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[良い点]
重要なキャラクターは各々個性が強く、大変活き活きしていて流れるように読み進めることができました。
[一言]
いつも楽しく読ませていただいています。
フェリル好きです。ウサ耳好きです。ありがとうございます。

また次の更新があれば土下座しながら拝読しますので、どうぞご自身の生活の許す範囲で、新たなレンたちの活躍を見させてくださいませ。
伊賀海栗様、嬉しいコメントありがとうございます!

更新空いてしまって申し訳ありませんでした;;

優しいお言葉とても励みになります! また頑張っていく所存です!
[良い点]
・設定の説明について
 物語の重要な要素となる「文字」「印」を、イリアによる異世界召喚に絡めて解説できている点が無理なく読めて素晴らしいと思います。また、一度に大量の情報を提供するのではなく、Q&A方式で小出しにしている点も良いと思います。

・キャラクターについて
 それぞれのキャラクターが独立して動いていて、性格や言動が特徴立っていると思います。また、可愛いキャラクターを出して終わりではなく、それぞれのキャラクターの背景にある部分をしっかり描写されていて、キャラクターに対する理解が深まる要因になっていると思います。

・話のテンポについて
 一つの物語である以上、当たり前ではありますが、物語上の過去から現在、そして未来に一本の話の筋が通っているのが良いと思います。話がぶつ切りにならず、手繰り寄せるかのように読み進められるのでとても助かります。また、一つの盛り上がりが終わった後に次の展開が出てくるので、その辺りも次々読み進められる理由になっていると思います。

・文量、文体について
 程よい文量だと思います。文体も主人公の一人称視点からコミカルな小ボケが入ったり、読者を飽きさせない工夫を凝らされているのかと思います。また、昨今では状況説明やキャラの内心を省き、会話だけで物語を進めようとしたり、前後の脈絡が無い地の文が並んでいる小説がある中で、各キャラクターの言葉や置かれた状況に対する主人公の反応がよく書けていると思います。

・伏線について
 物語の冒頭、強引すぎやしないか? と思う伏線が張ってありました。物語の内容に深く食い込むことなので詳述はしませんが、最初、それを読んだ時に「多分こういう展開になるのかな」「もしや物語を盛り上げるためだけの使い捨てか?」なんて邪推をしましたが、非常にうまく回収されたと思います。さらに、そのような大きな伏線だけでなく、物語に散りばめられた小さな伏線も都度回収され、「なるほどこういう展開に持っていくのか」と感心させられるような使い方になっているので、よく物語を練った上で書き進められているのだろうなと推測できます。
[気になる点]
・表記揺れ、誤字脱字について
 話毎、話中で表記の揺れがあるのが気になります。例えば、「」内の最後の文に『。』がついていたりいなかったりしています(第4話、第5話など)。句点がない文の方が多いのでおそらく誤字なのでしょうが、小学校の頃に「句点は二拍開けて読む」と教わったこともあって、セリフの最後に間があるのを表現しようとしているのかなぁと思ったりもしたため、誤字報告はしていません。それから、会話文、地の文どちらも『!』と『?』の後に空白があったりなかったりしています。これらはどちらかに統一されるのが良いでしょう。
 また、所々に誤字脱字があります。決して「全て無くした状態で投稿してください」と言いたいわけでなく、作者様自身のさらなる内容理解の意味も込めて、時折過去話を読み返してみるとご自身で誤字脱字が発見できるかもしれません。

・読点、助詞について
 一文中の読点が省かれているため、少々意味を把握しにくくなっている箇所があります。助詞についても同様に省かれている箇所があり、特に地の文中ではカジュアルさと丁寧さが混じっているような印象を受けるため、少々違和感を感じます。また、「誰が何をどうしたか」など意味の観点も合わせ、なるべく省かない方が良いかと思います。

