感想一覧

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[良い点]
 よくあるSFに見られるような機械やギミックが一切ないのに拘わらず、"これはSFである"と読者に思わせる作品ですね。
[一言]
 ずいぶん昔のSF映画である、"惑星ソラリス"のラストシーンを思い出しました。

 良い点でも書きましたが、パッと見では"SF"というよりは"ファンタジー"な雰囲気を感じましたけど、最後まで読んでみるとちゃんと"SF"でしたね。
 正直、メカやら未来的なモノを一切出さなくても"SFは書ける"、という事を証明した稀有な一作だとも思いました。

 やっぱりたまり殿の発想はスゴイっすねぇ(^^)b
酔勢倒録さまこんばんはー!
なんと、こちらにも感想をいただき感謝です★

>よくあるSFに見られるような機械やギミックが一切ないのに拘わらず、"これはSFである"と読者に思わせる作品ですね。

素晴らしい賛辞をいただき、恐縮です
じつは古典SF好きなのですが、どうにもこうにも、
SFはなろうでは日の当たらないジャンルなのですが……(汗

(とはいえ、本作は一瞬ですが、SFジャンルで日間一位を頂きました!)

>ずいぶん昔のSF映画である、"惑星ソラリス"のラストシーンを思い出しました。

ポーランドのSF作家の作品ですね
高校時代に読んだはずなのですが、詳細はわすれちゃいました(汗
でも、海が生きていてゲフンゲフン……という意味では
そういうイメージが脳内の残っていて、オマージュしている感じですね。

いろいろな作品のエッセンスは、たまに作品に顔をだします。
ハヤカワ文庫とか好きなんですけど……。なかなか活かせませんねw

(拙作の中では『未来賢者カレルレン』がSF要素強めなのですうが、
 うーん。あまりウケませんでしたねぇ……w)

> 良い点でも書きましたが、パッと見では"SF"というよりは"ファンタジー"な雰囲気を感じましたけど、最後まで読んでみるとちゃんと"SF"でしたね。
> 正直、メカやら未来的なモノを一切出さなくても"SFは書ける"、という事を証明した稀有な一作だとも思いました。

おぉ……嬉しいです!

ありがとうございます。
本作の親子が生きているのは超未来の出来事なのですが、
SF的なプロセスを経て、この舞台設定が出来た、、、という感じです。

確かにファンタジー的な世界観ですが、
ファンタジーとSFの境界は曖昧なのかもしれません。
どう表現するか、どう感じさせるか……。同じ素材でも味付けで変わってくるみたいな。

>やっぱりたまり殿の発想はスゴイっすねぇ(^^)b

いっ、いえいえ、そんな(汗
大変なお褒めを頂いた感じで嬉しいのですが、
「たまりは単なる粘液、ドロドロ好きなんじゃないか説」がw

応援いただき感謝です★
ありがとうございましたっ!
[良い点]
『かつて太平洋と呼ばれていた目の前の海は(信じられないことに!)塩水で満たされていたという。』
冒頭のこの一文、特に文書の途中の『(信じられないことに!)』というところがハヤカワの海外SFっぽい感じで、すごく引き込まれました。
になろうさんこんにちは!

>『かつて太平洋と呼ばれていた目の前の海は(信じられないことに!)塩水で満たされていたという。』
冒頭のこの一文、特に文書の途中の『(信じられないことに!)』というところがハヤカワの海外SFっぽい感じで、すごく引き込まれました。

ああっ♪ 嬉しいです。私もハヤカワの海外SFで育ったクチなんですよー。
独特の文体、雰囲気がありますよね。

本作も少しだけそんな感じで楽しんで頂けたら幸いです
ありがとうございました!
[良い点]
SFファンタジーなのに難しく無い。感覚的な読了感でありながら、科学的でもあって、スライムの海に美しさを感じました。
[一言]
同じ物ばっかり食べてたら飽きるから、炊くとホカホカのお米みたいになるリボソームとかも欲しいですね。ミトコンドリアを食べる時は、いったんリボソームにバウンドさせてから。
パン×クロックスさまこんばんはー!
スライムの海に美を見い出していただき、嬉しいです★
「スライムと海」という組み合わせはまるで「少年と海」みたいな←いいすぎw

