エピソード2の感想一覧

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[気になる点]
なるほど、作者さんの中では名前について独自の理由付けがあるのですね。
ただまあ、本文を読んでいてそれが伝わらない限りは描写不足ということになってしまうのですが……


>個人名だけ地球とまったく同じにしているのは、読者が名前を覚えやすく、特色(地球でいえばどの辺りの国になるのかなど)をわかりやすくするためにあえて個人名だけ地球と同じで表記しています。

作者さんのこの意図が効を奏しているかは疑問で、個人的には逆に混乱を招いていると思います。
その最たる要因は、前述したように「英語や独語では断じてない」と言い切った直後にアルベルトやシャルロッテなど独語そのものが出てくるからで、読んでいて「んっ???」となります。

独語がどうこうとわざわざ書かずに、しれーっとシャルロッテ、アルベルトの名前だけ出していれば、他のなろう作品と同じように「気にしないでおこう」と流しておしまいなのですが。


>また地球と同じ表記にしているのは個人名のみであり、主人公が「地球で言えばこの名前に当たる」と脳内で変換してあるだけなのか、実際にまったく同じ名前が使われているのかは明言されていません。

これをあえて明言しない必要性も分かりません。
何かの伏線や、物語の核心というわけでもない……と思いますし。(間違っていたら本当に申し訳ございません)

「彼らの言葉はまったく未知の言語なんだが、なぜか名前だけは地球と同じなんだよなー。謎だ。」
とか、
「本当は名前も異世界独特の言葉なんだけど、俺は脳内でアルベルトと呼んでいる。」

みたいな一文があれば、「ふーん、変なの」ぐらいで済む話なんですけどね。

そもそも名前を脳内変換するという行為もよく分かりませんが、つまりは「この名前は翻訳すると『一番目の男の子』だから『一郎』と変換しよう!」みたいなことでしょうか?
これ自体だいぶ謎な思考ですけど、主人公がシャルロッテやアルベルトの語義を知っているとも思えないですのでますます謎です。
[一言]
すみません、返信を読んで余計に気になってしまった部分を細かく突っ込んでしまいましたが、作者さんに十分な意図がおありだということはきちんと理解しましたので、この先はいちいち引っ掛からずに読み進められそうです。

主人公が精神的BLの葛藤に揺れる姿が見られないのは少し残念ですが、TS百合も好きなので楽しみです!

丁寧なご返信ありがとうございました!
  • 投稿者: ジバ
  • 2020年 07月24日 22時35分
 感想ありがとうございます。

 脳内変換というのは長男だから一郎や太郎という定番という話ではなく、例えば地球人には発音できない音とか、表記できない音で一番近いのが本文中で言及されてる名前なのかもしれないという可能性も含まれています。

 生まれて間もなくよくわかってない時点で突然「この国の名前だけドイツ形式で、隣国の名前だけフランス形式になっている!」とか説明し出す方がおかしくないですか?それこそ何故外に出歩けないのにそんなことを知ってるのかって違和感ありませんか?


 まぁそれらはただのとってつけた理由で、メタいことを言えば、プロイス王国はプロイセン、フラシア王国はフランス、ブリッシュ・エール王国はイギリスがモデルになっており、登場人物が

 ゲオルクならプロイス人(ドイツ人)
 ジョルジュならフラシア人(フランス人)
 ジョージならブリッシュ人(イギリス人)

 と読者が直感的にわかるように名前だけは地球に準拠しているだけです。作者が独自にプロイス人はこういう名前の傾向がある!フラシア人の名前の発音はこう!と決めてもそれを全て説明しない限り読者にはわかりません。

 かといって全て説明していればただ作者が考えた設定だけを読まされている風になって面白くないでしょうし。それを飽きさせず読ませるように書くものだと言えばそうかもしれませんが、その説明を省いてお約束の共通認識にする方が良い部分は省いているだけです。


 こちらは異世界戦記物で人物描写やドラマは少なめになっています。異世界戦記物がお好みなら良いですが、読み手を選ぶ尖った作品ですので、もしTS百合などがお好みであれば同一作者の『悪役令嬢にTS転生したけど俺だけ百合ゲーをする』の方がラブコメディで誰にでも読みやすくなっているかと思います。
[気になる点]
なろうあるあるとして、異世界のはずなのに英語や独語などの固有名詞が使われていたり、日本語でのダジャレが成立したり――なんてことがよくあるけど、そこは気にしたら負け! というのがあります。

とはいえ、

>聞こえてくる言葉はまったく知らない未知の言語。英語や独語や仏語なんてメジャーな言葉では断じてない。

と断言した舌の根も乾かないうちに

>春花だからフローラってか?笑えない。

とか、シャルロッテとか、アルベルトとか、フォンとか、さすがにそれはちょっと釈然としないなーと(笑)
1文字2文字でも適当にもじれば、既存の言語とは似て非なるものにできるんですけどねー。

でもまあ、気にしたら負け、気にしたら負け……と自分に言い聞かせながら続きを読ませていただきます。
[一言]
TS転生は大好物ですし、キーワードの「精神的BLあり」もかなり気になる要素なので、この先の展開が楽しみです!
  • 投稿者: ジバ
  • 2020年 07月24日 18時29分
 感想ありがとうございます。

 春花がフローラと思ったのは主人公の中だけの話で、この世界においてフローラという名前が花と春と豊穣を司る女神からきている名前であるかどうかはわかりません。一人称で語られている内容は視点者の考えであって、必ずしも全てが正しいとは限りません。

 また地球と同じ表記にしているのは個人名のみであり、主人公が「地球で言えばこの名前に当たる」と脳内で変換してあるだけなのか、実際にまったく同じ名前が使われているのかは明言されていません。

 個人名だけ地球とまったく同じにしているのは、読者が名前を覚えやすく、特色(地球でいえばどの辺りの国になるのかなど)をわかりやすくするためにあえて個人名だけ地球と同じで表記しています。

 読者の方は気にしていないでしょうから気付いている人もほとんどいないと思いますが、初期の部分に関しては主人公の一人称ですら横文字はほとんど使わないように気をつけております。

 横文字で使われているものは、主人公がこちらの世界で開発したものを元の世界の名で広めているもの、またはこちらの世界でも広めた概念など、他に言い表しようがない言葉などに限られております。

 後半になってくると、主人公が広めた言葉や概念、あるいは主人公内だけの地の文で他に適切に言い表すのが難しい、言葉が長くなる場合のみ横文字を使っています。


 TSした主人公が男と結ばれる展開をご希望でしたらそういった展開はありませんのでご注意ください。

 精神的BLタグは「主人公が男キャラに好意を寄せられるから精神的BLだ!」とか、なんならいっそ「男性キャラが出て来たから精神的BLだ!」とかいう方が湧いてくるためにつけているものです。

 TS主人公は男性キャラに好意を寄せられたり、当然男性キャラも登場しますが、男性キャラと結ばれることはありません。

 作者のTS作品は全てTS百合作品です。
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