感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
とても丁寧で素敵なお話でした!
紳士と図書館アルバイトの恋。
似た傷を持つ者同士が触れ合い、やがてゆっくり距離を縮めていく。
優しい視点で描かれていると感銘を受けました。
九藤 朋様

早速読みに来てくださいまして、どうもありがとうございました。
地味な設定だけに、珍しく丁寧に書いてみました。
素敵と言っていただけて嬉しいです。

[良い点]
きらきらしている恋愛小説よりもこういう味のある人間臭いものの方が好きです。
図書館に住み着いている「紳士」の振る舞いに幼さを感じました。
ホームレスのようになりながらもプライドを捨てきらないそんなところが魅力的で同じ男子として強く共感できました。
相沢昭人様

お読みくださいまして、どうもありがとうございました。
人間臭いのは作者の好みが大きく出た結果です。
そうですね。紳士の幼さは、「可愛げのある大人」に繋がっていると嬉しいです。
そうでないと、おそらくアラフォー女の心を的確にくすぐることはできなかったと思うのです。
男性の方にまで共感いただけたのは、存外の喜びです。
書いてよかったと思えました。
ありがとうございました。

[良い点]
品のある文章で勉強になります。文章のテンポが一定を保たれていて読みやすかったです。
[気になる点]
些細な点ではありますが「数"カ"月」「数"ケ"月」の表現が混在しています。もし意図がなければ統一されると、より良い形になるかと思われます。
意図あっての使い分けでしたら申し訳ございません。

[一言]
お話の作風の関係か、少々強引な話の進み具合もあり、正直好みの作風ではないなと思いながらも文章の上手さによって読みすすめられました。かといって大手を振って5pというのも逆に失礼な気がして4pとさせていただいております。ご容赦ください。
澄石アラン様

お読みくださいまして、どうもありがとうございました。
声に出してブツブツ言いながら書いていることが多いため、テンポがあるのかもしれません。
『○ケ月』の部分、ご指摘ありがとうございます。
先程修整いたしました。
そもそも、ホームレスとの恋、しかも良い歳した女という設定の時点で、すべてが強引な気もします……
それでも最後までお読みくださった澄石さんの優しさと懐の深さに感謝したいと思います。
私の作品は、ポイントをいただくこと自体が貴重ですので、少しでもお心に留まり、こうやってフィードバックしていただけることが何よりの励みになりますから、どうかお気になさいませんように。

ご感想どうもありがとうございました。

[良い点]
はじめまして。感想、失礼いたします。

物語として読まれる多くは、フィクションだからこその派手さや展開が求められがちですが、こちらの作品は、そういったキラキラした要素がないところが、大きな魅力として際立っていたと思います。

アラフォーの身としては、主人公に近い立ち位置で、読み進めさせていただきました。
人見知りで、人前に立って話すことは得意ではない。
だけど、生きていく為には働かなければならない。
そんな部分にも共感しつつ、年齢が年齢だと就職の幅が狭まるよなー、とか、同世代としてそんなことにも心苦しさを覚えてみたり。

もしかしたら、こんな二人がどこかにいるのかもしれない。
静かなしっとりとした雰囲気で、印象に残る素敵な作品でした。
彩瀬あいり様

この度は、本作をお読みくださいましてどうもありがとうございました。
ビロードヒロインも年齢が年齢ですし、地味な展開を淡々と書いているだけのお話ではありますが、その中にも魅力を見出してくださったことに感謝を申し上げたいと思います。
作者自身も四十路の足音が聞こえてきた歳ですので、いろいろと考えながら、また苦しみながら書きました。共感いただける部分があって良かったです。
そうですね。この日本のどこかに、本作のような出会いをしている二人もいるかもしれませんね。
図書館という所は本だけでなく、人生というものと出会える場所なのかもしれません。


[一言]
重いのではなく、深い作品だと感じました。
そして、それは私が強く求めているもの。
同じ作者様の短編を連続して拝読する機会はそうそうありませんが、改めて自分の好みを真響様に教えてもらった気分です。
"見てくれ"だとか年収といったスペック偏重の恋愛に、私はリアリティーを見出だせないのですよ。
モデルさんがいたとはいえ、着眼点が素晴らしいと思いました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 02月17日 13時53分
管理
よん様

ご感想どうもありがとうございます。
図書館における出会いを描く作品は数多ありますが、本作は少々変わり種のカップリングだったかもしれません。
ドロドロしたものは減らして、淡々と二人の距離感や葵さん自身の変化を丁寧に描こうとしていました。
一般受けする設定やストーリーではないとは思いますが、今私ができることほとんどを注ぎ込んで完成させた作品です。
何か感じていただくことができたようで嬉しいです。
私とよんさんの好みも、わりと似ているのかもしれませんね。


[良い点]
読みました。素晴らしかったです。
十代の恋愛小説では見られない、大人同士の恋愛を見事に描き出していたと思います。
前半に主人公が抱いた感情のまま二人をくっつけてしまうのではなく、きちんと紳士の方を自立させることで、恋愛として成立させる。
すっと納得できるラストに仕上がっていました。
  • 投稿者: ユエ
  • 2019年 02月15日 22時16分
ユエ様

図書館の人をお読みくださり、ありがとうございます。また、素敵なレビューまでつけてくださり、重ねて御礼申し上げます。

本作のテーマは大人の恋愛です。ともすれば、ドロドロしたり生々しく激しかったりを想像されがちな大人の恋の世界ですが、本作はあくまで繊細さや大人ならではの味わい深い部分を表現したくて書きました。

やはりハッピーエンドを目指すならば、赤坂さんがあのままという選択肢はありませんでしたので、葵さんには寂しい思いをさせますが、二人が物理的に距離を置く期間を設けました。
しっかりと読み込んでくださり、とても嬉しいです。
未だに不安定要素は拭えないラストではありますが、温かな余韻をお楽しみいただけることを祈ります。


↑ページトップへ