感想一覧
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山月記の解釈にこんなのがあるそうです↓
山月記には不自然なところがいくつかある
ex)タイムラインが戻っている。鍵括弧が不自然。時間描写に矛盾がある。数十個も漢詩を詠んだのに載っかっているのは1つだけ。袁傪は政府の要人、つまりボディーガードが何人もいるはずなのになぜ李徴は袁傪を一瞬襲いかかろうとできたのか。(本来ならボディーガードを真っ先に攻撃するはずなのに)
以上のことから以下のことを推測できる
この物語は異界往還であり、李徴がいるのは異界だから我々の感覚では時間描写に矛盾が生じる。
李徴は偶然袁傪に出会ったわけではない。元から準備をしていた。(ボディーガードの矛盾の解決)作中の詩も即興ではない。李徴は袁傪との再会を偶然と思わせて、その中で元から作ってある詩を「即興」として詠むと、「即興のわりにはいい詩を詠むな」と思わせることができる。袁傪は政府の要人であり、王族や皇帝に謁見できる立場。公務中にこのような事態に巻き込まれたら報告し、その報告が文章として残されることが推測できる。つまり李徴の「即興の」漢詩が後世に残されることになる。袁傪と二度と会わないようにしたのは、事実確認としてもう袁傪が一度来てしまうと、自分の計画が露呈してしまう可能性があるから。(袁傪は妻子のことなどどうでもいいと思っていて、自身の詩が袁傪の手によって後世に残されればなんでもいいと思っている)
山月記の解釈にこんなのがあるそうです↓
山月記には不自然なところがいくつかある
ex)タイムラインが戻っている。鍵括弧が不自然。時間描写に矛盾がある。数十個も漢詩を詠んだのに載っかっているのは1つだけ。袁傪は政府の要人、つまりボディーガードが何人もいるはずなのになぜ李徴は袁傪を一瞬襲いかかろうとできたのか。(本来ならボディーガードを真っ先に攻撃するはずなのに)
以上のことから以下のことを推測できる
この物語は異界往還であり、李徴がいるのは異界だから我々の感覚では時間描写に矛盾が生じる。
李徴は偶然袁傪に出会ったわけではない。元から準備をしていた。(ボディーガードの矛盾の解決)作中の詩も即興ではない。李徴は袁傪との再会を偶然と思わせて、その中で元から作ってある詩を「即興」として詠むと、「即興のわりにはいい詩を詠むな」と思わせることができる。袁傪は政府の要人であり、王族や皇帝に謁見できる立場。公務中にこのような事態に巻き込まれたら報告し、その報告が文章として残されることが推測できる。つまり李徴の「即興の」漢詩が後世に残されることになる。袁傪と二度と会わないようにしたのは、事実確認としてもう袁傪が一度来てしまうと、自分の計画が露呈してしまう可能性があるから。(袁傪は妻子のことなどどうでもいいと思っていて、自身の詩が袁傪の手によって後世に残されればなんでもいいと思っている)
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