エピソード57の感想一覧

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[良い点]
『皮モノ』として傑出した出来じゃないかと思います。仕組みに微妙な謎を残しているのがファンタジーですけど、それが良い匙加減というか、案配というか。
物語後半からの様々に掘り下げられていくカレシカノジョの事情、上っ面じゃなく、かと言ってむやみに一気呵成に掘り下げるでもなく、段階をある程度追って螺旋階段のように下げていく展開は読み応えがあります。
[気になる点]
TSFというよりは性自認とか性的指向とかそういうお話になっている感が強いですね。物語後半の影響でそう感じるのでしょうけれど。
それが問題、と言うわけではありません。
[一言]
はじめまして。
本当に個人的な事ですけど、完結直前に連載に追いつく事ができたので安堵しています。最終話を『待つ』この感覚がこの作品で味わえる事に対してありがたく感じています。
それにしても、チアキに関しては重い過去がある予想は付いていたんですけど、アズマに関してももう一回りほど重かったのが、死角からぶっ刺された感覚でかなりの衝撃でした。でも、それがないとこのカレシカノジョについては収まりが付かないよな、なんて納得もできてしまったので、予想してなかった自分が読み手としてまだまだだったか、とも。
ジャンルがジャンルな上に中身も中身なので、読み手を相当に選ぶ作品なのは間違いないですけど、指向性が合えば嵌まるだろうなとも思うのです。
映像で見てみたい気もする物語ですけど、ちょっと難しいかな、さすがに。
  • 投稿者: はるきK
  • 2020年 02月10日 11時50分
わざわざ追っていただきましてこちらこそ感謝でございます。次回更新分は本当にエピローグくらいしかありませんが……。

アズマに関しては、チアキという人間を創作した段階で、こういう子を受け入れられる人間とは?と考えて創ったのですが、全体で見たらチアキに埋もれるかなあと不安で、それでもあのクライマックスに共感していただけて胸を撫で下ろす次第です。

お察しの通り、「カワ」のメカニズムに明確な説明が無いのは意図的なものです。纏った時点で体格が変わったり、被って違和感のないマスクってどんな材質なの?って部分をリアルに出来なかったので敢えて謎のままとさせていただきました。

描いている間、本当にこれでいいのか?と自問自答しつつ突っ走っていたので、構成についてそう語っていただけて救われる思いでございます。
残り一話となりましたが、金曜日にまた……。

ではでは。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月10日 13時19分
[気になる点]
「私たち、ドッペルさんに引き継ぎしてたってことですか!?」が綴の発言だとすると、生徒会執行部の新旧が逆転して読めます。
「私たち、ドッペルさん“と引き継ぎを”してたってことですか!?」もしくは、「私たち、ドッペルさん“から引き継ぎを受けた”ってことですか!?」だとすっきりするのですが。
[一言]
本筋から逸れますが、チアキの醜形について。
発声障害があることは夙に述べられていましたから、唇裂を想像していました。「喉の手術」が出てきた今は、広範な鰓弓形成異常だったのかなと。
どうやって本物との身長差を埋めていたか、当初は義足装用者かと思っていましたが、チア篇で足を挫いたところでこの考えは霧散し、謎が残りました。
  • 投稿者: sou
  • 2020年 02月07日 11時38分
あちらとこちら、共に感想を頂き誠にありがとうございます。綴の台詞に関しては別途修正を加えさせていただきますね。

チアキの素顔に関しましては、連載開始段階から絶対に明かさないということだけは決めておりました。
中途半端と言われればそれまでですが、リアルにぎりぎりいそうなラインを攻めてしまったので、不用意にそういうものだと開示してしまうのはいじめ等の助長に繋がるかなあと。
年齢制限加えて読む層を限定しておいて何ですが、ここに関しては「ご想像にお任せします」というカタチで通させてください。

なお、身長の増減に関しましては身も蓋もないネタで恐縮なのですが、その都度シークレットブーツ(らしきもの)を履いてごまかしていた・そもそも178センチのアズマからすると極端な増減でない限りほとんどわからない(彼の身長はそうした想定で設定しました)という体となっております。

最初期から期待してくださったのに、大変いい加減な回答ですみません。
では、では。
  • イマジンカイザー
  • 2020年 02月07日 14時04分
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