エピソード222の感想一覧
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[一言]
百合ものの読みすぎで忘れてましたが、魔王が女性って現地の人からしたら想像もつかないですよね…最序盤でアーシャも驚愕してましたし
百合ものの読みすぎで忘れてましたが、魔王が女性って現地の人からしたら想像もつかないですよね…最序盤でアーシャも驚愕してましたし
エピソード222
すみません、返信できていませんでした!
ええ、魔王、と聞いて女性を先に想像する人は多分そうはいないんじゃないかと。
まして大陸の人達は、情報を制限されていますから……。
ええ、魔王、と聞いて女性を先に想像する人は多分そうはいないんじゃないかと。
まして大陸の人達は、情報を制限されていますから……。
- 鰯づくし
- 2020年 08月19日 02時50分
[一言]
ユーリィがアーシャに「もしもこの国で暮らせなくなったら、どうします?」と聞いたという事は、一度魔王島に送られた人が汚れ扱いされるのを知らないのでしょうか。
でもそういえば、島に来た時のアーシャもその辺りはわかっていませんでしたね。
魔王を倒した後の勇者についても、色々と心配がありますけれど……。
そして今までの描写を総合すると、大陸の人達の多くが人を機能(ユーリィなら魔王を殺す)と属性(平民)でしか見てなくて、一人ひとりに心があってそれぞれ違うことを感じて考えて生きているのを度外視している感じがひしひしと。
まあ、そういう見方でいた方が考えることも少なくて済むし、他人を踏みにじっても正当化したり目を逸らしたり出来るし、「自分は他の人のことをわかっていない」という不安感も自分の至らなさも見なくて済むのはわかるのですけれど、そこで開き直ると人として終わりな気が……。
一方で魔王島の人達は、もっと一人ひとりを見ようとしているように感じます。王都だけでも十五万人の住人に(ほとんどグレース一人で)十分な教育ができていたとは思えませんし、シュツラウム個人の人徳が広まるのも限度があるはずなので、これは多様な人達が多様なまま尊重し合って暮らしてきた結果なのかなー、とか考えました。
大陸側が一番まずい点は、現時点での生産性とかよりももっと根本的だけど抽象的で把握しにくい、人としての心構えや、しなやかさなのかもしれませんね。
8月6日の感想返しの
> きっとね、大陸側の生活は、人間のそれじゃなかったんですよ……。(笑)
を見て「誰うま!!」と思わず吹き出しましたけれど、色々な意味でこの返しが「その通りなんだな……」という感じがしました。
ユーリィがアーシャに「もしもこの国で暮らせなくなったら、どうします?」と聞いたという事は、一度魔王島に送られた人が汚れ扱いされるのを知らないのでしょうか。
でもそういえば、島に来た時のアーシャもその辺りはわかっていませんでしたね。
魔王を倒した後の勇者についても、色々と心配がありますけれど……。
そして今までの描写を総合すると、大陸の人達の多くが人を機能(ユーリィなら魔王を殺す)と属性(平民)でしか見てなくて、一人ひとりに心があってそれぞれ違うことを感じて考えて生きているのを度外視している感じがひしひしと。
まあ、そういう見方でいた方が考えることも少なくて済むし、他人を踏みにじっても正当化したり目を逸らしたり出来るし、「自分は他の人のことをわかっていない」という不安感も自分の至らなさも見なくて済むのはわかるのですけれど、そこで開き直ると人として終わりな気が……。
一方で魔王島の人達は、もっと一人ひとりを見ようとしているように感じます。王都だけでも十五万人の住人に(ほとんどグレース一人で)十分な教育ができていたとは思えませんし、シュツラウム個人の人徳が広まるのも限度があるはずなので、これは多様な人達が多様なまま尊重し合って暮らしてきた結果なのかなー、とか考えました。
大陸側が一番まずい点は、現時点での生産性とかよりももっと根本的だけど抽象的で把握しにくい、人としての心構えや、しなやかさなのかもしれませんね。
8月6日の感想返しの
> きっとね、大陸側の生活は、人間のそれじゃなかったんですよ……。(笑)
を見て「誰うま!!」と思わず吹き出しましたけれど、色々な意味でこの返しが「その通りなんだな……」という感じがしました。
エピソード222
そうですね、その辺りは生贄たちを返すことなく保護した魔王の施策によって、返ってきた者がいなくなったことにより、薄まったのだと思います。
逆に言えば、送り込んだ後はもう死んだものとして扱われていた、とも言えますが。
少なくとも描写されてきた王族貴族はそういった見方をする人が大半という設定で書いてきていますので、そこを読み取っていただきありがたいやら、申し訳ないやら。
色々な意味で他人に心を向ける余裕がないか、向けようとも思わないか、な人々が支配する世界は、どこか不気味でグロテスクなのかなと。そして、人間余裕がなければ案外そうなってしまうのかも、と思ったりしつつ。
魔王の島は元々個人主義的な魔族に支配されていて、大陸の枠組みからはじき出された、あるいは収まらなかった人達が来ていますから、おっしゃるような社会を築いたのかも知れませんね。
一番怖いのは人間、とはよく言ったもの……だったりするのでしょう、きっと。
逆に言えば、送り込んだ後はもう死んだものとして扱われていた、とも言えますが。
少なくとも描写されてきた王族貴族はそういった見方をする人が大半という設定で書いてきていますので、そこを読み取っていただきありがたいやら、申し訳ないやら。
色々な意味で他人に心を向ける余裕がないか、向けようとも思わないか、な人々が支配する世界は、どこか不気味でグロテスクなのかなと。そして、人間余裕がなければ案外そうなってしまうのかも、と思ったりしつつ。
魔王の島は元々個人主義的な魔族に支配されていて、大陸の枠組みからはじき出された、あるいは収まらなかった人達が来ていますから、おっしゃるような社会を築いたのかも知れませんね。
一番怖いのは人間、とはよく言ったもの……だったりするのでしょう、きっと。
- 鰯づくし
- 2020年 08月10日 18時13分
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