エピソード131の感想一覧

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[良い点]
第五部は、人間関係の息苦しさがとても生々しく、読んでいてハラハラしました。
物語的な緊迫感に加え、ラスティから見た、とても個人的な不安や恐れなどの感情がとてもリアルで、引き込まれました。

今まで巻き込まれ系の、若干空気読めてない感じだったラスティに、ようやく覚醒イベント(?)がやってきて、真っ直ぐな格好良さと爽快感がありました。

ハリーというキャラクターは、やっていることはかなりクズな感じなのに、その内面が丁寧に描かれているせいで、全然憎めない。
むしろ彼に同情というか、感情移入をしてしまって、シリアスな場面では彼の描写を色々と見たいなぁと思ってしまします。
その悲しい悪役さが、とても魅力的だと思います。
でもまだエド推しです。

六部に入っての平和なパートは、久しぶりにゆったりとラスティとヴィーのやりとりが見られて、とてもほっこりしました。
きつめのヴィーもクールでかっこいいですが、無邪気な一面が見られると、読んでいて和みます。
そんな中だからこそ、自分の価値を高めようとするラスティの姿勢が、彼の成長しようとする意志を如何わせて、のほほんとしているだけではないんだなぁと見直しました。
[一言]
相変わらず文章が魅力的すぎます。
流暢で簡潔な、美しい文面。素敵です。
続きを楽しみにしています。
  • 投稿者: セカイ
  • 2020年 08月16日 22時44分
最新部までの感想をお寄せいただき、ありがとうございます!

本当にようやくラスティの覚醒イベントが出せた、という感じです。カッコいいと感じてもらえてよかったです。

ハリーのクズさを感じていただけて嬉しいです(笑)
作者も、最初はとことん嫌な男として書いてやろうと思っていましたが、書いているうちに感情移入して憎めなくなってしまいました……。彼の真情をしっかり書き切れたらいいなと思います。

引き続きエドを推してくださるなら、見せ場ももっと作らねば!

六部にほっこりしていただきありがとうございます。久々に二人の仲睦まじい姿を書けて楽しかったです。色々な物事を見て、知って、成長しようとするラスティの姿に注視していただき、ありがとうございます。

六部は後半から一気に不穏になるので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。
  • root-M
  • 2020年 08月17日 15時09分
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