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[一言]
質問です。
>坂口安吾の論に賛成です。文学は政治に抵抗する事によって、政治の為になる。文学は世界に反抗する事によって、世界を新たなものにする。

安吾先生がそれを書いた作品ってなんでしょうか?
やっぱり私は読書量が足りない……。よかったら作品名を教えてください。

>革命を標榜する保守主義者、新しさを掲げて世界の制度にがっちりとはまって、表面だけを塗り替えようとする人

小泉とか竹中ですね……三島由紀夫の言を借りれば「保守の革を被ったグローバリスト」……そんな竹中は東洋大に収まってるし……東洋大のOB安吾先生が今いたら嘆くだろうなぁ。
  • 投稿者: 無機名
  • 男性
  • 2019年 02月12日 08時28分
書いてあるのは続堕落論ですね。出典は忘れてたので、慌てて調べました。
[一言]
奥さん=神
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 02月11日 21時32分
管理
[良い点]
 世の中の期待に応えるようなお道化な政治家、追従するような知識人がいるんだとも読めます。
 果たして芸術家は後援者あって生きられるのか、主張を曲げぬ気骨を持たねばならぬのか。
 大いなる問いかけです。
[一言]
 中井英夫の『虚無への供物』?
 独自のダンディズムとニヒリズムを貫いた柴田錬三郎?
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2019年 02月11日 19時46分
[一言]
いつもと違う語り口ながらも、スパッと時代や群衆心理というモノに斬り込んでいくのが、実に心地よいですね!

革新とかに関してはまさにその通りで、革新勢力がどれだけ苛烈なり清廉に社会の表面上を切り崩そうとも、人間は常に不完全であり、その後に続く若い層がかつての革新勢力に反発する……といった反動の繰り返しで時代は作られていますので、なかなか劇的に変えるために必要な社会の深部まで、一つの勢力・思惑によるメスが入りづらいし、入ったところでその変容した社会にすら反発を覚えるのが、人間という生き物なのかもしれません。




あ、あと本作のラスト部分なんですけど、あそこに関してはヤマダヒフミさんなりの"迎合"した感じを匂わせる一種の皮肉かな?などと、考えたりしました(笑)

当たってますかね?
最後は皮肉ではないですが、作者が混乱しているので、そう読んでも間違いではないと思います。

最近、チェーホフが自分の三人姉妹だか桜の園だかを喜劇と呼んで、他の人は悲劇と言っていて…そこに齟齬があるわけですが、ここには微妙な問題があると思いますね。

一つの劇が悲劇なのか喜劇なのか。風刺なのか真面目なのか。微妙な所が面白いと思います。
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