>同じ物ばっかり食べてたら飽きるから、炊くとホカホカのお米みたいになるリボソームとかも欲しいですね。
>ミトコンドリアを食べる時は、いったんリボソームにバウンドさせてから。

美味しそうですwww
まさかの細胞内器官グルメ。新しいジャンルが誕生してしまった・・・

ありがとうございましたっ!
[良い点]
たまり先生、短編の投稿、お疲れ様です。
スライムを語らせたら右に出る者はいないのでは!?(笑)
それにしても……出遅れました。orz

巨大スライムが海を覆っているとはシュールな世界ですね。
しかし奴らもそろそろ餌が枯渇してくる頃では!?
対する人類は劣勢なようですが、スライムの器官を採取して食糧にするとは逞しいものです。
さて、海洋を覆ったスライムは次なる進化を始めそうです。
一方、人類の方も何やら変化しつつあるようですが、彼らの住む世界はどうなっていくのか!?
最終的には、ガイア理論のように惑星規模で自我に目覚めそうな感じがしました。
[気になる点]
誤字・脱字等の報告
恒例の誤字報告をしております。
一部参考意見もありますので、適当に取捨選択願います。
[一言]
①南極の氷に封じ込められていたものが、温暖化で融解し出現した。→…、温暖化で解けて出現した。 でも可。
②あるいは宇宙から飛来した隕石に取り憑いていた、などだ。→…隕石に取り付いて… でも可。(元々スライムは精神生命体のようなものだった?)
③強力な酸性を帯びた粘液は、人間の肉を焼き骨さえも溶かすのだから。→強力な消化酵素を…、人間の肉を消化し骨さえも… でも可。(案外と肉は酸に対して耐性あり。逆にアルカリの方に弱いですね)

葛城遊歩さまこんばんはー!

>たまり先生、短編の投稿、お疲れ様です。

短編でお茶を濁してしまいましたw

>スライムを語らせたら右に出る者はいないのでは!?(笑)

いえいえ出遅れなんてとんでもございません!
コメント頂けただけでもうれしいんです。

>それにしても……出遅れました。orz

スライムのスペシャリストwww
ググレカス「ギリリッ(嫉妬)」

>巨大スライムが海を覆っているとはシュールな世界ですね。
>しかし奴らもそろそろ餌が枯渇してくる頃では!?

>対する人類は劣勢なようですが、スライムの器官を採取して食糧にするとは逞しいものです。

最初に食べ始めたのは絶対アジア圏の人たちだと思いますw

中国人「炒めたアル」
韓国人「辛くしたニダ」
日本人「生で食べるのが粋」

>さて、海洋を覆ったスライムは次なる進化を始めそうです。
>一方、人類の方も何やら変化しつつあるようですが、彼らの住む世界はどうなっていくのか!?
>最終的には、ガイア理論のように惑星規模で自我に目覚めそうな感じがしました。

全ての生命を飲み込んで、一つになって・・・

宇宙に向けて胞子(種子)を飛ばす展開は、星先生をはじめ、
既に何人かのSF作家が書かれていますっけね。
想像力ではかないません・・・

>誤字・脱字等の報告
>恒例の誤字報告をしております。
>一部参考意見もありますので、適当に取捨選択願います。

恒例w
感謝です!

>①南極の氷に封じ込められていたものが、温暖化で融解し出現した。→…、温暖化で解けて出現した。 でも可。

解けて がいいいですね

>②あるいは宇宙から飛来した隕石に取り憑いていた、などだ。→…隕石に取り付いて… でも可。(元々スライムは精神生命体のようなものだった?)

