エピソード79の感想一覧

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[一言]
更新お疲れ様です。
曹髦の死は、魏は有名無実化し、晋に国号を変えたと見ていい。
司馬炎の即位、禅譲などただの儀式にすぎない。

陳泰が強く賈充を始末するように言っていれば、晋がこの半世紀後に滅亡することはなかった。
まあ、少し先延ばしするだけだったか。

曹操の参謀役、荀彧と荀攸は魏王に就くことを反対し、最終的に毒を仰いで死亡したが、魏が天下統一したとしたら、最終的には死は免れなかったと思う。
韓信の例もあるし。

そうなると賈詡も危なかった。
苑で曹昂や曹安民、典韋を失わせる要因を作った。
曹操に降伏し、優遇し、後継者のことを相談していたとしても、曹操の内心は穏やかなものではなかったかのではと思う。

司馬懿も謀略にかかったとはいえ、蟄居になったが、狼顧の相と呼ばれ、曹操が危険を感じるほどの存在。
魏の天下統一後に始末されていたのではないかと思う
感想、ありがとうございます。

正史で見る限りでは曹髦にはすでに何かする力は無かったみたいですが、それでも魏の最期の希望だったとも思えます。
それが潰えた時点で、事実上魏も滅んだと言えるでしょう。

演義では曹操は荀彧の死後に荀攸に「叔父のようになりたいか」と脅していますが、正史では無いエピソードです。
が、曹操であれば言いそうですし、荀攸にしても荀彧の死後に曹操を諌める事をした可能性はありますので、ひょっとすると近い事はあったのかも。
二人の死後、荀氏を厚遇していた辺りには、まさに曹操の思惑があったと思われます。

賈詡はその危険性を早くから気付いていたので、息子達に後を継がせる事なく一代限りの参謀になって、そのまま一族は庶民となって表舞台から消える事になってます。

そう考えると、司馬懿や賈詡と言ったところの危機察知能力はずば抜けていたと言えるでしょう。
ただ、対処の仕方とその向かう先はまったく違うものでしたが。
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