・キャラクター、状況描写について
 せっかくの特徴立ったキャラクター達ですが、その外見の説明が少ないのが気になります。活動報告にキャラクター設定をまとめてくださっているとのことですが、もう少し物語中にキャラクター達の特徴が書いてあっても良いのかなと思います。例えば、口調や職業によっては読者側にすでに別作品のキャラクターイメージがある可能性があるため、登場時に軽く紹介しただけではそのイメージが先行してしまい、作者様が想像しているキャラクター像と読者側のキャラクター像が乖離する可能性があります。なので、ある程度読者側にイメージが固まるまでは、随所にキャラクターの容姿を散りばめるのが良いかと思います。(『走るレアの黒髪が風に靡く』『フェリルの薄い茶髪が楽しそうに跳ねた』『クレアが碧色の瞳で覗き込んだ』など)
 状況描写についても同様で、時折時間や場所が空白のイメージになってしまっているところがあります。王城編での時間は昼だと思ってしまいましたし、フェリル戦でも店の外に追いやられた後、おそらく市街戦になっていると思うので、そういった描写がもう少しあると臨場感が楽しめるかもしれません。
 ご存知の通り、人は五感を使って世界の全てを認知しています。特に視覚(次点で、聴覚)は知覚の中でも非常に大きな割合を占めていますので、物語の中にそれらに関する記述が出てくると、より引き込まれる作品になるかと思います。この辺りは作品全体の文量にも関わってくることなので、全部を全部書くわけにはいかないと思いますが……。

・主人公の能力について
 主人公の能力は無機物を消す能力ですが、無機物には金属(や、おそらくスペルで作られたものなど)だけでなく、塩類や水、各種気体なども含まれます。イリアが『同じ印でも魔法の強度、範囲、持続力などで及ぼす効果は千差万別十人十色』と明言しているので、無機物を消すと言っても突然吸っている酸素まで消したりしないと思いますが、無機物を消せるなら生きていく上で必須の要素も消せるのではと思いましたので、念のため記述しておきます。これに関連して、なぜシアルは『ぼんやりと光る剣』を消した光景から、主人公の能力を『無機物を消す』とまで断定したのか気になりました。これは、能力説明の一文目も要因となって、と解釈して問題ありませんか?

・言語について
 主人公とヒロイン達が使っている言語が別物なのは、『Speaking』『Hearing』に関してイリアによる召喚時の願いにより問題なく認識できるという説明があったことから、素直に理解できました。そして『Reading』に関してはまるでダメだったところから『Writing』もできないのでしょうが、人々の体に刻まれている印は現実世界で常用している漢字の形をしていると思って差し支えないでしょうか? それとも、本当は違う形をしているけれど主人公の目からは漢字に見えているのでしょうか? これは「異世界なのに漢字なのはおかしいだろ」という事が言いたいわけではなく、何故か無性に気になった純粋な質問です。もし今後の世界観に関わる事であれば、お答え頂かなくても結構です。

・タイトルについて
 『王女の話し相手だった』とありますが、王女の話し相手だった期間が短かったため、あまりそんな気がしません。長くなってしまうのですが、『王女の話し相手として召喚された一般人』というイメージが強いです。
 タイトルについては作品の顔であり、作者様が本当に悩まれて付けられたものだと思いますので改題を迫るわけではありませんが、一つの意見として参考にしていただければと思います。タイトルに口を出すのは無粋ですが、どうかご容赦くださいませ。
[一言]
 某物語のレビュー欄に作者様が書き込まれていたのを見て、この作品に飛んできました。普段は人の作品を読んでも感想を書くことはありませんが、この作品に関しては感想を書いてみたいと思いました。
 日間や週間ランキングで拙速な無双・成り上がり物語が台頭しているなか、このような丁寧さが伺える作品は貴重だと思います。ただ、あくまで私の主観ですが、最近の風潮からこの作品が何万という高ポイントを得るのはかなり困難かなとも思います。どうか腐らず、自信を持って執筆して貰えると嬉しく思います。
 総じて作品の出来は高いと感じています。これからも更新を楽しみにしていますので、作者様ご自身のペースで、無理なく更新して頂ければ喜んで読みます。さて、長々と書き連ねてきましたが、このさき更新が止まったとしても特別不満に思うことはないので、フリー作家である以上はご自分の物語をご自分の書きたいように、ご自分のペースで描いてくださいませ。

