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[良い点]
 自分が持っていないものを持っているから恋い焦がれる、だけど同時にそのまぶしさに妬みや憎しみの感情を抱いてしまう……という、木星のアンビヴァレンスな感情が伝わってくるお話でした。
 太陽視点で語られたら、同じ場面でもまったく違った見え方になりそうな気がしますね。個人的にこちらのお話に出てきた太陽と向こうの太陽は同一人物かな?なんて想像を巡らせました。

 というのも向こうの太陽は幼い頃から月に見初められるために頑張っていた……というような記述があったような気がするので、月に振り向いてもらうために聖女として輝こうとしたのかな、だから木星の好意に戸惑いを見せていたのかな……なんて妄想が膨みました(笑)

 でも仮にそうだとすると、このお話は太陽と月の物語より前の時系列ということになりますよね。もしそうなら数年後、月の想い人を知ってしまった太陽の前に木星が現れて……みたいな展開も読んでみたいなと思いました。

 とは言え全然違ったら恥ずかしいですね(笑)
 勝手な妄想失礼しました!
  • 投稿者: 長谷川
  • 2019年 05月14日 08時40分
長谷川さん、お読みいただきありがとうございました!

今までの天体恋愛シリーズでは「純粋」な恋心を描いてきたので、今回は色んな感情を混じらせて描いてみました。木星の歪んだ心情を受け取っていただけて良かったです。

この話の太陽の扱いについては、私は正解を出さないようにしようと思っている(というか明確には定めていない)ので、あまり言えませんが、とりあえず色々と考えていただけてとても嬉しいです……! 「太陽と月と星屑」と合わせて深く読んでいただけているみたいで、はい、とにかく嬉しいです。(笑) 全然違うという訳じゃなく、良い感じに参考になる考察(妄想?笑)で、個人的にはとてもありがたかったです。

ご感想ありがとうございました!!
[一言]
太陽と木星のすれ違い……!
すれ違いってだけで美味しいのに、ここに執着心や劣等感があると
ますます素敵なものになりますね!
太陽が尊敬を抱いているのに対し、木星の歪みっぷりがたまりません。
ただ、太陽も好意に気づいていながら
それにあえて気づいてないふりをしているようにも見受けられました。
そこがまたいいです。(解釈違いでしたらごめんなさい)

個人的には太陽さんの幼い頃、あるいはもっと若い頃?
に二人が出会ったイメージを持ちました。

素敵なすれ違い恋愛物語、ありがとうございます!
美味しく読ませていただきました!
汐さん、お読みいただきありがとうございました!

今回は「天体恋愛シリーズらしさ」が薄めになってしまいましたが、それでも楽しんでいただけたようでほっとしました。
木星、太陽のそれぞれの感情・思いもきちんと受け取っていただけたみたいでとても嬉しい……! 木星はいろんな感情が混じった歪んだ思いを、太陽は純粋な尊敬の念を抱いていましたね。
太陽は木星の気持ちをけっこう無視してますが、実を言うと、太陽がああいう行動をとってるのにもそれなりの理由があったりします。

太陽さんの背景については、完全に読んでくださった方の解釈に任せようと思っているのですが、汐さんがイメージしたのは太陽の幼い頃、と。確かにこの頃の方がより純粋であどけなくて、可愛らしいですよね。笑

感想ありがとうございます!
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