エピソード207の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
何度も出て来るところを見ても、やはり誤字脱字の類ではないと思い、ひとつコメント。
「顔をあげろ。すべてを失ったように思えてもお前は一人じゃない。大事な物を守るために皇帝になろうと決めたんだろ? 民のことを考えれる皇帝になりたかったんだろう? 帝国で起きるすべての悲劇を否定したかったんだろう?」
キャラ付けは放蕩皇子でも、あくまでも物語の登場人物であり、何より知的な人物であり、基本的にこういった口調でずっとここまで来ている。このセリフは、立場や育ち、そのシーンの内容などにも当然合っている。ここまで読んだ読者も、間違いなくどんな話し方なのかを知っている。だからこそ、その口調の中に一か所だけ「考えれる」はおかしい。これがあるせいで一瞬で興がさめる。アルはそんな言葉を使うほど頭の悪い人間ではない。「考えられる」と言うはずだ。あえてテキトーな言葉遣いにさせている軽いシーンでもない。
筆者がおかしいと気づいていない、これでいいと思っているなら大きな問題だ。「一瞬で興がさめる」と言われてもピンと来ないのではないだろうか。物語も面白いし、名台詞も多々ある(それを生み出す事ができる)のに、なぜこんな間違いを続けているのだろう。おかしいと気づけないほど慣れすぎているのかもしれない。読み手が気づかないのはどうでもいいが、書き手が気づいていないのは厳しい。
一度、国語の基本を勉強した方がいいと思う(と言うと馬鹿にしているように聞こえるかもしれないが、そうではなく)。自分の使う言葉に対し「まさか方言だとは思っていなかった」という経験をする人が多いように、慣れ親しんだ言葉は自分にとって(あるいは似た境遇の者にとって)は当たり前なので、自然に気づく事はなかなかできない。なので学び直す価値は大きいと思う。
(誤字脱字を報告してくれる人がいたらしいので、完結済みでなお残っているという事は、もう「そういうこと」なのかなと)
作品の足を引っ張る要素はできるだけ無い方がいいはず。これではもったいない。
  • 投稿者: cointer22
  • 2025年 05月31日 00時05分
[一言]
お怒りモードの面子怖ぇー。
グリモワール、自業自得だ。とっとと潰れてこい!
  • 投稿者: クレン
  • 2022年 11月16日 00時34分
↑ページトップへ