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[一言]
正義なんて人によって違うものを、エリザベートのように大義名分とわかったうえ前面に押し出すならともかく、王子ってそれほど神威を信じていたのでしょうか。
自分が教会を介した婚約を、理不尽にも破棄して、その権威に傷をつけておいて?
神というより、マーロウ叔父上を信じ切っていたのでしょうけど……
王家の人間らしい傲慢さはあるのに、為政者にしてはピュア(笑)が過ぎていたのが、なんとも。
エリザベートとの婚約を破棄するしかできなかったところに、彼の稚拙さが露呈していたように思います。きちんと根回しして穏便に解消に持って行けていたら。
まああの婚約破棄方法は国王の公爵憎しの感情もあったので、王子の、というより、王家の自業自得なのでしょうが。
以前から王子に人が集まらないってことも含めて、結局、彼には国王になるだけの徳がなかったんでしょうね。
叔父上が最後までそんな甥に情けをかけていたあたりに、彼の善性が現れていてよかったです。
エリザベートの性がウィケッドだったので、彼女が公爵家に残ることはわかっていたけれど、ヴィルマの婚約が成ってもまだ道筋に気がつきませんでした。
教会に祈りに行く~の下りで、ようやく理解したのは、あまり考えないで、ただエリザベートの幸せを願って読んでいるからでしょうか。
最初に彼女視点で読みだしたのに加えて、エリザベートって魅力的ですものね~
王子とウルストラのお花畑カップルに、己が貴族として立つ基盤の一族を裏切っちゃった元弟とか、元国王の残念さが、エリザベートの見事さを際立たせてくれています。
いつも長文でのご感想ありがとうございます。

アルブレヒトは王位を勝ち取りましたが、ラディスラウムは幼少の頃からレールを敷かれていました。そういうところが為政者にしては真っ直ぐすぎた原因になりました。

エリザベートの家名がウィケッドのままなのに気がついた方もいらしたのですね。ミスリード狙いで、王冠をかぶせてみたりしたのですが、脱帽しました。

エリザベートがどうなるか、次作をお待ちください。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月06日 12時53分
[一言]
身分とか無視して男爵令嬢を婚約者にするくせに私生児には厳しいんだな
正義とか言うくせに相手に罪がなくても恥じ入りもしないし所詮あの馬鹿王の子だね
  • 投稿者: ななし
  • 2019年 03月06日 02時37分
拙作をお読み頂きありがとうございます。

貴族社会なので、血統はやはり人を判断する大きな目安になります。
そうした血統を跳ね返すだけの能力を示すのは、子供には難しいですからね。

次作もお読みいただければ幸いです。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月06日 11時37分
[良い点]
他の作品ではあまり見ない展開でとても面白かったです。次作もとても楽しみにしています。
前作に引き続きご感想をありがとうございます。

珍しい展開というところをお褒めいただきまして、ありがとうございます。
次もお楽しみいただけるように努力します。

次作は『悪女エリザベートによる軌跡』への投稿になります。新章投稿の際には活動報告にてご報告させていただきますので、もうしばらくお待ちください。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月05日 12時07分
[一言]
マーロムはかなり最後の最後まで、甥を助けるための助言をしていますが、ラディスラウムがそれを感じ取れなかったということですね。

ウィリアムの為に教会で祈らないかなど。
ラディスラウムが祈りを断らなければ、マーロムが新王に神より王位を示す二物が授けられた~などの偽装が少し難しくなっただろうし。タイミング的に。


まあ、王妃になるために人生を捧げたエリザベートを捨て、下級貴族で教育の足りないウルストラを王妃にしようとしたのだから、王になる以外の人生を考えた事のないラディスラウムが王の道を奪われても仕方がないでしょう。
エリザベートとの権力闘争に負けたのだし。

そもそも、第一の失敗は、エリザベートを廃するときウィリアムだけを味方にした事。ウィケッド公爵にウィリアムを使って先に話を通すべきでした。
解ってくれるとか馬鹿じゃないかと。貴族のプライドは凄い高いのです。当主の一存で平民にされる人物だけを味方にしてどうするのか。

そして、中立派のトップを敵に回す言動振る舞いをしている父王を止めず、自分も何もしなかった事。跡継ぎの自分は信じているとか、人質をとって自分の陣営に引き込むとかすれば良かったのに。敵をみすみす増やすとは。

だから負けたのは順当ですね。
いつもご感想をありがとうございます。

ウィリアムが壺に手を入れて指輪を取れたのも、マーロムのお陰でした。
新王の登場よりも混乱は長引くでしょうけれど、どうにか丸くおさめたかったというのがマーロムの想いです。

負けてしまったラディスラウムがどうなるのかも次作では書いていきます。
次作もお読みいただければ幸いです。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月04日 14時00分
[一言]
罠に掛けられたけど「大人しく身を引いておればよかったものを」とか自分勝手な理屈ごねてたラディスラウムに、自分だけのことしか考えていない人物と妹に見捨てられたウィリアムだからラディスラウム側に正義があるようにはまったく見えませんね。
正義を振りかざす人間に碌な奴はいないという話を思い出しました。

最終的にどうなるのか楽しみにしています。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 03月04日 01時35分
管理
拙作をお読み頂きありがとうございます。

