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[一言]
 こんにちは。もはやどこからかはわかりませんが、誰かのリンクを伝ってここにたどり着きました。

 本論の趣旨にはほぼ同意できます。
漱石と鴎外はパワープレイヤーで、ほかの作家とは積んであるエンジンが違うみたいな感じを受けます。

 漱石は、非常に頭のいい方でしたが、生い立ちはかなり悲惨なこともあったらしく、精神病も周期的に出ていたようです。
 そんななかで彼は血みどろになりながら、自分の個性(主体性)を作り上げていった。その壮絶な戦いと「ガッツ」には尊敬しかありません。
 『明暗』が未完におわったことは本当に残念でした。完成していたら、漱石が全人生をかけて出した答えが読めるはずだったのに。

 漱石はあんまり女遊びをする人じゃなかったみたいで、作中女性にリアリティがないというのはよく言われているようです。
 でも、漱石の奥様は悪妻として名高いのですが、正直鏡子夫人でなかったら、この若干精神病はいっていて勝手に大学講師をやめて新聞社に入る男を支えきれなかったとおもうんです。
少なくとも私なら無理です(笑)。

 まあ明治の人は根性が違うといってしまえばそれまでなんですけれども。漱石の「血みどろの戦いの記録」が現代を生きる人間の心をも打つし、なんらかの指針ともなりうると私は考えています。
 
 急に来て勝手なこと書き散らして申し訳ございません。不安定な天候ですが、どうかご自愛ください。
[一言]
なろうには珍しい正論正道ですね
個人的に漱石は好きでも嫌いでも無いです
弟子にあたる芥川の方が自分には合ってるかな
賢治や太宰も作品は好きですが、人間的にはどうかな

むしろ漱石の生涯を書いたのがあれば読みたいです、出来たら漫画などで
『坊っちゃん』『こころ』ぐらいしか読んでませんが
漱石論は吉本隆明の「漱石を語る」とかがいいですかね。江藤淳もいい。

「門」なんかいいんですけどね。漱石にしてはほっこりしてて、好きですね。
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