エピソード3の感想一覧

[気になる点]
「まさかしらないのか？　オヤジがあんなにしゃかりきになってる理由を」
「理由……あるのか？」
「ほら、貴族ってある程度年いったら家督を譲るのが常識だろ？」
「そうなんだ」

　それは知らなかった。
　俺の考えてることを、ブルーノは正確に読み取った。

「やっぱり知らなかったのか。まあ、のんびり屋のお前らしい。貴族の家督ってよ、死んだ後に移すとごたつくんだよ。そうなるよりかは、生きてて権力を持ってるうちに譲った方が、その後の混乱を治められるんだよ」
「へえ」

　その発想はなかった。
　お貴族様ってのも大変なんだな。

「それをやった方がもめねえですむ。まあそれで、俺達も気ままに過ごせるんだがよ」
「なるほど」
「だがよ、そこで問題が一つ出てくる。うちはオヤジが譲った瞬間、四代目になって貴族返上、庶民転落だ」
「……あっ」
「家督を譲った後も、仕事丸投げして、権力をもったまま楽しむのが当たり前だから、このままじゃそれが出来ねえから、オヤジは必死なんだよ」

　なるほど……。
　確かに、よく考えたら、自分の次の代が平民になるからといって、そこまで必死になるのもおかしい話だ。
　父上のそれは鬼気迫っている、まるで自分の事のように。




ここのやり取りの意味が分かりません。いきなり出てきた四代目の意味もわかりませんし、家督を譲ると貴族でなくなる意味も分かりません。この世界の身分制度は何か特殊なようなので、をちゃんと説明して下さい。

[一言]
氷って何処まで知ってるかよな。文明科学が発達してれば水を冷やせば冷やすほどできるから水魔法さえ使えれば問題ないしね（笑）お湯もそうやな