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[良い点]
彼女を紹介された時の母の日記ではっとなりました。
そこで読者に気づかせる手腕が素晴らしいです。
それより早すぎても遅過ぎてもイマイチな気がします。
[一言]
伏線がきちんと回収されていて尚且つ組み立ても素晴らしい小説です。
端的に言って大好き!
死に際に絶望のどん底に落とされても全く同情出来ないですね。
タイトルが秀逸です。
  • 投稿者: siina417
  • 2019年 09月11日 17時13分
ご感想ありがとうございます!
これは伏線になってるだろうか、ちゃんと回収できてるだろうかと何度も悩んだのでそう仰っていただけてほっとしました!
王様に関してはあれぐらいの目にあって当然のことをやらかしてますからね……。
siina417様の大好きな作品になったとのことでとても嬉しいです。
[良い点]
読み進めていくうちに母が遺した狂気の世界に引きずり込まれるような感覚を感じました。そしてラドクリフの最後の一言で心臓を鷲掴みにされたかのような衝撃を受けて…

もう作者様の文章上手すぎて震えましたよね!
[一言]
母君はラドクリフに自分を重ねて見てたのでしょうか。
だからこそラドクリフがナタリーを愛したと知ったとき、まるで自分のことのように…それこそ自分と兄がそうなったかのように思えてひどく感激したのではないだろうか。
そして「やはり貴方は私と兄の息子だわ」と嬉しさに震えたのではないかしら。同時に私と似ているけれど決定的に違うものがあるとも感じていたのではないか。

兄を狂おしいほど愛してしまったが故に段々と己の狂気の愛によって自分自身も狂っていた母

知らぬうちに禁断の恋に落ちてしまったけれど狂うことなく真っ直ぐな愛を貫き通し一人で業を背負えるほどに強い息子

似ているようで似ていないですよね。
ラドクリフの場合はナタリーの性格も影響していたのかもしれない。優しくて強い女の子が側にいれば負の感情に引きずられることもないだろうから。例えラドクリフが引きずり込まれてもナタリーなら引っ掴んで引き止めちゃいそうだもの。
対して母は家庭環境が歪んでいたせいで兄との関係が依存関係のようになっていたように思います。王様のことがなければまだ正常な精神でいられただろうに…。王様のせいでどんどんおかしくなってお兄さんを同じ場所に引きずり込んでしまった感じ。

そんな母が最期にあの日記を託したのもラドクリフなら絶対に読むであろうという確信があったのだと思う。ナタリーに話さずに一人で墓場まで持っていくだろうことも…。
ナタリーはお兄さんそっくりだから何も知らずに幸せになってほしいという気持ちとラドクリフには知っていてほしい…という自分勝手な思いがあったんじゃないかな…なんて思ったり。母は一人で墓場まで持っていくほど強くはなかったんだと思う。自分の苦しみを、兄との愛を知ってほしい…そう思ったんじゃないかなと勝手に想像しちゃいました(笑)
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 09月11日 02時26分
管理
山田様の考察がずばりそのままで、驚きやら嬉しさの余り震えてます。仰る通りすぎて読みながらずっと頷いていました!
いやー思いながら書いてはいますが、ここまではっきり言葉にするのは難しいので表現していただけて喜ばしい限りです。

母はラドクリフを理想の未来を歩くことができた自分の姿を重ねてしまっています。ある種の現実逃避ですね。
子供達が自分達と同じ罪を犯した時、唯一その罪を咎める立場でありながら運命だと喜ぶ程度には狂ってしまっています。
ただラドクリフは自分と同じ所まで落ちることがないことも悟っています。

母は両親に裏切られた挙げ句、味方が一切居ない場所で追い詰められ続けてもう壊れるしかなかったんですよね。兄も自分が望んだことではなくとも妹を犠牲にしてしまった事に耐えられなかった。兄もまた味方がいなかったこともあって一緒に泥沼に沈むしかなかった感じです。

ナタリーに対する考察も正しくその通りです。活動報告の裏話で少し触れているのですが、ナタリーはたとえ兄妹であることを知ってもあっさり受けいれてしまうタイプで、ラドクリフを引きずり上げることはあっても逆はなかったりします。

母にとってラドクリフは愛する息子であり理想の自分でもあるので、自分が強ければきっとあの選択をすると確信していました。真実を知らせたのはラドクリフに対する信頼の証でもあります。
もう本当、想像していただいた通りの内容を伝えたかったんですよね。あと彼が愛する人の子供であること(王の子供ではないこと)だけは絶対に死んでも明らかにしていたかったという……。

この度は素敵なご感想ありがとうございました!
[良い点]
凄い…なかなかここまで悲しくて悲しくて、でも読んでしまうって物語は書けないですね。
ナタリーはラドクリフが双子という設定が出てきた時にあっと思ったのですが、最後の2人の会話を聞くと、読者側としては兄妹だけど夫婦で・・・というなんとも言えない感じでした、よかったです。
ほんとにもう…途中から王がキモすぎてキモすぎてキモすぎて、前王妃の苦痛が分かりすぎて辛かったです…
いやほんとに王気持ち悪い…
[一言]
何も知らずに笑っていて

