感想一覧

[良い点]
文章がとても上手ですね！
表現力が豊かで冒頭部分は世界観にマッチした詩的な雰囲気が漂っています！
[一言]
私ごときがいうのもなんですが、設定はシンプルでわかりやすく、スケールの大きい作品で面白か読めます。
長編なのでゆっくりこの先も読み進めさせていただきたいと思います。
続きも楽しみにしております。

[良い点]
感想を真摯に受け止め、それを作品にしっかりと反映しているのが、とても好感をもてます！
作品自体も一話一話読みやすい文量でよいと思います。
[一言]
まだ6話までしか読めていないので今後時間がある際に読ませていただきます！
これからも執筆頑張ってください！！

[良い点]
25話くらいまで読みました。プロット自体はかなり練られていると感じました。状況描写も丁寧な部分がありました。

『神の子は、星の命を廻り……』

こういうフレーズもけっこう好きです。



以下の気になる点に、少しでも目を通していただけると嬉しいです。参考にしていただければ、多少は読者に優しい作品になるはずです。
生意気に感じたら無視していただいても構いません。
[気になる点]
いくつか気になる点がありました。
まず初めに気になったのは文法についてです。
「？」「！」の二つのマークに関してはこの後ろに句点（。のこと）は付けません。それと小説ははチャットではないので、言い籠る時などは読点二つではなく、三点リーダー二つにした方が良いと思います（「、、」→「……」）。これだけで序盤の印象は変わると思います。もし読点をつけるなら、詰まるような言い方の時に言うと効果的です（「なにっ！？　くっ、……」みたいな感じ）。
二つ目は同じページ内の話の区切れ部分の「ーー」の部分。前後をもう少し改行していただけると、視点変更が一気に分かりやすくなります。これはやるとやらないでは全然違うので、一度やってみてください。作者が分かっても読者は突然視点変更されても分からない事が多いです。

次にタイトルについて。
タイトルの意味はなんなんでしょうか。多少英語はできるつもりですが、何を意味してるのか初見どころか最後まで分からなかったです。というか、調べても出てこなかった。
少しだけ、少しだけでも何か読者に分かるメッセージを入れるだけであらすじを読もうとする人は増えるはずです。何か特にこだわりがなかったら、副題として何か入れるのをオススメします。
日本語じゃなくてもせめて英語にしてください。お願いします。タイトル見ても、？？？ってなりますから。

あらすじについて。
メッセージ性が足りないと思いました。序章がクロウツェルメインなので、あらすじにもそう書いているのだとお見受けしました。しかし、それ以外の説明が曖昧です。天界と下界の関連性を明記しない状態で突然クロウツェルが下界に降りると書かれると、なんで？となりました。
それにあらすじは物語の概観をイメージ付けるものなので、どちらかというと「クロはリーシェとジルクリードとともに戦乱の世を駆け抜ける」といったように、クロをメインにして欲しいなーと思いました。
ですが、固有名詞はなるべく出さないことをオススメします。頭に入らず抜けていくことになりがちです。

内容に関してです。
キャラが一気にたくさん出てきて、どことも分からない場面に急に移るので、初めの方でかなり混乱しました。序章の部分が長いです。
さらに視点も目まぐるしく変わり、結局クロウツェルがエルクリノスに無理やり従わされた（と思われる）アルテに騙されたことくらいしか分からなかったです。本編に入って、感想を書く段階でもう一度読んでから初めてロザリアやアルバートが序章に出ていたと知りました。
国関係は未だにピンときていません、何やら王家の失墜を目論んでる輩がいるようですが……どういう動きをしているかさっぱり分かりません。
あと、魔皇族ってなんでしょうか。
すごいヤバい存在なのは分かりましたが、せっかく出てくるならどんなやつか教えて欲しかったです。
魔王の手下？それとも冥界の遣い？すごくモヤモヤしました。

さらに言うと、物語がどうしても単調になりがちだと感じました。メチャメチャ重要な部分がサラッと流されていませんか？何度かあれ？ってなりました。重要な部分にインパクトを与えるべきです。いっそのこと改行を多めにしてもいいと思います。
[一言]
物語において疑問に思ったことを書きます。これに関してはアドバイスとすると作品の主体性を欠くことになるので、ただの感想だと思ってください。

序盤の部分なんですけど、
名前の分からない自分が罠にはめられた。そこから記憶をなくした状態でスタート
程度でいいんじゃないでしょうか。
個人的には、初めからクロが神前提（もし違うなら、それは恐れ多いくらいに壮大な伏線です、マジすげぇ）というよりかは、読者と共有しながら自分の存在が何かが分かっていく、という方が展開的にワクワクします。

クロってなんでも軽く引き受けますよね。牢屋みたいなところで見ず知らずの人の願いを安請け合いする部分は、カッコよさではなく軽薄さを感じました。少し事情を聞いて、悩んで、迷ってもいいのではないでしょうか。

他のキャラのレスナー、ジルクリードも命を賭すほどクロを想うには足りないような気がします。リーシェは何か裏事情がありそうですね、これは今後に期待です。

ロザリア、アルバート、リリアンに関しては、序盤の話をすっ飛ばしても楽しめると思います。ドラノフがどのような行為をしたかは、ロザリアあたりと出会った時にザックリとした状況説明でいいかな……

ほかにも武器屋の人が簡単に情報屋について口を滑らしたり、認められる要素が分からないままレスナーのところに居候したり、痒いところに手が届かない感じがスゴイモヤモヤします。もう少しそこら辺を深掘りして欲しいですね。


総評ですが、プロット自体はワクワクさせるような話ではあるのですが、それを文法やストーリー構成で台無しにしちゃってもったいないなと感じました。
以上です。超長文で申し訳ありません、ありがとうございました。

[良い点]
重厚な王道ファンタジーというのが伝わってきます。
練られた設定も、相当な量だとお見受けします。
人間関係にも魅力が見えます。
[気になる点]
文中に用いる三点リーダ（……）は２つ単位です。
また、セリフ「」の最後に　。は付けません。
地の文の段落を変える時は、文頭を一文字あけましょう。
現時点最新の「少年クロ」だけ、とんでもなく尺が長いので、小分けにすれば読みやすいと思います。
[一言]
お互い精進しましょうっ