そこは深い意味はなかったですw

>③強力な酸性を帯びた粘液は、人間の肉を焼き骨さえも溶かすのだから。→強力な消化酵素を…、人間の肉を消化し骨さえも… でも可。(案外と肉は酸に対して耐性あり。逆にアルカリの方に弱いですね)感想、

なっなるほど……!
アルカリでヌルヌルして美人の湯、みたいな。
うーーーーん
粘液は強力なアルカリのほうがいいのかな・・・
本気で悩みますね。

ご指摘感謝です
ありがとうございましたっ!
[良い点]
なんだか綺麗な光景を想像した。ミトコンドリアのソーセージが無性に食べたくなった。

「瞳がエメラルドに染まる」ということに考えさせられた。

考えてみれば、数十億年以上昔に、地球上の真核生物とミトコンドリアが出会い、真核生物の「瞳がエメラルドに染まる」ということによって新たなる進化の道が開いた。そのことによって生物はエネルギー利用が可能になり、今の私たちへとその命が連なっている。
『やがてカイルの瞳も、父と同じ綺麗なエメラルドに染まるだろう』。そして、その後に何が起こるのだろう。

生物の進化の瞬間に立ち会ったような読後感でございました。
[気になる点]
スライムが海を覆い尽くしたのならば、熱塩海洋循環や風成海洋循環が止まり、地球の気候は氷河期へと移行するのではないか、と一瞬思ったりもしたがそういう突っ込みは野暮だし、そのあたりはスライムが上手にやってくれているのだろうと脳内処理した。
  • 投稿者: 池田瑛
  • 2019年 09月26日 17時02分
池田瑛さまこんばんはっ★

>なんだか綺麗な光景を想像した。ミトコンドリアのソーセージが無性に食べたくなった。

ミトコンドリアの食感は「シャウエ●セン」的w
パリッとした皮が美味しいソーセージです。

>「瞳がエメラルドに染まる」ということに考えさせられた。
>考えてみれば、数十億年以上昔に、地球上の真核生物とミトコンドリアが出会い、
>真核生物の「瞳がエメラルドに染まる」ということによって新たなる進化の道が開いた。

おぉ…‥! 流石です。まさにそれに近いイメージです。

マクロとミクロ
未来と過去が交じる本作のテーマでもあります。(←うそだ、今考えたんだw

>そのことによって生物はエネルギー利用が可能になり、今の私たちへとその命が連なっている。
>『やがてカイルの瞳も、父と同じ綺麗なエメラルドに染まるだろう』。そして、その後に何が起こるのだろう。
>生物の進化の瞬間に立ち会ったような読後感でございました。

ありがとうございます★
SFな終わりかたでしたが気に入っていただけて幸いです。
共生の道を歩むのですが、人類は果たしてどうなるのでしょう。

>スライムが海を覆い尽くしたのならば、熱塩海洋循環や風成海洋循環が止まり、
>地球の気候は氷河期へと移行するのではないか、
>と一瞬思ったりもしたがそういう突っ込みは野暮だし、
>そのあたりはスライムが上手にやってくれているのだろうと脳内処理した。

うぐぐw
SFならそのあたりの説明も……とおもいましたが、短編なのでそのあたりは脳内補完でお願いいたします……。

感想、ありがとうございましたっ!
[良い点]
スライムに触れると溶ける、細胞にたとえたことが面白いです。文章も読みやすかったです。
水渕 成分さんこんばんはっ!
感想をいただきましてありがとうございます。

アイデアを評価してくださり感謝です。
生物学的には「アメーバ」なのかもしれませんが、ここでは親しみやすいスライムと表記しました。
読みやすいという一言も、この上なく嬉しいです。
ありがとうございましたっ
[良い点]
海がスライム化した未来、という発想が斬新なところが良かったです。

スライムも案外おいしそう、と思えてきました。
  • 投稿者: すー
  • 2019年 09月26日 13時17分
すーさんこんにちは!
感想までいただきまして感謝です★

スライムは雑魚で悪者、最弱。そんなファンタジー一辺倒なイメージを少し変えられたらと思いました。
ちなみに、ミトコンドリアはパリパリのソーセージ的な味わいですw

ありがとうございましたっ!
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