正義というのは非常に曖昧な概念ですね。ある人の正義が他の人の悪に、その逆もまた然りです。エリザベートの手足となって動く人たちも、口に出していないだけで自分たちが正義と思っています。
しかし、どんな戦いにも大義名分が必要であり、自分たちこそが正義だと思わないと戦えないでしょう。

次作もお楽しみいただけるように、がんばって続きを考えていきます。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月04日 02時27分
[良い点]
ラディスラウム視点だとエリザベートの無実が証明されたはずなのに自分が不利になった瞬間にエリザベートに罪があるかないかなど問題ではない、マロームが余計なことを言うからとか正義を言い訳にした身勝手さがとてもよく分かりました。
そもそもの原因が自分の浮気だから正義とは言い切れないのに
自分に都合のいい時は大事にして都合が悪くなったらあっさり捨てるラディスラウムを選んだウルストラは見る眼がないですね。
[一言]
エリザベートのやり口は悪かもしれないけど婚約が延期になったヘレーネに配慮したりしてるのに対して、ラディスラウム、ウィリアム、ウルストラは自分のことだけしか目に入っていなくて周りを不幸にしてるから味方を失って墜ちていくのが当然に見えますね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 03月03日 00時23分
管理
拙作をお読み頂きありがとうございます。

婚約破棄の翌日から、ずっとエリザベートからの攻撃を受けている状態のためにストレスが溜まっていました。そして、追い詰められた故にラディスラウムも余裕がなくなり、切れてしまって攻撃的に。

次作もお読み頂ければ、幸いです。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月03日 11時33分
[良い点]
エリザベート側が徹底して悪(社会的には悪ではないけど)として書かれていること
それを神明裁判で判断しようとし、自身が正しいと信じているからこそ神に全てを委ねてしまい、人事を尽くさず陥れられてしまっていること
マーロウが個人的感情で神も正義も裏切って真っ当な幸せを手に入れようとし、甥にも情をかける普通の善人よりな人物であること
[気になる点]
ラディスラウムとウィリアムは常に自身の正義を疑っていなかったけど、貴族的必要悪について学んでいなかったのか?
あと、エリザベートへの誠意が最初の段階で有ったのか、無かったのか?
[一言]
面白かったので最終章楽しみにしています
前作に引き続きご感想をありがとうございます。

ラディスラウムとウィリアムは、自分たちが調べたことだけに自信があったので疑いをもっていませんでした。必要悪については、あくまで最終手段という考えです。
そうした足りないところを補う人材が欠けてしまっていたのが、不幸でした。

楽しみにしてくださっていること、非常に励みになります。
次作もお楽しみいただけるようにがんばります。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月02日 23時42分
[良い点]
読者視点からはどう見てもインチキ裁判。
なのに公平に行われてると信じてるラディスラウムが哀れでした。
自分勝手な面もあるけど悪い人では無いんですよね。
人間的には善人よりだけど視野が狭く思い込みが激しい。
[一言]
この王子を見てると婚約者時代にうまく立ち回ってたらエリザベート正妻、ウルストラ側室で説得できた可能性もあったような気がする。
恐らくは真っ先に排除に動いたのが王子の正義感に反したのか。


  • 投稿者: 三日月
  • 2019年 03月02日 18時14分
拙作をお読みいただきありがとうございます。

悪い人ではないというのはおっしゃる通りです。
ラディスラウム陣営にはマーロムを疑うという発想自体もなかったので、そこを突かれたのが神明裁判の結果でした。

次作もお読み頂ければ、幸いです。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月02日 18時45分
[一言]
ウルストラ 「ラディスラウム様にもいい所はありますわ」

俺 「そりゃそうだ、アルブレヒトだって息子を可愛がってた」
  • 投稿者: wave
  • 2019年 03月02日 13時17分
アルブレヒト「儂を覚えている殊勝な者がおるようだ」

拙作をお読み頂きありがとうございます。
ラディスラウムのいい所を何かもっと書いてあげたら良かったと思いました。

次作もお読み頂ければ、幸いです。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月02日 16時58分
[良い点]
ラディスラウムは正義と秩序を守っていることが王族として正しいことだと思っているようだけど、ウィケッドを切ってエイチンクを取った結果が何とも割に合わないことから、自分が間違えていたとは思えないのでしょうか。
エリザベートと婚約破棄したからこそウルストラと結ばれることができたみたいなこと考えていたけれど、ウルストラのどこにそこまでの価値を見出したのか。
理想だけで現実を見ていない甘い考えの坊やみたいだと思いました。
ラディスラウムが何か行動を起こすたびに転げ落ちていく様子はとても面白かったです。
  • 投稿者: タコス
  • 2019年 03月02日 04時23分
前作に引き続きご感想をありがとうございます。

ラディスラウムは典型的な視野の狭いエリートという設定です。
習熟したことや経験したことへの対応には秀でていても、突発的な出来事への対応が場当たり的なので失敗が目立ちます。
そうした出来事をフォローする人員、ラディスラウムの考えに反論して視野を広げる人材が払底しているラディスラウムは、転げ落ちていきました。
  • 無位無冠
  • 2019年 03月02日 11時36分
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