 23話、悲鳴をあげたのはどっちなんだ……! 順当に考えればレア……! だがパニックになったレアがレンの"アレ"をああしてこうしてなんかもう凄いことになった末にレンが絶叫した可能性も捨てきれん……! 膨らむぜ、妄想!
  • 投稿者: 木寸公
  • 2019年 03月21日 12時03分
とても細かな、且つ的確な感想ありがとうございます!
しっかりと読んで頂いたんだなととても嬉しくなりました。

・表記揺れ、誤字脱字について
見返してみた所、確かに「!」や「?」の後ろの空白が統一されていない所が多く見つかりました。
 最初の頃、まだこの文章ルールが自分に浸透しきっていなかった事に加え、一ヶ月は毎日投稿をしようと決めていたために、書いてすぐ投稿していた事が原因と思われます。
 今後は執筆後の見直しをしっかりしていこうと思いました。ありがとうございます!

・キャラクター、状況描写について
 キャラクターの容姿の描写の少なさについてですが、当初は「漫画ではなく小説」の魅力の一つとして、読者の皆様が与えられた情報の中で各々の想像に任せて物語を楽しんでもらう、というのがあると考えていたためだったのですが、確かにある程度キャラクター像が固まらないと、突然出てきた設定に違和感を覚えるといった事があるな、と思いました。
 今後、取り入れていきたいと思います! また、状況描写についても読み手と書き手のイメージの乖離があった事を感じ、差し当たり2話と4話に加筆修正を加えさせていただきました。
 アドバイスありがとうございました!

・主人公の能力について
 おっしゃる通り、シアルは石版の文の「無は空虚なる道への入口なり 命なきものを無への帰すだろう」の「命なきもの」の部分を頭で自分なりに変換して「無機物」と言いました。主人公も学者と聞いたシアルの言葉をすんなり受け入れましたが本当は……? と言った感じです。

・言語について
 「印」は現実世界の漢字を崩した様な形になっており、レンは何とか読めますが、この世界の人々は記号や模様のようなものと捕らえています。
 自分以外の「印」読み方は所持者から教えてもらうか、その人の魂を通して作られるスペルカードの説明文で知る、といった感じです。

・タイトルについて
 これはおっしゃる通りです;
「王女の話し相手として召喚された一般人」と題していた時期も数日あったのですが、何やら説明ったらしいと思い試行錯誤していった結果、内容とタイトルにズレが出来てしまい申し訳ありません。
 多くの人に読んでもらうという目的を優先してしまった結果なので、タイトルに関しては一考の余地有りと悩んでおります。

・一言
 普段は人の作品を読んでも感想は書かないのにこれだけ丁寧な感想を書いてくださった事、大変嬉しく思います。
 この返信を書いていて気づいた事は、毎日更新に囚われすぎてとって出しを続けた結果文章が荒れている、ということでした。自分のペースで頑張っていこうと思います。

 感想ありがとうございました!
[一言]
ツイッターでのご紹介、ありがとうございます!
遅くなりましたが読ませていただきました。

色々な性格のキャラが沢山登場していて参考になりました。
今後の展開を楽しみにしています!
  • 投稿者: みかみ
  • 男性
  • 2019年 03月14日 19時54分
こちらこそ読んで頂きありがとうございます!

キャラクターの性格が魅力的にイキイキと見えるように心がけているので嬉しいです。

今後も毎日投稿で頑張っていくので気が向いたら見てあげてください!
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