50分
わざわざ追っていただきましてこちらこそ感謝でございます。次回更新分は本当にエピローグくらいしかありませんが……。

アズマに関しては、チアキという人間を創作した段階で、こういう子を受け入れられる人間とは?と考えて創ったのですが、全体で見たらチアキに埋もれるかなあと不安で、それでもあのクライマックスに共感していただけて胸を撫で下ろす次第です。

お察しの通り、「カワ」のメカニズムに明確な説明が無いのは意図的なものです。纏った時点で体格が変わったり、被って違和感のないマスクってどんな材質なの?って部分をリアルに出来なかったので敢えて謎のままとさせていただきました。

描いている間、本当にこれでいいのか?と自問自答しつつ突っ走っていたので、構成についてそう語っていただけて救われる思いでございます。
残り一話となりましたが、金曜日にまた……。

ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月10日 13時19分
[気になる点]
「私たち、ドッペルさんに引き継ぎしてたってことですか!?」が綴の発言だとすると、生徒会執行部の新旧が逆転して読めます。
「私たち、ドッペルさん“と引き継ぎを”してたってことですか!?」もしくは、「私たち、ドッペルさん“から引き継ぎを受けた”ってことですか!?」だとすっきりするのですが。
[一言]
本筋から逸れますが、チアキの醜形について。
発声障害があることは夙に述べられていましたから、唇裂を想像していました。「喉の手術」が出てきた今は、広範な鰓弓形成異常だったのかなと。
どうやって本物との身長差を埋めていたか、当初は義足装用者かと思っていましたが、チア篇で足を挫いたところでこの考えは霧散し、謎が残りました。
  • 投稿者: sou
  • 2020年 02月07日 11時38分
あちらとこちら、共に感想を頂き誠にありがとうございます。綴の台詞に関しては別途修正を加えさせていただきますね。

チアキの素顔に関しましては、連載開始段階から絶対に明かさないということだけは決めておりました。
中途半端と言われればそれまでですが、リアルにぎりぎりいそうなラインを攻めてしまったので、不用意にそういうものだと開示してしまうのはいじめ等の助長に繋がるかなあと。
年齢制限加えて読む層を限定しておいて何ですが、ここに関しては「ご想像にお任せします」というカタチで通させてください。

なお、身長の増減に関しましては身も蓋もないネタで恐縮なのですが、その都度シークレットブーツ(らしきもの)を履いてごまかしていた・そもそも178センチのアズマからすると極端な増減でない限りほとんどわからない(彼の身長はそうした想定で設定しました)という体となっております。

最初期から期待してくださったのに、大変いい加減な回答ですみません。
では、では。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月07日 14時04分
[良い点]
「真実なんてどうでもいいでしょ。今キミが見ているもの。それがホントのことなんだよ」
この作品が皮物である、という前提を踏まえた上で見たこのシーンと台詞が本当に好きです。

[一言]
やや苦手ジャンルだったので長らく敬遠しており、この終わり時に!? という感じで申し訳ないのですが、ちょびちょび読み進めてみようかなと。
キャラクターや文体は良い意味で相変わらず、な気がしてこれこれ~って楽しめました!
  • 投稿者: シクル
  • 23歳~29歳
  • 2020年 02月06日 01時44分
ご感想ありがとうございます。取っ付きにくいジャンルであるのは如何ともしがたいのでアレですが、あんまり器用じゃないので、文体や作風は普段通りなはずです、たぶん。

あんまり年齢を狭めるようなことはやってないので、お暇な時にサラッと読んでいただければ嬉しいです。
ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月06日 11時35分
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