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[良い点]
読み込んでいくと普通におもしろい。
3-4話辺りまで読むと、そのまま特に詰まるところもなく最後まで興味を持って読めました。

・モモネの初期の謎キャラぶりが良いです!
キャラへの興味で中盤まで読み進められました。

・主人公が結構能動的に動くところが良かったです。
[気になる点]
導入が良くない気がします。
1回目は一番最初で「犯罪物か……好きなジャンルじゃないな」とブラウザバックしてしまいました。
[一言]
どうも、Youtubeのライブ放送から来ました。なないです。
Youtubeのリンクから辿ってこの作品を最後まで読んでみたので感想を書かせていただきます。
個人的な感想ですが、分析的に書くので偉そうになってしまうかもしれませんがご容赦ください。

まず、総評を言うと「読み込んでいくと普通におもしろいけど、導入がすごく悪い」気がしました。
ある程度進んでしまえばかなり面白く、そこからは最後まで読めてしまう物語だと思いますが、ほとんどの人がそこに到達する前にブラウザバックしてる気がします。
一言で言うと「その後に起こる面白いことへの『予感』が足りてない」気がします。

○冒頭
殺人事件とか探偵物を読みたいわけじゃない普段の自分だと即バックしてしまいます。
また、物語本編が神獣とかに関わっていくのに、ここだけ読んでもそんな雰囲気が一切ありません。
普通に犯罪推理物かな?と思ってしまいました。
物語全体の雰囲気?を最初から見せていくべきだと思います。
神獣の存在とかをうまく匂わせれば、もっと興味がひけると思います。

主人公である真岡が捜し物のために突撃するところからは普通に面白いので、そこから始まった方が読みやすいかも。

○二話目
「さ、採用通知がないーーー!?」
って冒頭から騒いでくれた方がわかりやすいかと思います。
電話をかけてから「!」をつけて話していますが、最初の方は全くもって落ち着いているので切迫感を感じませんでした。
こういうのは読者に「大変だ! このあと主人公はどうやってこの逆境を切り抜けるんだ!?」と思わせることが大事だと思います。
実際、自分も主人公が捜し物のために探偵事務所に突撃するところから、突然面白く感じました。

○細かいところ
「神獣を探してほしい」という依頼が来るときに、探偵側が簡単に受けすぎてる気がしました。
現実と同じ感覚だったら「そんな神話の存在を普通の探偵に探せと言われてもねぇ」という反応が妥当に思えます。
普通なら探偵が断るところを、学者側が納得させるか金額でごり押しして無理矢理受けさせるのが普通に思えます。
後の方で「ありもしない神獣探しなんて無理」と言っていますが、最初でその反応があった方が自然に思えます。

○モモネ
このキャラの存在はかなり面白いので、できるだけ早く出してほしいです。
初見さんはこのキャラに会う前にブラウザバックしてる可能性が高いと思います。
(ちなみに、自分も最初におもしろいキャラを全然出せてないかも……と再認識しました)
 
○エンディングについて
主人公サイドについては「めでたしめでたし」でよかったのですが、悪役の普神についてよくわからずもやもやとしたところが残りました。
殺人にまで及んだ動機が理解できず、最後までの謎の人でした。
事件の終わりで「実は過去に~~なことがあって道を外れて~」みたいな話があったほうが、(陳腐ではありますが)納得感があったと思います。
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