感想一覧

感想頂きありがとうございます。

企画が終わったあとも、このように読んで貰えるというのは大変嬉しい事です。

こちらは私の中でも問題作でして、どうしても幸せな最後というのが思い付きませんでした。
それぞれが思い描く理想を希望として仄めかして、完全なバッドエンドだけは避けたのですが、それが読者の方々に何かを残すものとなったのなら幸いです。
ですが、二人はどうなるべきなんでしょうね、結局。

改めまして、ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

こちらを書くと決めてからインドについて調べたため、浅い知識ではありますが無理なくお読み頂けたでしょうか。
インドのウニについては、「喰えたもんじゃない」と仰っている方がいたので、そうなんだろうなと思うことにしました。

アオイ君、そのうち帰らなくてはいけないんですよね。
その際には、僕はこう考えていて君を幸せにするためにまた戻って来るよ、と言って日本へ帰って欲しいものです。
ですが、彼女に希望を与えることがむしろ負担になりかねないんですね。
約束って形が無いから不安にさせてしまうことでしょう。
どうすれば二人は幸せになれるのか。
無責任ですが、完全に私の手に負えない結果になってしまいました。

近付くほどに傷を負ってしまう二人は、痛みを共有できればいいのですが、その痛みもそれぞれ違うんです。

ウニインド企画。
私自身もこんなに傷を負う結果になろうとは……。

ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。
初めまして。
私が書いた物についてこのように考察して下さり、とても嬉しく思います。

こちらを書き始めるにあたり、旅行記などを記した個人ブログや映像からインドのことを調べました。
インドのカースト制度とは、かつてほど強く残る文化ではないという認識でしたが、やはり一部では根強く残る慣習などが存在するようです。
その中でも、デーヴァダーシーというカーストがあることを知りました。
神に仕える者とされていた彼女達を想うと、何とも言えない気持ちになります。

アオイ君は4回生の夏休みに何もかも投げ捨てて海外旅行をするという、とんでもないことをしています。逃げちゃったんですね。人よりちょっと突出した繊細さと行動に移せる静かな大胆さを持ち合わせています。モラトリアムのために院へ行くつもりでしょうか。
とにかく彼の抱える悩みとはほとんどが本人の頑張りで何とかなるものです。

対して彼女の人生はそうもいかないんですよね。
この時点で二人の間には大きなズレがあります。
彼女にとって、実に自由なアオイ君はさぞ眩しく輝いて見えたでしょうね。
ですが、自身の置かれた環境ゆえにその光に手を伸ばすことは躊躇われるわけです。
彼らが本当に幸せになるためには、いくつもの壁を突破しなくてはいけないのです。

書き終わってから、アオイ君はどうするべきかと考えましたが、もし彼女がインドを離れたとしても、ただ幸せだけを感じ生きることが出来るだろうかと悩みました。彼の行動次第だと思いましたが、やっぱりそうもいかないのかなと。
アオイ君の生まれた海で、家族を故郷に置いてきた彼女は自分の気持ちに折り合いをつけることが出来るでしょうか。
出来ないでしょうねぇ。
学生にはあまりに難しい恋愛へ足を踏み入れてしまったんですね。

続編とかあまり書かないのですが、うーん……。
救ってあげたいです笑
いや、これ以上は蛇足になるでしょう。
お互いの純粋に好きな気持ちは通じ合っていますし希望です。
ですが、それだけに悲劇なんですよね……。可哀想なことをしてしまいました。


私も色々と考え込んでしまいました。
物語に寄り添って下さった素敵な感想をありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

重苦しくままならない二人の関係ですが、ほんの僅かな希望だけは残してあげたいと思いながら書きました。
また、読んで下さった方に、どんなことを感じて頂けたかを知ることが出来るのは何よりも嬉しいです。


視点切り替えと時系列の入れ替えは、もし上手くいかなかったら本当に訳の分からないお話になってしまうだろうと不安でした。
皆さんの感想を励みに、自信を持って書けるように勉強して参ります。

ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

初めまして。
ネオ・ブリザードさんのことは、颯爽と現れてヒヤッととする贈り物をして去って行く謎のお方、という認識で存じておりました。
お会い出来て嬉しいです。

あまり褒めちぎられては、自惚れてしまいそうです。
たくさんの素敵な作品に支えられながら、毎回頭を捻って書かせて頂いております。

男性は少し呑気で世間知らず、女性はひたすら重く暗く、という感じで性格を決めて書き始めたところ、すぐに動き出してくれました。
テーマは難しかったのですが、方向性が決まっていただけに書きやすかったのかもしれません。

いや、正直ウニについては「こいつをどこで出すべきか……」と少し悩みました。
そのように仰って頂けて安心しました。

改めまして、お読み頂きありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。
企画から知って頂いたのでしょうか。

このように文章を書いている目的というのも、日本語を思い通りに使いこなしたいというのが一番でして(きっかけこそ違いますが)、そのようにお褒め頂いたことは何よりの励みとなります。
こちらもその目的のもと、今まで書いたことのないテーマに挑戦させて頂きました。
表現力、については一生懸命に辞書を引き、頭の中のあれこれと辻褄が合う言葉を見つけ出した結果であり、そのように言って頂けたことはとても嬉しく、どこか恥ずかしくもあります。ですがやはり、嬉しいです。

大人でなく、熟成されてもいない私ですが、このようなご感想を裏切らぬよう、これからも精進して参ります。

……ちょっと固いですかね。

とにかく嬉しかったですと、そのことをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

こちらを書くにあたり、まずはヒロインが出来上がりました。
国が違うという以上に主人公とは色々と隔たりを持たせられそうだと。
浜辺でアオイ君の手を取り「嬉しいわ」なんて言ったら彼女ではないんですね。
確かに嬉しくはあるのですが、そう簡単ではないというか。
私自身も上手く伝えることができたのか分かりませんが、雨音さんにそう言って頂けて嬉しいです。

こちらこそ、雨音さんの今後の創作活動を応援しております。
ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

ここまで汲んで頂き、まるでほぼ解説のようなご意見、感謝致します。
彼女はあのような人生を歩むことを生まれながらに決定されたのです。
諦めの中で、時として自身の精神を体から遠ざけながらも強く生きていた訳ですが、アオイ君がそれを乱してしまったんですね。
もしかして私も幸せを望んでも良いのでは、と彼女は迷いますが、それを決定づけるのはアオイ君の行動次第なんですね……。

改めまして、ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

彼女の人生は彼女自身のためだけにあるのではないのですね。
だからアオイ君の気持ちには素直に答えることが出来ないのでしょう。
それ以上に彼が強引であればいいのですが……。

私も二人には幸せになって欲しいですが、本当に気持ちが通じているなら、あとは本人次第ということで。
あまりにも幸せを与えてしまっても台本でしかなくなってしまうと思いまして、心苦しいですがこんな感じに終わらせました。続き、書きたいですけどね。

ありがとうございました。

感想頂きありがとうございます。

『キュンキュン』という言葉を知らないため、今回は重苦しくすることに努めました。
それでも何か感じて下さる方がいらっしゃるなら、それは有難いことです。

そうなんですよね、好きだからこそ嘘を見抜いて本心に気付いて欲しいというのが彼女の気持ちにあったのかもしれないです。
でも思ったよりアオイ君が堅物というか奥手だったんですね。
しっかりして欲しいです。

楽しんで頂けてとても嬉しいです。
ありがとうございました。