感想一覧

▽感想を書く
[気になる点]
標準語は東京方言がベース、はいいとして、
武家言葉うんぬんは 出典が加藤 ゑみ子 2000年以降しかありません。
この人の著書を見ると、江戸しぐさとかでっち上げるマナー講師の類だと(私は)思います。
wikipediaは誰でも書けるので、参考になる辞書ではなく、出典を探すリンク集だと(私は)思います。
あげられたうち、信頼できる(と私が考える)辞書などの情報源には「江戸吉原で用いられた遊里語。」としかありません。
遊里語と金持ち語の間を埋めるのは、別の方が感想に書いてるのが近いんじゃないかなと思います。

あと、エッセイは好きなこと書くものだから、好きなことかいてもいいけど、
「私が思った」とか「TVで聞いた」「学者が言ってた」とか主語がわからないと、受け取るのに困る。
「私の意見」とわかっていれば、フーンそう考える人もいるんだ、と読み飛ばしますが。

  • 投稿者:
  • 男性
  • 2019年 11月28日 13時40分
ご忠告、感謝します。
次回からは気を付けようと思います。

ありがとうございました。
[一言]
感想欄のやり取りが気になったので、私も少し調べてみました。
『令嬢言葉』の定義がよく分からないので話がずれるかもしれませんが、明治期の女学生の言葉についてです。
以下にまとめます。

明治期の女学生の話しことばには二つの系統がある。一つは「遊ばせことば」を含む上品で丁寧なことばであり、もう一つは「〈てよ、だわ〉ことば」を含む女性専用の終助詞を用いたことばである。

前者は室町時代の「女房詞」に由来し、貴族階級(宮中の女官)で使用されていたことばが次第に武士階級でも使われるようになった。その後江戸時代の「お屋敷ことば」になり、お屋敷勤めをする町人娘を通して庶民へも広まっていき、東京の女ことば(山の手ことば・遊ばせことば)へと引き継がれていった。

後者「〈てよ、だわ〉ことば」のルーツは花柳界・遊里のことばであるとする説が多いが、定説とはなっていない。
この「〈てよ、だわ〉ことば」は、当時の識者の間で甚だ評判が悪いものであり、尾崎紅葉はその「言尾(ことばじり)」を「異様」だとしている。

また、「ざます、ざんす」も遊女・芸者が使用していたことばである。しかしこれは明治の女学生には引き継がれず、中・上流婦人の山の手ことばに取り込まれていった。その理由については、幕末に多くの芸者たちが明治高官夫人となったからだという説がある。


と、お二人のお話を合わせたような内容になりました。色々な説があるのかもしれませんね。
調べてみて勉強になることが多く、面白かったです。
きっかけをくださってありがとうございました!

【参考文献】
「二葉亭四迷『浮雲』『平凡』で辿る女性語の変遷」(塹江美沙子 『ことば』34号 現代日本語研究会 2013)
「日本の女性語形成の要因」(塹江美沙子 『ことば』35号 現代日本語研究会 2014)
「日本の女性語を形成する〈上品系〉と〈フェミニン系〉」(塹江美沙子 『ことば』36号 現代日本語研究会 2015)
どれも現代日本語研究会のサイト(http://gendainihongo.sakura.ne.jp/gendainihongo/全号目次と電子版閲覧/)から閲覧できます。
  • 投稿者: 榛李梓
  • 2019年 11月27日 15時35分
榛李梓さん、感想をありがとうございます。

詳しくお調べになりましたね。

こちらもまた話はズレるのですが、遊女や芸者さん達の貴賤をどう捉えるか、というのも個人的には面白い着眼点だと思いました。

ただの遊女なら扱いは低く、太夫や花魁にまで登り詰めると士族や、ときには大名をも袖にしたとも言われ、民からも憧れられる存在になる。

その辺りから考察するのも、面白いかもしれません。

ありがとうございました。
[気になる点]
「武家言葉」といえば、ナントカにて候(そうろう)、なんてのは聞きますが、
女性つまり武家の妻が話す時にどういう言葉を使っていたかはよく知りませんでした。
ちょっと調べてみると、ちょっと調べたくらいではわからないことがわかりました。

調べるのに苦労してる研究者の声が見つかったくらい。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/a_r/ouraimono_talk019_mastui.htm

最初に「どこ情報?」と聞きましたが、再度
「ようです」「そうです」がどこで聞いた情報か教えてください。

  • 投稿者:
  • 男性
  • 2019年 11月26日 09時03分
山の手言葉については、この辺りの情報を参考にしました。他にもあったかもしれませんが、思い出せません。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A8%80%E8%91%89

https://www.froma.com/contents/life/48342/

https://kotobank.jp/word/%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%99-511933

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E8%AA%9E 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E8%A8%80%E8%91%89

https://www.wikiwand.com/ja/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B9%E8%A8%80

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E8%AA%9E


廓言葉についてはあまり調べていませんが、これです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%93%E8%A9%9E

https://www.oiran-taiken.com/oiran_column/wording.html

そして、私の意見や主観も大分混ざっていると思います。

ありがとうございました。
[気になる点]
『令嬢言葉』が由緒ある『上流階級の言葉』 ってどこ情報? 遊女つまりオミズ言葉のはずですが。

  • 投稿者:
  • 男性
  • 2019年 11月25日 21時10分
鷹さん、感想をありがとうございます。

一応、wikiなどで調べましたが、遊女達の使用したという『廓言葉』も『地方出身者』達同士での意思疎通が難しい為に、共通認識できる言葉を使おうという趣旨で生まれた言葉のようです。

そして、『山の手言葉』は元々は『上方の皇室』で使用されていた言葉と、『武家言葉』が混ざってできた言葉のようです。それを下地にしてできたのが『標準語』なのだそうです。

ある意味、『廓言葉』は『標準語』の先駈けとも言えるでしょう。

ただ、廓言葉、遊女言葉は『遊郭内のみ』で使用する為の言葉で、外へ向かって発信されるべき言葉ではなく、外に逃げた遊女を見付け易くする為に使わせる言葉でもあったので、山の手言葉とも少し違うのではないでしょうか?

発生の仕方は似ていても、使用目的とその広まり方が全く違う種類の言葉ではないかと思われます。

ちなみに、関西の遊女は特別な廓言葉を使用するのではなく、地方出身者にも関西弁を話させていたそうです。

お答えに、なっているでしょうか?

ありがとうございました。
[良い点]
やはりざますはインパクトありますね。某ロボット猫に限らず、F先生の諸作品には欠かせないキャラでしたね。
水渕 成分さん、感想をありがとうございます。

自分は某ネコ型ロボット以外の『ざます』キャラはあまり知らないのですが、『ざます』は強烈ですよね。『ざんす』も、なかなかのインパクトだと思いますが。(笑)

読んでくださり、ありがとうございました。
↑ページトップへ