感想一覧
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[気になる点]
凄いね真田モン。
真田家の人間はみんな素晴らしい方なのかな。領民を水牢に入れて殺す人は生まれてこないに違いない。
歴史家は客観的であるべきみたいな文章があったような気がするんですが、作中でも主人公がそのようなことを言っていた気がするんですが、それで言うと一人称小説なのが疑問であるし、一部の武将やその家系の人間を好意的に描写しすぎているのではないかなと疑問に感じます。
あと、マルチバースとかの説明もどうかなと思いました。
別の宇宙の自分たちの可能性をいじくることに疑問を感じないんでしょうか。それに、自分たちがいじくれるのなら、他の宇宙の自分たちも私たちの歴史に介入してる可能性が出て来る気がするんですが……。
[一言]
と、なんか否定的な感想を書いてしまいましたが、知的で読み応えのある作品だなって思います。
続きが読みたいです!
作者様の時間に都合がついてやる気が満ちて作品の続きが書かれることを期待しております。
自分と違う考えがあるってことは楽しいことだと、そう思える作品だなって思っております。
凄いね真田モン。
真田家の人間はみんな素晴らしい方なのかな。領民を水牢に入れて殺す人は生まれてこないに違いない。
歴史家は客観的であるべきみたいな文章があったような気がするんですが、作中でも主人公がそのようなことを言っていた気がするんですが、それで言うと一人称小説なのが疑問であるし、一部の武将やその家系の人間を好意的に描写しすぎているのではないかなと疑問に感じます。
あと、マルチバースとかの説明もどうかなと思いました。
別の宇宙の自分たちの可能性をいじくることに疑問を感じないんでしょうか。それに、自分たちがいじくれるのなら、他の宇宙の自分たちも私たちの歴史に介入してる可能性が出て来る気がするんですが……。
[一言]
と、なんか否定的な感想を書いてしまいましたが、知的で読み応えのある作品だなって思います。
続きが読みたいです!
作者様の時間に都合がついてやる気が満ちて作品の続きが書かれることを期待しております。
自分と違う考えがあるってことは楽しいことだと、そう思える作品だなって思っております。
エピソード12
[良い点]
前作に続いて、とても楽しく読ませていただいています。
なかなかないしそうそう書けない作品だと思います。
早くコンテナ単位で装備を換装できる緑色のジェット輸送機を配備して欲しいw
[気になる点]
京都で社会経済を学んでいる者ですが、現代の場面で違和感を覚えました。
私は歴史を学ぶことは物事を相対化する視点を得ることだと考えています。それは自分の正義信念に絶対の自信を持つことなく、目前の情報をこれは本当に全ての真実か?と常に疑いを持つ視点です。それは「間接的にしか知らない物事の善悪を極力断定しないこと」でもある。
そんな私から見て、現代を描写する語り手たちは少々「断言しすぎ」に思えました。現代を説明するにあたって、主人公たちは政治の舞台の諸々を説明する資料を十全に持っているのでしょうか。
たとえばFF35の例だと「ご機嫌取りとの批判が絶えない」といった表現でなければ誠実ではありません。作品世界ではご機嫌取りは事実なのだと思いますが、それを確実な情報として知りうる立場に語り手たちはいるのでしょうか?
誰かが不合理な弁明を繰り返していると思ったら、合理的な理由もあって不合理なのは批判のほうかもしれないし、逆もまた然り。
ある批判/讃美(つまるところ断定)を目にしたとき、そこに言及されていない自分の知らない合理性/誤謬がある可能性に思いを馳せることこそが知性ある思考であり、現代の社会的な分断を乗り越えるために必要だ、というのが現時点での私の結論です。
足利尊氏に対する見方が江戸幕府と明治政府と現代で大きく違うように「未来の視点」なんてものは結局偏ったものです。歴史を学ぶことや知性を語った歴史学者が同時代の政治を批判一辺倒にとらえていることに違和感がありました。そんな歴史学者現実にはごろごろいますが。
語り手の言う知性(教養)がその後の言葉を見るに一面的すぎるように感じる?国際的には相対化できていても、国内では善悪の相対化ができていないようで矛盾を感じる?みたいな感じです。
[一言]
まあそんな思考だとおちおち風刺もできませんし、この作品がブラックジョークのフィクションであることは重々承知しております。
設定がとても秀逸で知らず現実をシミュレートをしている気になっていたり、地震の日付から現在を強く想起してしまったりしてついコメントしてしまいました。
思うところを過不足なく伝えようとして冗長な文章になるのは悪い癖ですね、、
長くなってしまいましたが、戸部典子や李博士達豊かなキャラクター達が、この作品がとても好きです。
大変かと思いますが、これからも更新頑張ってください。楽しみに待っています。
前作に続いて、とても楽しく読ませていただいています。
なかなかないしそうそう書けない作品だと思います。
早くコンテナ単位で装備を換装できる緑色のジェット輸送機を配備して欲しいw
[気になる点]
京都で社会経済を学んでいる者ですが、現代の場面で違和感を覚えました。
私は歴史を学ぶことは物事を相対化する視点を得ることだと考えています。それは自分の正義信念に絶対の自信を持つことなく、目前の情報をこれは本当に全ての真実か?と常に疑いを持つ視点です。それは「間接的にしか知らない物事の善悪を極力断定しないこと」でもある。
そんな私から見て、現代を描写する語り手たちは少々「断言しすぎ」に思えました。現代を説明するにあたって、主人公たちは政治の舞台の諸々を説明する資料を十全に持っているのでしょうか。
たとえばFF35の例だと「ご機嫌取りとの批判が絶えない」といった表現でなければ誠実ではありません。作品世界ではご機嫌取りは事実なのだと思いますが、それを確実な情報として知りうる立場に語り手たちはいるのでしょうか?
