エピソード21の感想一覧

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[良い点]
ガチンコ、なんてのは元来相撲用語ですよ。
ルールで縛らない限り、格闘技なんて見るに耐えないものにしかならんです。
K-1が初期に人気が出て、やがて尻すぼみになったのは、派手なKOが無くなったからです。
アレ、初期は「技術が無くて」KO連発できたんですよ。技術が上がったらディフェンスが上がって、KOなんて簡単にはできなくなる。
そうすると派手なKOシーンが無くなって、興行的に人気がなくなる。食えなくなる。
だから、筋書き(ブック)が出てくるんですよ。
沢村忠の頃のキックボクシングはブックがあったという話を読んだ事があります。本当かどうか知りませんが。

もはや、今のプロレスは、ブックありの所までオープンにしてます(特にアメリカは)。見てて楽しめる「スポーツ・エンターテイメント」に昇華したんです。

WWE(当時WWF)の人気プロレスラー、ミック・フォーリーはノンフィクションを書いて文名を高めましたが、彼は自著でこんなことを書いています。
「角材で殴られて、裂傷で耳がちぎれそうになった。格闘技なら試合が止められるだろう。だがプロレスはインチキのショーだから試合が続いた」

総合格闘技の試合で、試合中の事故で死んだ選手って聞いたことないです。ボクサーは死んでますけど。
試合中に死んだプロレスラーは遥かに多くいます。
試合の後遺症で半身不随になったレスラーも、引退後に自殺したレスラーも多々います。
みんな「インチキのショー」に命をかけてるんです。
  • 投稿者: 結城藍人
  • 男性
  • 2020年 01月03日 14時48分
 感想、ありがとうございます。
 多分、プロレスラーの練習風景ってファンが見たら幻滅するか、ドン引きするほど過酷なものだと思うんです。そんな内幕など決してファンには見せてはいけない、ってのがプロの姿勢なのでしょう。華やかなリング上のファイトを見てたらその裏でどれほど過酷なトレーニングが行われてるか考えれば分かりそうなものなんですけどねえ……でも、そこであえて過酷な部分から目を背けるのもファンのあるべき姿勢なのだとも思います。

 そんなことなど考えもせずに公衆の面前で「ホントに戦ってるんですか?」とか言いたがる人種の神経が理解できないというか、またそういう人種が頭いいとか本気で思ってる人がいるっぽいのも信じられません。
 当方にしてみれば脳内お花畑のめでたい人々としか思えませんけどね。ある意味、そういうことを言いたがる人たちが存在するってことは、プロレスラーの技術がいかに凄いか、って証左でもあるんですけどね。

 昨年マサ斎藤氏が亡くなった時、翌日早速「監獄ロック!」とか「巌流島決戦!」とか言いたがる人がいます。多分どこにでも一人はいます。もう前の日にワイドショーでやってたことそのまんま。まあ、ご多分に漏れずつまらなくて薄っぺらいパーソナリティーの人種なんですけどね。こういう人は大抵、こういう一言を付け加えて墓穴を掘ります。「誰も見てないとこでよくやるよね」
 本当に頭悪いとしか言いようがありません。誰も見てないのになんでアンタは知ってんの? ワイドショーで映像流れてたってことはそれはもうプロレスの試合でしょってのが自分で言ってて分かんないんでしょうね。
 本当に誰も見てないところでやってる映像なんかワイドショーなんぞで流れるわけもないし、プロレスファンですらない一般人が知るわけないんですよね。その程度の発言が出ることでプロレスへの理解がいかに浅いかを露呈しています。もちろん当方はそういう人種とプロレスを語り合いたいとは思いません。(というか端から無視してます)
 そういう知ったかぶりをしたがる人が当方を含めやたら多いのもプロレスならではなんですね。非常に深くてアングラな世界なんですけど、人はどうもそういう世界の通ぶりたがる性向があるようにも思えます。それもまたプロレスの魅力のひとつなんですけどね。
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