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[一言]
"世界の不確かさ"について
・世界五分前仮説から
・原子というミクロな世界から
・ソシュールの言語学的観点から
考え、恐怖心を抱き、その恐怖心を打破するためにはただひたすら自分の心を信じ満たせばいいのだと。満たすために、幸せになるには小さな欲求を大切にすればいいのだと。

こうしたIRUKAさんの懐疑的思考、恐怖心、幸せへの執着を読み(いつもは聞き)、自分自身もそれについて考えてみると、日常が非日常になる感じがします。"世界の不確かさ"これは無意識に信じている前提を疑うことですよね。世界(人間)(自分)を疑った結果信じることにした。ここが興味深いです。疑わないと信じることはできないと考える私は思うのです。世界(自分)を疑うIRUKAさんは世界を疑わない人多くの人達より世界(自分)を信じることに長けていると。

IRUKAさんは生活の中でも、ルールや世間一般的に共通した考えを疑い、その結果自分の信じる解答を出して生活している。その解答が周りと合わなくても。

周りと合わせるのが大人なのでしょうか。

話が大分エッセイのテーマからずれたように感じますが、"世界の不確かさ"これに対する恐怖心が人一倍大きいのも、生活面でのことも、IRUKAさんの疑う=信じる思考故の産物なのではないかと分析したわけです。
[一言]
客観的には世界にとって人間は小さな存在ですが、主観的には自分が知覚できることだけが世界の全てなので、自分=世界になるんですよね。

それとは別に、『自分』が認識する『自分のイメージ』と他人が認識している『自分のイメージ』とがあって、『自分』を知っている全ての人がそれぞれに別の『自分のイメージ』をもってることになるので、結局は世界の中で『自分』の存在は自分ひとりの認識では完結できないんだろうなと思います。
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