誰かが不合理な弁明を繰り返していると思ったら、合理的な理由もあって不合理なのは批判のほうかもしれないし、逆もまた然り。
ある批判/讃美(つまるところ断定)を目にしたとき、そこに言及されていない自分の知らない合理性/誤謬がある可能性に思いを馳せることこそが知性ある思考であり、現代の社会的な分断を乗り越えるために必要だ、というのが現時点での私の結論です。
足利尊氏に対する見方が江戸幕府と明治政府と現代で大きく違うように「未来の視点」なんてものは結局偏ったものです。歴史を学ぶことや知性を語った歴史学者が同時代の政治を批判一辺倒にとらえていることに違和感がありました。そんな歴史学者現実にはごろごろいますが。
語り手の言う知性(教養)がその後の言葉を見るに一面的すぎるように感じる?国際的には相対化できていても、国内では善悪の相対化ができていないようで矛盾を感じる?みたいな感じです。
[一言]
まあそんな思考だとおちおち風刺もできませんし、この作品がブラックジョークのフィクションであることは重々承知しております。
設定がとても秀逸で知らず現実をシミュレートをしている気になっていたり、地震の日付から現在を強く想起してしまったりしてついコメントしてしまいました。
思うところを過不足なく伝えようとして冗長な文章になるのは悪い癖ですね、、
長くなってしまいましたが、戸部典子や李博士達豊かなキャラクター達が、この作品がとても好きです。
大変かと思いますが、これからも更新頑張ってください。楽しみに待っています。
感想ありがとうございます。
今回は現代への風刺と言うか批判も含めて書こうとして難しさも感じています。政治的立場として、先生はかなりリベラル、戸部典子はネオリベ的という設定になっています。リベラル対ネオリベという対立軸はかなり難しいなと実感しております。右左の対立よりも現代的な状況はこうだろうと思うのですが、書きにくいのです。そのおかげで、文章もクドくなりがちで、クドくなっても「これで分かるのだろうか」と何度も書き直してしまいます。十万字以上を費やしても言いたいことの半分も語れないことに苛立ちを感じながらも、小説と言う表現形態はこういうものなのだと妙に納得しています。
FF35の話しは複線でこの後にもでてくる予定ですし、国際救助隊のメカも再登場予定です。
こういう無茶な話を書けるのがネット小説の良いところで、こんなモノを読んでいただける読者の皆様がいらっしゃることが面白いところです。これがブラックジョークであることを理解していただけるだけで、なんとありがたいことか。
長い物語になりそうですが、ラスト近くで大きな問題提起をしてみようかと思っております。ただ、その問題の解答をまだ思いついていないのです。書きながら考え、考えながら書く。どこかで破綻をきたしてしまいそうなのですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
今回は現代への風刺と言うか批判も含めて書こうとして難しさも感じています。政治的立場として、先生はかなりリベラル、戸部典子はネオリベ的という設定になっています。リベラル対ネオリベという対立軸はかなり難しいなと実感しております。右左の対立よりも現代的な状況はこうだろうと思うのですが、書きにくいのです。そのおかげで、文章もクドくなりがちで、クドくなっても「これで分かるのだろうか」と何度も書き直してしまいます。十万字以上を費やしても言いたいことの半分も語れないことに苛立ちを感じながらも、小説と言う表現形態はこういうものなのだと妙に納得しています。
FF35の話しは複線でこの後にもでてくる予定ですし、国際救助隊のメカも再登場予定です。
こういう無茶な話を書けるのがネット小説の良いところで、こんなモノを読んでいただける読者の皆様がいらっしゃることが面白いところです。これがブラックジョークであることを理解していただけるだけで、なんとありがたいことか。
長い物語になりそうですが、ラスト近くで大きな問題提起をしてみようかと思っております。ただ、その問題の解答をまだ思いついていないのです。書きながら考え、考えながら書く。どこかで破綻をきたしてしまいそうなのですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
- 高木一優
- 2019年 08月04日 16時50分
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