深い…
需要のある話ではないなとお蔵入りも考えた作品なので、そのようなお言葉をいただけて恐縮です。
罪を重ねていく終わり方なので、読者様からすると複雑な心境だろうなあと思いますが、お気に召していただけたのであれば何よりです。
あと王に関しては一切同情できないキャラに仕立てたつもりなのでそう思っていただけて安心しました!前王妃からすれば奴こそが悪魔ですので……。
コメントありがとうございました!
[一言]
最後の台詞でぞっとしました。(鳥肌が…)
お上手ですね!
  • 投稿者: kinoa
  • 2019年 03月02日 09時06分
前々から一見変哲も無いけど実は怖い意味でした的な台詞に憧れてて……。
そんな感じで狙ってたのでお褒めにあずかり光栄です!
コメントありがとうございました!
[良い点]
おもしろかった。
  • 投稿者: ユウコ
  • 2019年 03月01日 09時45分
コメントありがとうございます。
楽しんで頂けたのであれば何よりです。
[良い点]
良い復讐ですね。叔父も母も権力者に狂わされた末の復讐として爽快感が堪らないです。
[一言]
中編で妹の存在を示唆された瞬間、アッと思い至りました。
妻を紹介した時の母親の違和感が一気に解消されて、ラストとタイトルの意味合いで爽やかさを感じました。
  • 投稿者: 如月 蓮
  • 2019年 02月28日 09時38分
復讐ものは加減が難しいので、そのお言葉に安心しました。
母の台詞の違和感、ぜひとも気付いていただきたいなあと思っていたのでニヤリとしてしまいました。
コメントありがとうございました!
[一言]
全部読み終えてからタイトルを見るとより深いです。

ホントなんでレイプ犯は自分が許されると思ってるのか…。
無理矢理手込めにしたって心なんて得られるわけないのに。

なんだか不思議な読後感で面白かったです。
ありがとうございました!
タイトルものすごく悩んだのでそう言っていただけて嬉しいです!

性的暴行被害に対する認識の甘さ。自分が女性に好かれやすい事からの慢心。憎しみ続けるのは疲れる為、途中で諦める(許す/絆される)人が多いのでそのうち妥協してくれると思ってたのが原因ですね。ようは舐めてかかってるんです、おかげでめちゃくちゃ痛いしっぺ返し食らってますけどね!

こちらこそコメントありがとうございました!
[良い点]
共に狂ってくれて墜ちてくれてお兄ちゃん尊い。
  • 投稿者: さくや
  • 2019年 02月28日 00時50分
一緒に地獄へ落ちてくれるヒーロー良いですよね……!
[良い点]
途中から、あ、これは…と思いつつ最後でああやっぱり、となってなんかもうもうもう…

淡々とした文体が物語全体を引き立てていっきに読ませる感じで好きです
[気になる点]
血が濃すぎてたいへんな子が生れそうで…

[一言]
純粋にお幸せにと言えない後味…
でもきっとこれがこの作品の持ち味
できる限り物語に合いそうな文体を意識していたのが成功していたようで良かったです!
血の問題から双子達は短命、でも若いうちに愛する人と出会えて子を残せるという設定はあるんですが出すチャンスがなくて……あと真実を知ったラドクリフはこれ以上子供を増やさないですし、子供達が外の血を取り入れて解決していくのでかろうじて将来的には救いがある感じです。
普通の幸福ではありませんが、少なくともラドクリフにとっては一番幸せな結末かなと。
コメントありがとうございました!
[気になる点]
<誤字連絡>

「私が物覚えが付く前」→「私が物心が付く前」

「ただ幾度と私を辱める男を見て」→「ただ幾度となく私を辱める男を見て」
「意図してそのようになったようだ。」→「意図せずそのようになったようだ。」

「決して復讐にされるなんて」→「決して復讐に利用されるなんて」
[一言]
先が気になり、あっという間に読んでしまいました。大変興味深かったです。
息子に罪を託して死ぬ前王妃、それを墓場まで持っていく決意の息子、親の名乗りが出来なかった叔父。
前王妃にとっては、ラドクリフは息子であり復讐の集大成であり、そして、自分自身の分身でもあるのでしょうね。それは愛しているということでもありますが、相手を個別の人格でなく、自分のもの、と思っていることでもある。
復讐者は完全なる善人ではなく、ある意味新たなる加害者でもある。
複雑な読後感ですが、ナタリーが何も知らずに過ごせることは唯一の救いのように思えました。
  • 投稿者: 神楽
  • 2019年 02月27日 13時19分
わかりやすい誤字報告およびコメントありがとうございます。後ほど修正しておきます!
前王妃は確かにラドクリフを愛してはいますが、神楽様の仰る通り分身のように思っていた節があります。
人生と尊厳を奪われることなく、愛する人に出会えた理想の自分をラドクリフを通して見ていました。
復讐は相手と同じ所へと落ちる、果ては更なる外道と化すことですから、決して善人とは言えないでしょうね。
愛する人と共に地獄を歩けるか否か、それがこの母子の最大の違いだと思います。
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