エピソード162の感想一覧

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[一言]
 「重力加速度の影響で内臓が破壊される」とあるのですが、文脈上は速度ベクトルの変化によるものなので「重力加速度」は単なる「加速度」ではないかと思います。地表付近の重力加速度を1Gとする加速度の単位「G」が知られていて、後ろで「横G」という言葉が使われているのですから、ここは「高G」が良いのではないかと思います。

 物体に加速度をかける【礫】の応用で加速度を打ち消す魔法が組み込めそうですが、演算が大変でグレモリー・グリモワールのレベルでは不可能だったのですね。

尾津幹賢様

重力加速度は地球などの巨大な質量を持つ物体が相互作用として物体を引きつける力という意味と、単位としての意味があります。
作中の意味は後者です。
後者の意味には、尾津幹賢様がご指摘になった横G縦Gなどに使われているGで表される単位が正に単位としての重力加速度です。
加速度(メートル毎秒毎秒)では、そもそも単位が異なりGとは表記されません。
飛行時のマニューバによる人体への影響という場合、通則として重力加速度のGで記述されます。
なので単位としてのGを表記する場合、加速度ではなく重力加速度の影響と記述しなければ物理学的に整合しません。

加速度ではなく、重力加速度の人体への影響を打ち消す事はグレモリー・グリモワールになら可能でしょう。
そのようなギミックを搭載した飛行物体は既存です。
グレモリー・グリモワールはそのような飛行物体を造れます。

ただし魔法による戦闘を主眼とする飛行魔法の運用において、作中のシチュエーションでは単に演算リソースや魔力をそれに割く事で得られる恩恵と比較して、主たる目的を果たす為にあまり効率が良くないとグレモリー・グリモワールが判断したのでやらないだけ、あるいは指導を受ける子供達にはまだ無理だと判断したのだと思います。
飛行制御にリソースを割けば、攻撃魔法や防御魔法に割くリソースが少なくなりますので。
優先度の問題でしかないと思います。
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