エピソード74の感想一覧

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[一言]
 返事の返事になってしまいますが、失礼します。

 自分が訊きたかったのは、この亡命に関する事じゃなくて、アメリアの婚約破棄騒動時の話です。


 危機感知能力があるマルティナの親父さんは、なぜマルティナに偽証させるのを認めた(見逃した?)のか?

 特大復讐劇(とんでもなく大きい危機)のトリガーを引く助けなんて、娘のマルティナに何故させてしまったのか。 危機感知出来るなら、しなかった(させなかった)だろうに。

 と言う質問です。

 アメリアの事なので、頂いたお返事では少々納得できなかったのです。 すみません。


 娘の独断で知らなかったのか? 娘から相談されて、ゴーサインを出してしまったのか? 王子からの強制か、利権をチラつかされた?

 アメリアがまさかとんでもない魔法を手に入れるなんて思わなくて、
 上記やそれ以外のどんな経緯でも感知出来なかった~とか言う、
 実は大したことが無い感知能力でしたって事でしょうか?
  • 投稿者: まい
  • 2020年 02月16日 18時54分
感想ありがとうございます。



ヴィクトルの持っている勘は所謂、時流を読む能力や相手の言葉の裏に秘められたものを読み解く、或いは相手の貴族が自分を何かの罠に嵌め様としているのかが分かるという、貴族に必要な能力の延長上にあるものです。

ですが、どれ程優れた施政者であったとしても、防ぎ様の無い自然災害や天災という様な突発的に起きる事を想定する事やあらかじめ知る事は不可能です。アメリアが力を手に入れた経緯やその力を振るって復讐をするというのはそう言った天災に分類されると思っています。

彼は自分のいる派閥、つまりはアメリアの実家であったユーティス侯爵家の派閥に属していましたが、今自分がいる派閥が沈みゆく船だと直感したヴィクトルは派閥を裏切りました。また、娘にもそれを促したりしていたのですが、ヴィクトルには天災に等しいアメリアの復讐という事態を想定する事は不可能でした。

もし、この事態を想定できていたら、それは流石に予知のレベルなので、そもそも、亡命の件でアメリアに嵌められる事は無かったでしょうから流石にそこまでの力はありませんでした。
  • YUU
  • 2020年 02月20日 11時15分
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