感想一覧

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[良い点]
命を助ける、ほっこりするお話でした。
終盤の「もう少し」のあたり、主人公がパクッと食べられたりするかなと、ちょっとドキドキしました。

懺悔します。
私、感想欄を見るまで森のカエルかカガミッチョだと思ってました…!(それは指の間の膜です。)
最初はモグラか昆虫かなと思って、フクロウに食われるサイズなら昆虫かなあ? ……膜? じゃあ、トカゲかカエルかなと。
ちゃんと読まなかった事が一番問題なのですが、モモンガやムササビは近所では見ないので、そのせいなのです(言い訳)
[一言]
飯田橋でコノハズク! うわぁ、すごいのと出会いましたね。
都心のほうはネズミが多いと聞きますし、猛禽類に頑張って欲しいです\(^o^)/
こた☆カン@年内は繁忙期さま
読んでいただき有難うございます。
人により分断された森でしょう。主人公が素直に不思議な兄弟を助けたのは夜にも明るくなってしまった事への罪悪感かも知れません。
この、文章の中に「ムササビ」「モモンガ」と入れると何故だか一気に現実に引き戻されて余韻がないのです。
なので、なんとか「妖しい」「ちいさきもの」で通して、最後に被膜を広げて飛び立ったら、分かってもらえるかな~という読んだ方頼みでした。
飯田橋、九段下、そこから秋葉原と都会を移り住みましたが、時折ですが、野生の生き物に遭遇します。
靖国神社にはモモンガがいて、東京大神宮にはムササビも居るとテレビでやっていました。

コノハズクは車に衝突したのでしょう。片目が飛び出ていました。
それを押し込みながら、数分走り東京大神宮に放そうとしましたが、爪や嘴で噛む、突く、顔の皮膚に爪が貫通して引っ張られると、散々な目に遭いました。
目玉を眼孔に収めた時に、神宮にたどり着き(その頃は門は夜も開いていた)中に入り放しました。
夜の中でも、なお暗い木々の中に力強く飛び姿を消しました。
ほっとして帰る前に門で一礼したら、頭上から鈴が鳴りました。
鳩よりも小さな生き物でしたが、激しく猛禽類でした。
目玉を押し込んだのが正しい治療だったとは思えないのですが、狩りをする生き物は両目が見えんといかん!と必死だったのです。
ああ、無駄に昔話をしてしまいました。
感想をいただき、本当に有難うございます。
[良い点]
実話が元になっているせいか、リアルで本当に良かったと思います。
鈴が鳴ったなら、大丈夫。受け入れられたと思います。
何げに古風な言葉使い、想像すると可愛いです。
優しい心遣いに満ちたほっこりするお話ですね。きっと二匹は幸せなのだろうと思います。

[一言]
読ませていただきありがとうございました。
  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2020年 11月04日 18時31分
古都ノ葉さま
読んでいただきありがとうございます。
実話では一方的な攻撃しか受けませんでしたが・・・
しかし、顔をかきむしられ血だらけになり、車に当たったらしい血だらけのコノハズクではありましたが、社に頭を下げてお願いをしたときの頭上の鈴の音は(門には鈴はない)神様の了解を感じました。
あのコンハズクが生き延びて欲しいと思い、出来た作品でもあります。
もっと、気持ちを言葉で確かめ合えることが出来れば。
もっと、向こうに私の攻撃しないという事が判ってくれたなら。
そうして出来た物語です。
受け取って頂き、感想をいただき、有難うございました。
[良い点]
動物は、助けてもらった恩を感じるようなので、この影たちも、きっと主人公への恩を、忘れないでしょうね。
それにしても、都会に森が少なくなっているのは、自然が遠ざかるようで寂しいですね。
  • 投稿者: Kobito
  • 2020年 10月29日 17時48分
Kobitoさま
この度は、何の挨拶もせずにいきなりの参加をお詫びいたします。
また、この様な企画を上げていただき、私のような下に埋もれている作品に日の目を観させていただいたことに感謝いたします。
獣の情というのは、とても純粋で深いものだと思います。
きっと忘れずに、子供が出来たら、この話をするのでしょう。

人の場所から自然が遠のき、灯りが始終灯る場所には、人の闇が凝り、それもまた物語にはなりそうですが、ただ恐ろしく終わりそうです。物語にも自然の優しさがあると安心をしますね。

嬉しい企画をありがとうございました。
また読んでいただき、感想をいただき、とても嬉しいです。
これからの励みになります。頑張れます。
[一言]
こんにちは。
ほっこり童話集企画より参りました。

兄弟の正体は、野衾だったのですね!
現代社会に生きる私たちから見ると、モモンガやムササビは確かに可愛らしい生き物ですが、江戸時代の人々からみるといきなり空から滑空してくる彼らは、謎の(そして恐怖の)物の怪だったことでしょう。

拝読しながらかなりドキドキしていたのですが、読み終わったあとに「ほっこりだから、ハッピーエンド!」だと気がつきました。ホラーな気分を味わった初読ですが、2回目はほのぼのを堪能させていただきました。

フクロウも生きていかねばならないのですよね……。
あの大きな森で、彼らがたくましく生きていけますように。
石河さま

まずは・・・誤字の連絡を頂戴しまして誠にありがとうございます。
加えて恥ずかしくもあります。何度も読み返しているのに違っている・・・これからも御指南願います。

自分では兄弟はモモンガの設定でした。子供だと、丁度二匹手に収まる位なので。しかし、物語の中で「モモンガ」「ムササビ」と書いてしまうと妙に醒める感じがありましたので、その確定する言葉を避けました。
江戸の時代は森も多く暗闇ばかりで夜行性の獣は必要以上に恐れられたことでしょう。
頭上は目も灯りも届かぬ場所。妖怪だと勘違いされても仕方ありませんね。
野生の獣である兄弟たちは、母を失ってもフクロウを恨むこともなく、ただ生き抜こうとするだけだと思います。

靖国の道路とは反対側の森は結構深い場所もあるので、きっと仲良く生きていけるでしょう。

まずは、最初の頃に石河様に感想を頂いたので続けてこれたようなものです。
そして一年ほど経ち、再び読んでくれたことに、感想を書いて頂いたことに感謝申し上げます。有難うございました。
[良い点]
プロットがしっかりしたお話。
[一言]
心優しい感じが作品全体に漂っている。もののけ兄弟が可愛らしくて好きです。読みながら夏目友人帳を思い出しました。
コノハズク、東京にもいるんですね。
もののけ兄弟もコノハズクも神様に受け入れられたのでしょうね。
  • 投稿者: 紫月
  • 2020年 08月14日 04時01分
いつも感想をありがとうございます。

夏目友人帳は好きなので、とても嬉しいです。
コノハズクは関東では夏鳥になので、薄着で傷だらけになりながら捕まえたのを思い出します。でも、もしかしたらペットで逃げ出したのかも知れませんね。

自分お怪我を無視してでも病院に連れていけなかった後悔が残っている出来事を、昇華したような感じです。
この話のように、本当にあの小さな猛禽類が神社の守り森に受け入れられたと信じたいです。

読んでいただき、ありがとうございました。
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